あの『Twins crepe』が帰ってきた。パリの街角を思わせる特別なクレープの世界へ

あの『Twins crepe』が帰ってきた。パリの街角を思わせる特別なクレープの世界へ

2026年1月30日、建て替え期間を経てリニューアルオープンする『Twins crepe(ツインズクレープ)』。「双子の姉妹」が手掛けるクレープは、かつての親しみやすさに、パリの街角のような「洗練」を纏って戻ってきました!

西八に帰ってきたおしゃれなクレープ

白を基調にした外観と、以前から通っていた人ほど、その変化に少し驚き、そしてすぐに「Twins crepeらしさ」を感じるはずです。

双子の姉妹が紡ぐ物語の、新しい章がここから始まります。

食べる詩集、季節の情景

今回のリニューアルの象徴『詩集クレープ』。 それは、旬の食材で綴る一篇の詩。

その季節にしか出会えない情景や、揺れ動く心情を、厳選された旬の食材で表現しています。それはもはやクレープの枠を超えた、「持ち歩けるパフェ」のような芸術品。素材本来の味わいを大切にした、パフェのように層を成す贅沢な仕上がりです。

苺とピスタチオのベルサイユ

苺のやさしい甘酸っぱさと、濃厚なシチリア産ピスタチオのコク・香ばしさがじんわりと重なります。ピスタチオクリームと、しっとりもっちりとした生地のバランスも絶妙。甘さは控えめで、素材そのものの風味が前に出てくる構成です。

後味に残るのは、ピスタチオのナッツ感と苺のフレッシュな余韻。華やかさと上品さを兼ね備えた、“作品感”のある一皿でした。

星降る夜のショコラ

スプーンですくった瞬間から伝わってくる、チョコの濃厚さ。口に運ぶと、ナッツのコクとチョコの甘みがゆっくり広がります。ただ濃いだけでなく、後味は意外なほどすっきり。クレープ生地のやさしい甘さと合わさることで、重たさを感じさせません。

ピスタチオ・チョコレート好きなら間違いなく刺さる一品。

金柑とオレンジのチーズソレイユ

まず感じるのは、柑橘の爽やかな香り。金柑のほろ苦さとオレンジのジューシーな甘みが、チーズクリームのコクと溶け合います。甘さと酸味、そしてチーズの塩味が三位一体になった、大人っぽい味わい。デザートというより、“軽めのチーズケーキ”のような印象です。

後味はすっきりしていて、思った以上に軽やか。甘いものが得意じゃない人にもすすめたくなる一品でした。

セーヌのほとりで

ひと口目は、ほんのりビターなカラメル感とバナナのバランス感に感動。安定のバナナとラムレーズンとの相性もバツグン。じわじわとクセになる味わいです。また、ローズマリーの葉を一緒に食べると違う世界が見えてきますのでぜひお試しを。

甘さ控えめで、どこか素朴。それでいて洗練されている、“毎日でも食べたくなる系”のクレープでした。

夜の香りを纏う、大人のクレープ

洋酒を贅沢に使った大人向けの味わい。コニャックなど薫り高いお酒が、熱い生地にじゅわっと染み込み、鼻に抜ける幸福感。

甘い香りの中に、ふわっと立ち上がるアルコールのニュアンスが混ざり合い、お酒好きは思わず深呼吸したくなるような香りです。

焼きたての生地に洋酒を回しかけると、じゅわっと音を立てながら染み込んでいく様子がなんとも背徳的。外側は香ばしく、中はしっとり。ひと口目から、バターのコクとお酒の芳醇さが一気に広がります。

アルコール感はしっかり感じるのに、ツンと来ないのが不思議。甘さとビター感のバランスがよく、後味には、カラメルのほろ苦さと、コニャックの余韻がふわっと残ります

「運転のない日に」だけ許される、自分への特別なご褒美に。夜カフェ気分で楽しみたい、大人のための一皿です。

変わらない、あの時の味。

新しさに胸を躍らせながらも、ずっと愛されてきたスタンダードなクレープに「ほっと」する。

香り高い八王子でとれた新鮮な卵を使い、人気のフルーツとクリームをたっぷりと。素材の組み合わせがシンプルだからこそ、ごまかしがきかない。だからこそ、この店の生地の完成度の高さがよくわかります。

リニューアル後も、この味がちゃんと残っていることが、なんだかうれしい。老若男女に愛される、まっすぐ刺さる一品でした。

お持ち帰り用のラッピング

そして、こんな感動のエピソードも。
かつてお客さんとして来ていた小学生のお子さんが大学生になり、今回のオープンでスタッフとして店に立つんだそうです。そんな話を聞いて、なんだか胸がじんわりしました。

ただおいしいクレープ屋さん、というだけじゃない。この店が西八王子で続いてきた理由が、ふっと腑に落ちるエピソードです。

ホットドリンクも充実。

「飲む、季節。」そう名付けたくなるようなドリンクたち。香りや温度の余韻を大切にしたドリンクも、一杯だけで主役級の存在感です。

ショコラオランジュは、カカオのコクに柑橘の爽やかさが重なり、甘すぎず後味すっきり。

アッサム鉄観音ラテは、紅茶の華やかな香りと鉄観音の焙煎香が溶け合った、ちょっと大人なミルクティー。

シチリア産100%ピスタチオラテは、ひと口目からナッツのコクがどんと来る贅沢仕様。濃厚なのにくどくない。クレープと合わせても重たくならないのがうれしい。

一杯の飲み物が持つ香り、温度、そして長く続く余韻を大切にした創作メニュー。クレープと一緒に楽しむのはもちろん、ドリンク目当てに立ち寄りたくなる完成度です。

※こちらも季節によって変わります。

時を味わう、コンセプト

ショップのロゴも一新。新しいロゴに刻まれたのは「時」と「調和」。

クレープを焼き上げる鉄板と、生地を広げる「トンボ」を時計の針に見立て、この場所で積み重ねてきた時間を表現しています。

一枚一枚、丁寧に。 その所作そのものが、このお店の心臓部です。

積み重なる時間と、この場所で続ける理由

懐かしさと新しさが、ちょうどいい距離感で同居する『Twins crepe』。

季節を映した詩集クレープも、大人のための洋酒クレープも、そして昔から変わらないクレープも。そのどれもが、この場所で積み重ねてきた時間の延長線上にあります。

西八王子に戻ってきた、あの風景。この場所であなたの「至福の時」を重ねに行ってみてはいかがでしょうか。


編集部I

全体を通して感じたのは、「フランス料理のコースをクレープにした」ような印象。しかも、どれも重たすぎず、甘すぎず。素材の香りや温度、食感の変化まで計算されていて、食べ進めるほどに「よく考えられてるな…」と唸らされます。

クレープという、もともとカジュアルなおやつを、ここまで上品で立体的なコース体験に仕上げているのに本当に感動しました!みなさんもぜひじっくり大人の味わいクレープを楽しんでください!

Twins crepe (ツインズクレープ)

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市台町4-44-6
アクセス
西八王子駅南口 徒歩1分
営業時間
11:00~19:00
※商品が売り切れた場合、早めに閉店することがあります。
定休日
火・水
Instagram
@twinscrepe
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編集部I

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