全ての子どもにチャンスを『FCベルテール・レーヴ』スタート
皆さんこんにちは!
八王子に、知的障がいを持つ子どもたちのサッカーチーム『FCベルテール・レーヴ』が誕生しました!
チームを創設した一般社団法人「チャイルドライフ」と共にご紹介します。
知的障がいを持つ選手のサッカーチームを新設
知的障がいを持つ子どもたち(中学生以上)のサッカーチームが誕生しました。作ったのは、一般社団法人「チャイルドライフ」。目標は「全ての子どもにチャンスを」「全国大会へ」。
取材は、JR八王子みなみ野駅前の学生会館内にある、一般社団法人「チャイルドライフ」にて行いました。
まず、代表の庄司孝さんより、新チーム創設に至った経緯を。
「チャイルドライフは2011年に、地域の課題であった待機児童解消のための学童保育を開設し、現在は、障がい児の通所支援施設を中心に、学童保育、障がい児相談支援事業所、サッカーチームの運営などを行い、地域で子育てしやすい環境を作ることを目指して活動しています。さらに11月6日からは、障がいのある人、ない人の共生社会の実現に向けて、ベルテール『夢』プロジェクトをスタートします。そのプロジェクト発足と同時に設立するのが、知的障がいをもつ子ども達のFCベルテール・レーヴ(レーヴは仏語で夢という意味)です」
スペインではプロも
和仁(わに)拓也監督(JFA公認B級ライセンス・知的障がい者サッカーB級ライセンス、FCベルテール監督)より。
「私たちは、『FC ベルテール』というサッカーチームを持っています(小学生・中学生)。次いで、台町では障がい児の 放課後等デイサービスでサッカー教室も始めたところ、もっと本格的にやりたいという子どももいるので、『チームを作ろう』ということになりました。
左から、和仁さん(監督)、庄司さん(代表)、縄手さん(教育研修部)
私自身、障がい者のサッカー指導者資格のための講習で、日本障がい者サッカー連盟(会長:北澤豪)には、知的障がいを始め7つのサッカー連盟があることやスペインではプロで活躍する選手もいることを知りました。
全国大会もあり、都の選抜チームや世界大会(もう一つのワールドカップと呼ばれています)もあります。全ての子どもたちにチャンスを与えたいと思うと同時に、スポーツの機会を得にくい障がい児(者)にみんなでプレーする楽しさを感じて欲しいし、障がいのあるなしに関わらず、同じグランドでプレーする事で互いに成長できると思います」
同チーム発足に向けて、「体験会」や「記念講演会」も開催されます。
FCベルテール・レーヴ 体験会【参加無料】
会場
富士森公園クーバーフットボールパーク
入会条件
・中学生以上で療育手帳の交付を受けている
・サッカーが好きでうまくなりたいと思っている
・指導者の言語的指示とサッカールールが理解できている
日程
①11月14日(日) 9:00~10:00
②11月21日(日) 9:00~10:00
問合せ先
チャイルドライフ 042-657-2110
(担当:和仁 070-2175-0007)
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