【11/30・12/1】東京たま未来メッセに「こまプレイヤー」が集結！『KOMA WORLD CUP』入場無料

日本人にとってなじみ深い昔あそびである、“こま”をテーマにした遊びのイベント『KOMA WORLD CUP』が、東京都八王子市『東京たま未来メッセ』にて、2024/11/30と12/1の2日間にわたって開催されます。

日本の“こま”で競う2日間のこまの祭典

本イベントのメイン企画は、“日本のこま”を使い、1日目は「パフォーマンスを競うコンテスト＜フリースタイル＞」を、2日目は「規定技を競うコンテスト＜ツバメカップ＞」を実施し、それぞれの日本一を決めるというものです！

そのほかにも、初めての方でも楽しんでいただけるよう遊び方をレクチャーする体験ブースや、物販ブース、世界各国こまの展示ブース等、「こま」に関する企画がぎゅっと詰まった2日間です。特に選手として出場されない方でも、日本各地から集まってきた凄腕のこまプレーヤーのパフォーマンスは、従来の“こま”遊びのイメージとはかけ離れており、見ているだけでも存分に楽しむことが出来ます。

イベント内容

①フリースタイル大会（ステージパフォーマンス）
※11/30のみ 事前エントリー制
大きさや素材は問わない、“日本のこま”を使った、3分間の音楽に合わせて技を競うフリースタイル式の大会を開催！パフォーマンスの日本一を決めます！

②ツバメカップ
※12/1のみ 事前エントリー制
規定の国産こまを使い、規定の技をいかに正確に成功させていくかの日本一を決める「ツバメカップ」を開催します。予選は音楽に合わせて一同に技を競い、上位数名が決勝進出し、メインステージで優勝者を決定します。

③こまフェス
日本・海外の様々な時代や形のこまの展示会を開催。

④ワークショップの開催
初心者でも楽しんで頂けるよう、こまの遊び方やトリックを教えるコーナーも設置。遊び方がわからない方でもご安心ください。

⑤日本・世界各国のこまの販売
日本・海外の様々な形のこまの販売。大会開催を記念したオリジナルこまの販売も行います！

昨年の“2023World Spintop Contest”

開催の背景

“こま”は私たち日本人にとって非常になじみ深い、昔からある遊びの1つです。子供のころ、おじいちゃんやおばあちゃんに遊び方を教わった、等の思い出がある方も少なくはないのでしょうか。しかし、実は世界各国に“こま”遊びは存在しており、日本だけではなく世界中で愛されている遊びの1つなのです。

2000年には、アメリカ・フロリダ州オーランドで第1回『World Spintop Contest(こまの世界大会)』と称して、世界大会が開催されました。こまは国によって姿かたちが異なりますが、World Spintop Contestではこまのかやちは問わず、そのパフォーマンスやトリックを競います。

昨年2023年12月にはわが国日本を第24回目の開催国として実施し、世界中からこまプレーヤーが東京・八王子に集結し、この様子は各メディアにも多く取り上げられ、大変な盛り上がりを見せました。この日本での開催を主催したのは、International Top Spinners Association(国際こま回し協会　略：ITSA)で、同会の会長を務めているのが東京都八王子市の㈱そろはむの代表取締役社長、長谷川貴彦です。

㈱そろはむは、ヨーヨーやこま、けん玉などの器用さや技術を要する玩具、いわゆる「スキルトイ」の企画から開発、販売までを一貫して行っている玩具メーカーで、2011年に創業。現在は東京都八王子市並木町を本社とし、高円寺に実店舗を構え、お客様に直接販売している他、自社サイト及びECショッピングモールサイトでの通販、大手小売店への卸売を行っております。その他、ヨーヨー、独楽、けん玉やジャグリング等に精通したスタッフが所属していることから、テレビや演劇などの演出指導や、自らショーに出演する等、その事業内容はスキルトイをツールとして幅広く担っております。

最近では、地域の子供たちにヨーヨー・こま・けん玉の遊びに触れて頂くことを目的とした「遊びの出前」事業も、多くの地域の小学校で取り入れて頂いています。

㈱そろはむ　代表取締役長谷川

このようなヨーヨーやこま、けん玉などの遊びは古来から人々に親しまれた“遊び”であり、実は世界共通のスキルトイとして多くの国々で遊ばれています。手先の器用さを駆使しながら、「目標を掲げ、モチベーション高く、自分をコントロールしながら粘り強く、仲間と共に取り組むための姿勢や各種の力」を育むという観点から、子供の「非認知能力」の育成に大いに役立つものとしても有効です。

一方で、近年ではテレビゲームを始め、様々な“遊び”が世に溢れていることで「昔の遊び」として、認識されてくるようになりました。「こま」はその代表的なおもちゃの１つとして、おじいちゃんおばあちゃんに教えてもらう等、触れる機会を作り出さない限り、その遊び方さえ知らずに大人になっていく子供たちも少なくはありません。

昨年の『2023 World Spintop Contest』日本開催の大盛況を受け、より「こま遊び」が単なる「昔遊び」の一環として”保存”していくものではなく、自発的に「遊びたいから遊ぶ」といった、持続可能な文化としていくための基盤作りにも繋げるべく、今回新たに“日本のこまを使う”ということにこだわって、『KOMA WORLD CUP』の開催に至りました。

私たちは、こまプレーヤーが増えていくこと、そしてプレーヤーであることに誇りと憧れを抱くような環境を提供していきたいと思っています。今年の冬は「こま」をツールに、八王子に集まりましょう！