
ゲーム好きの店主が営む『奇まぐれダンジョン』は、まるで冒険のようなワクワク感が魅力!中華とお酒が楽しめる、横山町の隠れ家的なお店を取材しました。
ダンジョンは五十番の向かいに
八王子駅から西放射線ユーロードへ進み、『都まんじゅう』のある交差点を右折。

甲州街道手前、ふわふわたまごの担々麺で有名な『五十番』の向かいにそのダンジョンはあります。

ダンジョンへの入口
建物の2階が『奇まぐれダンジョン』。やや暗めの階段が「ダンジョン感」を演出しており、入口からワクワクさせてくれます。

階段を登ると2階の右側にダンジョンへの扉があります。勇気をもって扉を開きましょう!

ダンジョンの内部はなんと!
入口にはスリッパがあり、靴を脱いでくつろげるようになっています。

こちらは店内の様子です、2人掛けのテーブルが2つあります。

バーカウンターには席が4席あり、奥にはウイスキーの瓶がズラリと並んでいます。こちらのダンジョンの正体ですが、危険なダンジョンなどではなくおいしい中華とお酒が楽しめるお店でした。店名の由来ですが、店長がゲーム好きな気まぐれな性格であり、そこから思いついた名前だそうです。入口の雰囲気からもピッタリな名前ですね。

メニュー
注文は各席のQRコードからスマホで行います。定番麺料理はこちらとなり、お好みの麺を選んでください。

こちらはご飯ものと一品料理になります。他にメニューに載っていない品もあります。

『番茄牛腩(麺)』 1,400円
こちらは『番茄牛腩(バンカギュウナン)』という新メニューです。ご飯か麺を選ぶことができ、今回は麺をチョイスしました。「番茄」とはトマトのことで、牛ばら肉とトマトを煮込んだ中華風トマトビーフシチューとなります。

『番茄牛腩』の登場です。国産牛ばらの煮込みがたっぷりと乗っていて、スライストマトとネギで彩も鮮やかです。

麺は自家製太麺です。もっちり食感でスープにもよくからみます。

噛むとホロホロと崩れていく牛ばら肉。トマトの酸味と牛肉の旨味がつまったスープも実においしいですね。お肉たっぷりですがトマトの効果で後味もスッキリ。これは箸が止まりませんね。

『黄燜鶏』 1,000円
こちらも新メニューの『黄燜鶏(ファンメンジー)』です。黄燜鶏とは鶏と野菜を特製のタレで煮込んだ「蒸し煮鳥」で、中国本土ではファーストフードとして定着している煮込み鶏料理です。

『黄燜鶏』の登場です。ご飯とセットで提供されます。鶏肉と野菜がたっぷりで食欲を刺激するビジュアルです。

鶏の旨味がじゃがいも、ピーマン、しいたけに染み込み、唐辛子の辛みが食欲を刺激。白米がどんどん進む味わいです。

『老北京打卤面』 1,000円
こちらは北京の定番麺料理の『老北京打卤面(ラオペイジンダールーメン)』。いわゆるあんかけ麺になります。お肉、きくらげ、溶き卵の入ったトロトロアツアツのスープにネギが乗っています。

自家製の寛麺はほうとうのような麺です。あんかけスープをよく持ち上げてくれて相性ピッタリ。食べ応えのある実においしいです一品です。

『灌肠』 500円
こちらは北京の庶民食品の『灌肠(ピンイン)』です。豚の腸にでんぷんを入れ、薄切りにしラードで炒めたもの。肉の代わりとして食べていたそうです。ニンニクのタレをつけながらいただきます。初めて食べましたがなかなかの歯ごたえで、お酒のおつまみにもピッタリです。


入口を見た時は、ここは入って大丈夫なものかと躊躇しましたが、いざ踏み込むと素敵なおいしい空間でした。他にも気になるメニューがいろいろとあったので、このダンジョンを制覇してみたいです。皆さんもぜひチャレンジしてみてください!
奇まぐれダンジョン
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市横山町7-11 燕京ビル 2F
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩4分
- 営業時間
- 11:30~21:00
- 定休日
- 水曜日
- @kimagure_dungeon
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