シーシャ専門店が八王子にオープン!水タバコ cafe & bar Shi-Shark

シーシャ専門店が八王子にオープン!水タバコ cafe & bar Shi-Shark

八王子にリラックススペースが誕生!

2018 年あたりからブームになりだした水タバコの「 シーシャ 」。
水タバコってどうなの? 身体に大丈夫? と思う方はこの記事を読んでくださいな。
そしてリラックスしたいなと感じたら、落ち着いたカフェで誰もが瞑想に浸れるシーシャ専門店に Go!

水タバコってなに?

「 水タバコ( シーシャっていうんですって ) 」と聞くと……中近東風でちょっと妖しげな雰囲気を醸した薄暗い部屋でペルシャ調のラグに座った彫りが深くて目力のあるオッサンが気だるそうに燻らせる持ち歩けないタバコっていうイメージ( やけに明確なイメージだなおぃ )を持ってました(笑)。
とてもステレオタイプなイメージですけど、もしかしたら私と同じように水タバコを知らない読者のみなさんも同様のイメージを持ってらっしゃるんじゃないでしょうか。
気になって少し調べてみたら当たらずとも遠からず、水タバコの発祥は( 諸説ありますが )中近東と言われています。
水タバコが生まれた 16 世紀頃にはすでに紙巻きタバコが世界的に普及していましたが、中近東の気候の影響( たとえば暑い! など )で、水を使った喫煙具になっていったみたいですね。

上の写真は Shi-Shark さんで出してくれたシーシャの器具。小さなサイズもあるようですが、予想以上に大きく感じました

薮田織也

水タバコは身体に悪い??

水タバコもタバコの葉を使った嗜好品ですのでタバコにかわりはありませんが、水タバコの喫煙具は煙をいったん水に通して吸い込む構造になっているので、水溶性のニコチンなど、その他の身体に悪いとされている成分も「 水で濾過 」されてしまうのです。
タバコを一切吸わない人でも、シーシャならと楽しんでいる方がたくさんいらっしゃるようです。
( 今回取材した Shi-Shark さんではニコチンフリーのシーシャも楽しめます )

日本ではバブル期前後に水タバコを提供する飲食店が誕生したみたいですが、バブル崩壊とともに下火になっていったみたいです。
そんな水タバコが2~3年前あたりからまたブームになりつつあるそうで、2020 年 12 月 21 日に八王子でも『 水タバコ cafe & bar Shi-Shark 』さんがオープンしました。
店名の読み方は「 シーシャーク 」です。

瞑想しながらシーシャを楽しむカフェ

八王子ジャーニー内で最オッサンの私も、これまで一度も試したことのない水タバコ。
少しの不安と大いなる好奇心でもって取材にいってきました。

シーシャ専門店だから店内も中東風のイメージだろうなぁなんて勝手なイメージを抱いたままの訪問でしたが、入ってビックリ、店内照明は明るすぎず暗すぎず、心地よい BGM が流れるシックでモダーンなお店。
コンクリートの打ちっ放しに見える壁( 実際は上塗りされている )と暖かい木肌の壁がバランスよく、とても落ち着いて過ごせます。
きっと思い入れもあるんだろうと思い、オーナーの鮫島維久斗( さめしまいくと )さんにお話を聞いてみました。

鮫島オーナーに聞く

―― シーシャ専門店を作ったきっかけをお教えください。

鮫島維久斗 オーナー

情報が溢れすぎているこの時代、リラックスできる時間って少ないですよね。私自身もそうですが、仕事の時間とそうでない時間にメリハリをつけるためにリラックスできる場所とその手段が欲しかった。
その場所がこの Shi-Shark で、
手段がシーシャというわけです。

―― shi-shark を作るにあたって何か研究したことってありますか?

鮫島維久斗 オーナー

都内にある 50 店舗ほどのシーシャ店はほとんど行きましたね。どんなサービスをしているのか、特徴はなんだろうかと。その上で当店はお客様がとにかくゆったりゆっくり過ごせるようにと、広さはもちろんですが、システムも工夫しました。

―― シーシャは1本でどれくらい楽しめるものですか?

