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【八王子の新スタイル】“施設じゃない”高齢者向け住宅『はちおうじの里』がオープン!
八王子市諏訪町に、老人ホームとは一味違う新しい形の「高齢者向け賃貸住宅」が誕生しました。コンセプトは「自宅の延長線上」。介護が必要になっても自分らしい暮らしを続けたい…そんな願いを叶える『はちおうじの里 すわまち』を取材してきました!
自宅の延長線上で暮らす新しいカタチ
『はちおうじの里』は、いわゆる老人ホームとは一線を画す「高齢者向け賃貸住宅」。一番の大きな違いは、あくまで“住まい”であるという点です。一般的な介護施設では、決まった時間に決まったサービスを受けるのが基本ですが、ここでは賃貸住宅なので暮らしの自由度が高いのが魅力。
「自宅の延長線上」というコンセプトのもと、これまで利用していたデイサービスやケアマネージャーさんをそのまま継続することができます。「施設に入ると、デイサービスの友人関係が途切れてしまう…」といった心配もありません。自分でサービスを選択できるため、個人の「尊厳」を大切にした暮らしが可能です。
運営するのは、大正9年に創業した八王子の老舗『下島愛生堂薬局』。100年以上にわたり地域医療を支えてきた薬局が母体だからこその安心感がありますね。さらに「年金の範囲内で暮らせる」というコンセプトも掲げており、経済的な負担を抑えながら安心して生活できる、八王子初の新しいスタイルの住宅です。代表取締役社長の下島宏文さん(右)と、責任者の西野展久さん(左)に説明していただきました。
要介護でも大丈夫?入居できるのはどんな人?
この住宅は「在宅介護支援住宅」として、自宅での生活が少し難しくなってきた方をサポートします。プライベートは保ちつつも、入居者同士の交流が生まれる「集団生活」の良さがあるのが大きな特徴。高齢者が抱えがちな孤独や孤立を防ぎ、スタッフの見守りの中で安心して暮らせます。実際に入居を検討するのは「親の介護をどうしよう」と考える40〜60代の子ども世代が多いそう。必要なサポートを受けながら、人との繋がりを感じられる新しい住まいの形です。
ここから先は、責任者の西野展久さんに施設を案内していただきました。
“使う人”目線のこだわりがスゴイ!充実の設備
館内の設備には、長年の介護現場での経験から生まれた「使う人目線」の工夫が満載です。例えばトイレ。半身麻痺の方が無理な姿勢にならずにレバーを操作できるよう、部屋によってレバーの位置が左右逆に取り付けられています。必ず手前側にレバーが来るようになっていて、奥まで手を伸ばさなくていいようになっています。
一般的な個浴は、右半身麻痺の方が使いやすいように左側に手すりを設けるなど、麻痺の方向けに左右対称の設計を用意するという徹底ぶりです。車椅子の方でも座ったまま入れる最新の機械浴も完備しています。
鍵や電気スイッチの位置にも配慮がありました。屈まずに操作できるよう通常より少し高めに設置されています。
認知症の方が自分の階を認識しやすいよう各フロアで色分けがされ、各部屋の壁紙も全て違うデザインに。「言われないと気づかない!」と驚くほど細やかな配慮が建物の隅々にまで行き届いています。まさに、住む人のことを第一に考えた、優しさにあふれた空間です。
幸せを運ぶ青い鳥!ロゴマークに込められた想い
施設の顔となる温かみのあるロゴマークにも、八王子への愛と入居者への深い想いが込められています。デザインのモチーフとなっているのは、八王子の象徴である「高尾山」と、「夕焼け小焼け」、そして、それらを見守るように羽ばたいているのは、八王子市の鳥である「オオルリ」です。「幸せを運ぶ青い鳥」としても知られるオオルリ。その思いを受け、スタッフの方々が着るユニフォームも、オオルリと同じ鮮やかな青色で統一されています。
取材を通じて感じたのは、お二人の穏やかで温かな人柄でした。「自宅の延長線上」というコンセプトの通り、ここは決まりきったサービスを提供する“施設”ではなく、一人ひとりの暮らしや尊厳を大切にしている場所だと実感しました。
はちおうじの里 すわまち
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市諏訪町66-6
- アクセス
- 八王子駅から車で20分、西八王子駅から車で13分
- 電話
- 042-659-0540
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