日本トップクラスのサンバダンサーに迫る!“第14回八王子の匠”
さて、今回は平岡町にあるシネマクラブさんにお邪魔させていただいております。今回の匠はサンバ講師・ダンサー・シンガー の菅アミさんになります。
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公開日: 2023.04.05
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超実力派のサンバダンサー
馬場眞由美「この間も大きなステージで芸能人の方と踊ってましたよね。」
この間は幕張で、『新しい地図』の香取慎吾さん、稲垣五郎さん、草彅剛さんとご一緒させていただきました。
どうしてサンバを始めたの?
馬場眞由美「そもそもサンバを始めるキッカケとなったのはなんですか?」
元々サンバを始めるキッカケは、私にとって恩師であるシネマクラブのヘンリー久原さんに出会い、初めて聞いたのが歌だったんです。ダンスではなくて。
その時の音楽がとても素敵で魅了され、『これは何てという曲なのですか?』と質問をしたら、映画『黒いオルフェ』の中で使われている曲という事を教えていただき、それからその映画を観たり、サンバに魅了されてどんどんとハマっていったんです。
馬場眞由美「という事はサンバより歌が最初だったんですか?」
どちらかというと歌が先でその後にサンバという感じです。
サンバカーニバルって?
馬場眞由美「浅草のサンバカーニバルにも参加されていますが、浅草のはどれくらいのグループになっているんですか?」
主にはAグループとBグループに分かれていて、サッカーなどと同じなのですが、Aの最下位はBの1位と入れ替わったりするんです。
絶対に落ちない為に皆さん一生懸命1年かけて頑張っています。
馬場眞由美「1グループは何人位なのですか?」
私がいたグループは少し日本でも多いのですが300人いました。
元々浅草サンバーカーニバルを立ち上げたのも先程ご紹介させていただいたヘンリー久原さんなんです。
ユージ「サンバカーニバルの何かテーマみたいなのってあるのですか?」
はい、1年を終えた後にまずテーマを決めるんです。
まず物語を決めていきます。例えば『海』と決めたら海からの物語を考え曲を作っていきます。
そして歌詞を作って、観客の方が『海だ』と思って頂けるような流れを作っていくんです。
ユージ「リオでも大きなメインテーマというのではなく、各チーム毎に決めていくんですね。
そして各自の演技力などを誰かが審査されるのですか?」
はい、たくさんの審査項目があり審査されます。 リオの場合は優勝賞金が4億円なんです。
よ、4億円!!!!
ですが、サンバを演出する上で日本では山車と言われるのがサンバの世界にもあるのですがアレゴリアと言うのですが、そういうのを製作するのも含めてブラジルでは2億5千万円位使うんですよ。
ユージ「いろいろな方のご支援などがあるから出来る事ですね!」
ブラジルの場合は日本と違って、1チーム2000人~5000人なんです。
ユージ「そんなにいるんですね!そんな凄いイベントに日本で何人行けたのですか?」
今回は私ともう1人の2名がアレゴリアの上にのせていただきました。
馬場眞由美「そんな大きなイベントに出れる貴重な日本の方がまさか八王子にいるとは・・・」
本当カーニバルは圧巻でした。スケールが本当違います。
馬場眞由美「カーニバルは1日だけなのですか?」
カーニバルは今年は2月17日~25日まで開催されました。
最後はチャンピオンの方だけなので、実質5日間開催みたいな形になります。
その間ブラジルは連休となるんです。
ユージ「まさに国民行事ですね。」
特に毎年何月何日という風に決まっているのではなく、イースターから40日前に開催という感じなんです。
大体カーニバルは65分~80分位で、まず音が2回鳴るんです、それがスタートの合図で、門が開くんです。
前のチームが全て出終わらないとスタート出来ず、音が鳴りスタートします。
ダンスは早過ぎてもダメですし、遅すぎてもダメなんです。
なので、前の方にタイムキーパー的な方がいます。
そういう細かい部分などもしっかりと審査をして優勝が決まるんです。
まさか自分がブラジルに行き、こうして踊る事が出来るとは思ってもいなかったので、現実に行くことができて、本当に景色を見れただけで幸せです。
リハーサルでも同じ会場でやるのですが、スタートの線があるんですね。そこを一歩踏み出した瞬間、感動してウルウルしてしまいました。
日本での活動について
ユージ「日本の事も少し教えてください。今は日本ではどのような活動をされているのですか?」
日本では、サンバ教室・ボクササイズ・ストレッチを教えたりしています。
ユージ「先日『八王子の匠』で取材させて頂いたKGOLFSCHOOLさんの場所ですね。」
はい、ボクササイズは女性限定となるのですが、ストレッチやサンバなどは男性でも受講いただけます。
それ以外に、現在も こちら(平岡町)シネマクラブでシンガーとしても歌わせていただいております。
最後に一言
ユージ「それではそろそろお時間となりますので最後にジャーニーをご覧の皆様に一言お願いします。」
本当にサンバはとにかく元気になりますし、凄く楽しいし、皆が笑顔になるダンスだと思います。
八王子でもサンバカーニバルをやっていきたいと思っているのでぜひぜひ皆さんお越しください!
ユージの書評
サンバというのはテレビで見る位の知識しかなく、結構派手な衣装に激しいダンスというイメージしかなかったのですが、今回アミさんからお話を聞かせていただき、それぞれ踊るチームでテーマがあるという事を知り驚きました。
陽気なブラジル人のダンスという安直な発想だった自分が恥ずかしい限りです(笑)
私はダンスは本当下手なので今回馬場さんが教わっている姿を笑いながら見ていましたが、アミさんの指導方法はとても私が聞いていても分かりやすく、自分でも出来るのではないかとも思いました。
激しいだけがサンバではないので、気になった方は体験レッスンを受けてみましょう!!
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