鮫島維久斗 オーナー

1時間前後ですね。ゆっくり吸われる方ならさらに1時間半とか楽しめますよ。その時間をなんにも考えずに頭から雑念を振り払って瞑想の時間に使って欲しいですね。

―― ボーッと瞑想。いいですねぇ。しかしですよ、ひとり1時間とか1時間半とか、高いとは決していえない客単価のわりに、お客様の回転が悪そう……ビジネスモデルとしては、その……

鮫島維久斗 オーナー

ええ(笑) 儲かるビジネスじゃないですね(笑)

儲かるビジネスじゃないとわかっていての出店。それでもリラックスできる場所や手段が欲しいと感じている大人達に、Shi-Shark のような場所とシーシャを提供したいという鮫島オーナーの思いを感じずにはいられませんでした。

シーシャの楽しみかた

さて、では私もシーシャを嗜んでみるかなっと……でもその前にどうやってシーシャを楽しむのか、吸い方すらわからないので、マネージャーの稲野忠介さんと、店長の小野亮太さんにレクチャーしてもらいました。

―― マネージャーの稲野忠介さん( 右 )と、店長の小野亮太さん( 左 )にシーシャを吸ってもらいました。お二人とも様になっていますね。かっこいい。吸い方のコツを教えてください。

店長 小野亮太さん

基本的には自由に吸っていただいて構いませんが、よりシーシャの良さを味わいたいというときは、高原とか山頂などの、空気が美味しい場所で深呼吸する感じで吸ってください。煙を吐くときは鼻からではなく口からゆっくりとボワッと魂を吐き出すような感じで。口で吐くことでブレンドした素材のフレーバーを味わえます

―― 稲野マネージャーはパイプの持ち方も決まってますね。根本の方を持った方がいいんですか?

マネージャー 稲野忠介さん

パイプの持ち方も自由ですが、キセルを持つようにして構えるとカッコ良く見えますよ。せっかくのリラックスタイムですけど、スタイル良く吸うことで自己満足かもしれませんが心もリラックスしていただきたいですね。それと煙は濃く固まりになるようにゆっくりと吐き出してください。漂う煙を眺めるのも楽しさのひとつです。

メニュー紹介

店内のメニューにシステム料金が掲載されていました。
テーブルチャージは 19 時までが 500 円。
19 時以降が 800 円。
肝心のシーシャは1台 1,500 円から。お値段はブレンドするフルーツやハーブなどで変わります。
シーシャと一緒にワンドリンクをオーダーします。

ブレンドできるフレーバー。初めてでよくわからないという方は店員さんにお奨めしてもらうといいかも。今回わたしはレモンと梨、そしてミントを加えたブレンドをオススメしていただきました。

薮田織也

シーシャと一緒にワンドリンク。
アルコール類もありますが、オーナーが独自に製造したアルティザイムが絶品。大人の味です。

いやぁ、約1時間ちょっと、初めてのシーシャ、なかなかに楽しめてリラックスできました。

八王子ジャーニー特典

2020 年 12 月 27 日までシーシャが¥500!

八王子ジャーニーの記事を見たよ!
と店員さんに伝えればシーシャ1本¥1,500 が なんと¥500 に!

本当はキャンペーン用のチラシを持参の方のみのオープンキャンペーンですが、今回の取材で無理をお願いしまして、八王子ジャーニーの記事を読んだ方もキャンペーン対象にしていただくこととなりました( パチパチパチ )。
興味を持たれた方は、店頭で「 八王子ジャーニーをみたよ! 」と一言お願いします!
タバコがダメな方も「 ニコチン抜きをお願いします 」と言っていただければフレーバーのみのシーシャも提供していただけますよ。

アクセス

八王子駅北口 徒歩4分。
以前はOyster bar Shell( シェル )が入っていました。

水タバコ cafe & bar Shi-Shark (シーシャーク)

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市三崎町6-16 キャッスルビル88 2号館 1階
アクセス
八王子駅北口 徒歩4分
営業時間
14:00~翌3:00
金土 14:00~翌5:00
定休日
なし
電話
042-621-0086
Instagram
@shishark802
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薮田織也

薮田織也

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■ 薮田 織也( Oliya T. Yabuta )人物・光景写真家 ■  1961 年生まれ。テレビ番組制作会社、コンピュータ周辺機器メーカーの製品企画と広告制作担当を経て、1995 年独立、人物写真家に。近著に「 美しいポートレートを撮るためのポージングの教科書 」( MdN 刊 )、監修書籍に「 ちょっとしたコツで10倍かわいく見える モテ[写]の教科書。」(MdN 刊)がある。公益社団法人 日本広告写真家協会 正会員