2024年5月12日(日)、スリーボンドスタジアム八王子でイースタン・リーグの読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの試合が行われました。
地域盛り上げる
主催は八王子市・日野市・多摩市の読売新聞販売店。なんといっても注目は桑田真澄2軍監督率いる、若きジャイアンツ選手たちです。試合前のアナウンスが聞こえると「オコエいるじゃん」などの声が響きました。先発投手はグリフィンです。
球場前のスペースでは八王子の色々なグルメが楽しめる「八王子K食グランプリ」も開催。キッチンカーなど出店が合計7軒あり、高尾電鉄もフローズンフルーツスティックを販売していました。
この試合は地元の小学生以下なら外野席に無料で招待されるなど、地域の活性化と野球少年に夢をプレゼントする内容でした。試合前、並木町から来た2人の小学生は「選手に会えたらサインをもらえるように準備してきた」と嬉しそうです。自分の野球チームのポジションのプレーを見て勉強するそうで「ピッチャーの捕球などを見る」と興奮気味に話していました。
試合後はジャイアンツ女子チームが子どもたちに野球指導をしました
2,985人が来場
多くの席が埋まり、来場者数は2,985人。試合は、巨人が3回の裏で満塁のチャンスを迎えるものの得点ならず。4回表にホームランを放たれて2点をとられます。7回裏にティマが今シーズン3号となるソロホームランを放ちますが、1点差が埋められません。最終9回は2アウトに追い詰められながらも安打で出塁するなど健闘しましたが及びませんでした。
試合後も観客席の興奮はさめやらず、ファンがベンチに声援を送り続けます。最後に桑田監督が観客席に一礼して応援への謝意を表していました。
試合後。見送りに出た関係者に挨拶をする桑田監督
野球少年に夢を
試合を陰ながら支えてくれたのがミャンマーからの留学生たちです。新聞販売店で働きながら、日本語学校に通う彼ら彼女らが事前準備はもちろん、チケットの確認や試合後の片付けなど精力的に手伝ってくれました。
試合を陰で支えてくれたミャンマーからの留学生たち
実行委員長の読売センター高尾の高岡慧さんは「大きなトラブルもなく、良かった。こういった機会を通じて、子どもたちに夢を与える一助になれば幸いです」と話しました。(小川)
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八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。