お好みの具材をチョイスして自分好みの麻辣湯を！『八寶(パーパオ)』

2023年10月、中町公園近くにオープンした麻辣湯(マーラータン)専門店『麻辣湯 八寶(マーラータン パーパオ)』

麻辣湯(マーラータン)専門店の人気の秘密をレポートしてきました！

場所は八王子駅北口、ユーロード沿いを甲州街道方面へ徒歩5分ほど。

『や台ずし』の手前にある1階の店舗が『麻辣湯 八寶(マーラータン パーパオ)』になります。

所在地：東京都八王子市中町9-7 ジーヒルズ中町

4人がけテーブルが3卓、中央の柱を囲むようにカウンターが6席、窓側にカウンター3席があります。
店内は新店舗ということもありますが、明るく清潔感のある雰囲気です。

外にはテラス席があり、最大6名座れます。

ただ、取材時は冬季で寒かったので、暖かくなるまでは喫煙の利用のみとなっています。
暖かい季節になったら、ぜひテラスで食べていたいと思いました！

麻辣湯(マーラータン)とは？

中国・四川省発祥とされていて、野菜やお肉をたっぷり煮込んだスープに、30種類以上のスパイスを使用しています。
メインスパイスである花椒(ホアジャン)と唐辛子を使用しているため、とても辛いスープと言われてます。

30種類のスパイスには、中国の漢方薬に使用されている薬膳も含まれているため、デトックス効果、ダイエット効果などがあります。

野菜中心に具材を選べばヘルシーに、お肉をたくさん選べばガッツリと、食の気分にに応じておいしく、健康的に食べられるメニューとして注目を浴びています！

――『麻辣湯 八寶(パーパオ)』の店名の由来は、何でしょうか？

店長・蔡さん「中国を代表とする薬膳が8種類ある点と、八王子店舗なので「八」を掛けました。」

なるほど、遊び心がありますね♪

自分好みの麻辣湯(マーラータン)を注文しよう！

好きな麵、具材、辛さを選べるのが醍醐味！早速注文してみました！

注文スタイル①

まずは50種類以上の中からトッピング、次に麺の種類(本番の麻辣湯(マーラータン)は春雨)、スープの辛さを0～2で選びます。

50種類の具材の内容はこんな感じ。

・野菜：22種類
・お肉・野菜・きのこ：23種類
・その他のトッピング：24種類
・麺：6種類

これだけ種類があると、選ぶだけで迷ってしまいますね！

注文スタイル②

具材が並んだショーケースがあります。

ボールとトングを取って、お好みの具材と麺を好きな種類・量を入れていきます。
たくさんあるので、ワクワク楽しみです♪

量は最低200g：880円(税込)からで、100g追加ごとに＋440円(税込)となる、量り売りとなっています。

ショーケースから好きな具材と麺を選んで、重さで価格が決まるのですが、
不安な場合は途中で量って調整が可能！心配な人はお気軽に店員さんにお声がけください！

ワタシは初めてだったのでオーソドックスに具材は野菜中心。油揚げ、しめじ、えのき、キャベツ、白菜、チンゲン菜、しいたけ、エリンギ、もやし、豚肉を。

麺は牛筋麺をチョイスしました。
本場の麻辣湯(マーラータン)は春雨かトウモロコシ麵が人気だそうなので、次回は選んでみようと思います！

私がチョイスした具材と麺を店員さんに渡すと、計量して価格を教えてくださいます。
その際に辛さを0～2段階で選べます。私は辛いモノが好きなので2を。

麺・具材の順にボールに入れていったら、どれだけの具材が入っているかわかりずらくなったので、次回からは麺、具材の順番にチョイスします・・・

全ての具材の合計は…なんと459g！？
欲張ってしまったと思いましたが、800～1000gを注文するお客さんが多いと聞いて、ビックリしました！？

――なぜ、お好みの具材と麺を選ぶスタイルにしたのでしょうか？

店長・蔡さん「中国のスタイルを取り入れています。中国はお好みの具材と麺と辛さを選んで、量り売りするからです。」

本場・中国がそのような注文スタイルなのは、知りませんでした！

完成した麻辣湯(マーラータン)を実食！

注文してから10分ほどで、石鍋でグツグツ出来立てを提供されました。
野菜は柔らかく煮込んであって、牛筋麺は牛筋の味はしなかったのですが、短い中太麺でかなりコシがあって歯ごたえが強いです！まるでコシが強いうどんの感じです。

卓上に唐辛子、山椒油、お酢が置いてあって、お好みで味変ができます。

30種類使用したスパイスと野菜と豚肉の旨味も絡んで、スープの辛さがまろやかに感じたので、唐辛子を大量投下して辛味を増しました。

汗をかくほどの辛さ！しかも石鍋に入っているので最後まで冷めることなく食べられたので、体がとっても温まりました！

ランチタイム11:00～15:00は、ライス1杯無料サービスがあります。ランチでガッツリ食べたい人には、嬉しいサービスですね♪

サイドメニューの一部

ドリンクが入った冷蔵庫には、日本の銘柄だけでなく、珍しい中国のお酒・ソフトドリンクが陳列されています。

杏仁露というソフトドリンクを初めて見たので、250円(税込)で注文しました。

具材が入っていない、飲む杏仁豆腐の味です！
中華料理の〆のスイーツにピッタリなので、オススメです♪

店長・蔡さん「麻辣湯(マーラータン)以外にも一品メニューで、揚げ物、焼き物も豊富にあります。
人気メニューは、炭火焼のスペアリブ、豚足です。中国のドリンクがあるのもオススメなので、ぜひ飲んでいただきたいです！」

ラーメン屋さんでトッピング経験はありますが、初めて自分の好きな具材と麺を選ぶ量り売りスタイルを経験しました。

このスタイルですと、2回目以降来店したお客さんが飽きずに再訪したくなると感じました！今回はオーソドックスな具材にしましたが。次回は違う具材と麺で食べてみたいと思いました。

本場・中国のスタイルにこだわったシステムなので、自分のお好みの麻辣湯(マーラータン)を見つけてみてください！