お座敷遊びが気軽に楽しめる『八王子芸者ランチ』で八王子の花柳文化を満喫！

芸者＝京都という印象をもっている方が多いかもしれませんが、八王子にも芸者さんはたくさんいて、最近ではお食事しながら身近に楽しめる場所があるんです！

お座敷遊びって、ちょっと敷居が高いイメージですよね。しかし！八王子の芸者さん方は「もっと日常に芸者文化を取り入れたい」「八王子の黒壁通りにもっと足を運んでもらえるように」との想いで八王子を盛り上げるために素敵なイベントを開催しています！今回は、お食事しながら演舞を見たり、お座敷遊びを楽しめる『八王子芸者ランチ(昼の部)』をご紹介いたします！

『八王子芸者 ランチ＆ディナー』とは？

会席料理を楽しみながら八王子芸者と交流し、さまざまなお座敷遊び体験ができるイベントです。昼の部(12:00～、1時間制)と、夜の部(18:00～、2時間制)を選べます。

八王子芸者ランチの様子

会場はおなじみの桑都テラス内・大広間。参加者の皆さまはお食事を楽しみながら、芸者さんが登場するのを待っています。

テーブル席には、本格ケータリング『きらら亭』さんの会席弁当が用意されていました✨
季節のお料理を楽しむことができます😋

ソフトドリンク・アルコールもオーダーできますよ！メニューはこちら。

芸者さんが踊る、伝統的な舞

ゆき乃恵の女将めぐみさん(写真右)、芸者さんすずめさん(写真左)が登場。めぐみさんが、八王子芸者衆による八王子の花柳界のお話、八王子花街の歴史についてお話された後、本日お相手をしていただけるすずめさんのことをご紹介してくれます。

織物の町・八王子では、商人の社交の場として花街が栄えてきました。甲州街道沿いにあった花街で火災が起こり、現在の中町へと移転したのは明治の初めのころだったそうです。多摩で唯一、花街が残っているのは八王子のみ。これからも、花柳界を盛り上げていきたいと決意を新たにされていました。

すずめさんが舞を踊ります。日によって様々なテーマで美しい演舞を見せてくれるのだとか。

今回は傘と扇を使った舞を2種踊っていらっしゃいました。

艶やかな仕草が美しい🥺✨
視線の流し方、指の先まで繊細に表現される踊りは素晴らしかったです。

端唄を一緒に歌う

歌詞が書かれた紙を頂き、めぐみさんの歌声に続いて端唄を練習。「とんとん とんがらしの子 ひりりと辛いは さんしょの実 香りの良いのは しその葉」と日本独特の音階で歌い上げます。メロディーの流れが『ずいずいずっころばし』に似ていて馴染み深かったです。

お座敷遊び

参加者が芸者衆と一緒にお座敷にて楽しめる遊び。座敷で行なう遊びには色々な種類があり、特別な道具を使わずお座敷にある物を使って遊べるものがほとんど。本日は投扇興で遊びました。柱に扇をぶつけず置物を落とせた人には、めぐみさんとすずめさんの『千社札』をプレゼント。

すずめさんが扇の投げ方を丁寧にレクチャー。扇の要部分を手前にして投げると上手く飛ぶのだとか。

最後は『とらとら』というジャンケンゲーム。鉄砲、虎、お婆さんのジェスチャーで勝ち負けを競い合います。鉄砲がグー、虎がチョキ、おばあさんがパーになるので、鉄砲は虎に勝ち、虎はおばあさんに勝ち、おばあさんは鉄砲に勝つというわけですね。こちらも勝者は『千社札』をプレゼントされていました。

芸者さんと記念撮影！

ご自分のスマホやカメラで芸者さんとお写真が撮れます！なかなか無い機会だと思いますので、ぜひ体験してください😊

写真は以前の芸者テラスで撮影されたものです。

詳しく知りたい方は動画もあるのでぜひ見てくださいね！

ご予約＆お申込について

ご予約はお電話、または申込みフォームから。最新スケジュールは公式サイトをご確認ください。
桑都テラス公式サイト イベントページ

お座敷遊びは初めての体験だったので、とても新鮮な気持ちで楽しめました！八王子に花街があるというのは知っていましたが、目の前で芸者さんからもてなしを受けてみると「八王子は芸者さんの街だったんだなぁ」と感慨深くなりました。