月4回だけのご褒美時間。旬野菜のプレートランチが味わえる隠れ家カフェ

月に4回、週末だけオープンする小さなカフェがあります。木の温もりに包まれたロッジのような空間で、旬の野菜を使ったやさしいランチが楽しめる『Vegeware Café(ベジウェア カフェ)』。毎月訪れたくなる、その魅力を取材してきました。

緑に囲まれたロッジのような佇まい

高尾駅からバスで25分ほどの美山町。道沿いに、深い緑色の外壁と大きなガラス窓が印象的な『Vegeware Café』が現れます。

株式会社スペースウッドの商談スペースを使い、週末に月4回だけオープンする、ちょっと特別なカフェです。

店名の「Vegeware(ベジウェア)」は、野菜の「Vegetable」と、倉庫を意味する「Warehouse」を組み合わせて名付けられました。旬の野菜を大切にし、やさしい味わいを届けたいという想いが込められています。

駐車場は、建物横に2台分あり、

敷地内の坂を上った先に約10台分の駐車スペースがあります。

木の温もりと季節の空気を感じる空間

店内は、ふんだんに木が使われており、机も椅子も木の温もりを感じるロッジのような空間です。

取材に訪れた際は、暖炉に火が入り、店内にやさしい温もりと落ち着いた雰囲気が広がっていました。

テラス席もあり、季節の空気を肌で感じられるのも魅力です。

ペット用品も用意されており、ペット連れにうれしい配慮が感じられます。店内・テラスともにペット同伴OKです。

旬を味わうやさしいランチとカフェ

ランチはスープランチとカレーランチの2種類から選べます。

ドリンクやデザートもあり、カフェ利用もできます。

月ごとに旬の野菜を使ったデリやデザートが登場し、毎月訪れたくなります。

スープランチ1,400円

12月のプレートは、右回りに「フォカッチャ」「枝豆のツリーポテトサラダ」「タイ風そうめんかぼちゃ」「みかんと春菊のおひたし」「ミニトマトのピクルス」「マッシュルームのエスカルゴ風」「里芋のコンフィ」「五目春巻き」「かぼちゃのニョッキ」「手羽元のコンフィ」「マッシュポテトときのこのキッシュ」。そして中央には、「ミートボールとトマトきのこスープ」。全12種類が楽しめる、贅沢なセットです。

スープは「ミートボールとトマトのきのこスープ」と「焼き芋のポタージュ」から選べます。今回は、「ミートボールとトマトきのこスープ」をいただきました。具だくさんで、体の芯からほっこり温まるおいしさです。

クリスマスシーズンならではの「枝豆のツリーポテトサラダ」は、見た目も楽しく、しっとりとした味わいが魅力です。

自然農法で栽培された『oriori野菜』を使用した「里芋のコンフィ」は、里芋の旨味がじっくりと引き出され、素材の良さを感じられる一品でした。

さっぱりとした「タイ風そうめんかぼちゃ」は、思わず箸が止まらなくなるおいしさです。ひとつひとつ丁寧に作られた料理は、最後まで目でも味でも楽しませてくれます。

カレーランチ1,400円

12月の『カレーランチ』は、「ミートボールときのこのカレー」「かぼちゃのエスニックカレー」から選べます。プラス300円で、キッシュもつけられるのがうれしいですね。

デザート

ランチに、200円プラスするとデザートも楽しめます。今月のデザートは、『モンブラン風ミルフィーユ』と『いちごのミルフィーユ』です。

甘酸っぱいいちごとサクサクのパイが重なる『いちごのミルフィーユ』。軽やかな口当たりで、ついペロッと食べてしまう、クリスマス気分が上がる一品です。

『Vegeware』オンラインショップ

無添加・無着色で、素材の味を大切にしたベジタブルスープは、おうちでも楽しめます。公式オンラインショップでお取り寄せできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

取材中、スープの大ファンだというお客さんが、スープを買いに訪れていました。

店主さんからのメッセージ

店主のふみなさんと、もにかさんからメッセージをいただきました。「今後は営業日を少しずつ増やしていけたらいいなと思っています。自然の中で旬の野菜を楽しみたい方に、気軽に立ち寄ってもらえたらうれしいです。ワンちゃんも大歓迎なので、ぜひ一緒にお越しください」と穏やかな笑顔で話してくださいました。

暖炉の火を眺めながら、木の温もりに包まれていただくランチは、どこか心までほぐれるような時間でした。月ごとに変わる旬のメニューや、ペット連れでも安心して過ごせる配慮もうれしいポイント。自然の空気を感じながら、少し日常を離れた時間を過ごしたいときに、訪れたくなるカフェです。営業日や最新情報は、Instagramでチェックしてみてください。