初心者歓迎!新しいスポーツ『ピックルボール』をプレーしよう!

初心者歓迎!新しいスポーツ『ピックルボール』をプレーしよう!

市内に10チーム

ピックルボールは1965年にアメリカで考案された新しいスポーツ。バドミントンと同じ広さのコートで、卓球ラケットより大きい板状のパドルを使い、プラスチック製の穴のあいたボールを打ち合います。アメリカでは年々、競技人口が増え現在は480万人がプレーし、プロのプレーヤーもいるほどで、今、一番勢いのある競技ともいわれています。

日本では7年程前に紹介されたばかりですが、八王子は市内だけで10チームあり、200名ほどの競技人口を有する、国内でも有数のピックルボールが盛んな地域です。その中の一つ元八王子ピックルボールクラブは毎週土曜日に元八王子小学校体育館で活動しています。

指導にあたるのは八王子ピックルボール協会の会長も務める鎌田勲さんです。「元八王子のクラブには、八王子以外にも町田、日野、世田谷など各地から参加者が集まっています。一度、プレーするとハマる人が多く、市内のクラブを掛け持ちで顔を出している人もいるほど。年間300日プレーしているという強者もいますよ(笑)」

「ハマる」人続出

日本に8人しかいないピックルボール指導の国際資格を持ち、競技普及に尽力する鎌田さん。ピックルボールの魅力とはどこにあるのでしょう?
「パドルが扱いやすく、穴あきボールもコントロールしやすいので、初心者でもラリーがつづき、ラケットスポーツの楽しさを手軽に体感できることでしょうね。運動量もほどほどで、身体にかかる負担もテニスなどと比べて小さいので高齢者の方の生涯スポーツとしてはうってつけです。それでいて競技性も高いので、試合に勝つことを目標にすることもできる。

本格的にテニスから転向する若い人もいます。レクリエーションとしても、競技としても楽しめる、幅の広さも魅力です」東浅川在住の岡本美枝子さんもピックルボールに「ハマった」一人。普段は東浅川健康保健センターの「高尾ピックルボール」というクラブで、60歳以上のメンバーとプレーしていますが、この日は元八王子に飛び入り参加していました。

「コン、コンというボールを打つときの感触がスカッとして面白い。身体が弱く、運動経験もなかったのですが、すぐに上達し、ますます頑張ろうという気になりました。健康維持にもなります」記者も取材時にプレーしましたが、初心者でも空振りすることがなくラリーが続き、お試しのつもりがバッチリ10分間ボールを追いかけてしまいました。何より独特の打球感が心地よく、プレーすると「ハマる」理由がわかりました。【取材:石川】

6月26日(日)には富士森体育館で大会が開催され見学可。体験会は随時、八王子ピックルボール協会のホームページからメール、又は電話(080・3400・4800/鎌田会長直通)

年齢差、男女差が少ないので世代性別を超えてプレーできる

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