4年ぶり八王子にプロ野球がやってきた!劇的熱戦に3千人超が大興奮!!

4年ぶり八王子にプロ野球がやってきた!劇的熱戦に3千人超が大興奮!!
地域情報紙「よみっこ」

5月29日、スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場)でイースタンリーグ公式戦、読売ジャイアンツ東北楽天ゴールデンイーグルスの試合が開催されました。
八王子でのプロ野球ファームのホームゲームは4年ぶりの開催。盛夏を思わせる陽気の下、熱気あふれるゲームが繰り広げられました。

待ちに待った開催

八王子でプロ野球の公式戦が行われるのは4年ぶり。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い昨年、一昨年と中止となっており、待ちに待った開催となりました。久々の開催とあって市民、ファンの関心も高く、前売りの指定券はほぼ完売。 当日券を求め朝7時頃から列ができ、開場の11時には球場の周囲に長蛇の列ができるほど。3253人の観衆を集めました。

写真:真夏のような陽気の下、熱戦を展開

この日は、八王子市内の小学生が無料招待されました。第三地区ライオンズと八王子イーグルスが来場。「カバーリングをちゃんとしている」「フライを捕球するときに声を掛け合っている」等プロのプレーを間近に見て感激の様子でした。この日は野球日和の好天で、気温は30度超。
飲食売店は用意した生ビールが試合中に完売するなど大忙し。八王子の名産品や美味しいものを集めた「八王子K食グランプリ」 と銘打った売店でも磯沼ミルクファームのアイスが飛ぶように売れていました。

劇的サヨナラ

試合は13時プレイボール。巨人は二軍調整中の巨人のキャプテン坂本勇人選手の出場はなかったものの、先発投手に昨季チームの勝ち頭、高橋優貴投手、指名打者には明るい性格で人気のゼラス・ウィーラー選手など有名選手が多数出場。対する楽天もオコエ瑠偉選手、岡島豪郎選手、茂木栄五郎選手と一軍級の選手たちがスタメンに名を連ねました。

試合は初回に楽天が高橋投手に4連打を浴びせ3点を先制すると、その裏に巨人も二死満塁から北村拓己選手が2点タイムリーを放ち直ちに反撃。その後は楽天が2本のホームランなどで得点を重ね4回までに9対2と一方的な展開になったかに見えました。しかし9対6と楽天3点リードで迎えた9回裏、巨人は2点を返し、一死三塁から、エスタミー・ウレーニャ選手がセンター越えのタイムリー二塁打を放ち同点に。さらにつづく北村選手がレフトへ安打を運び、なんと3点差を逆転してのサヨナラ勝ち。

試合終了後に行われたヒーローインタビューでは、4年前の試合にも出場していた北村選手が「八王子の皆さんに成長した姿を見せることができてうれしい。今度は東京ドーム(一軍)で活躍するところをお見せできるよう頑張ります」と笑顔いっぱい。劇的な幕切れに、最後まで声援を贈ったファンも大興奮となり、大盛況のうちに4年ぶりの八王子でのプロ野球開催は終了となりました。【取材:石川】

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