1954年創業、2020年に移転リニューアルオープンした八王子の名店『甘露納豆みツ𣘺』。八王子土産として長く親しまれてきた『みツ𣘺』の『甘露納豆』は、2026年の今もなお多くの人に愛され、和菓子の「老舗」への道程を歩み続けています。
八王子駅と西八王子駅のど真ん中
八王子駅から西東京バスに乗車し、高尾方面へ向かう道中にあるバス停「織物組合」下車徒歩2分。
本郷横丁東の交差点を左折し、「松の湯」の交差点を右折。
八王子駅と西八王子駅のちょうど中間あたりに、『甘露納豆みツ𣘺』があります。
和を感じる格子戸と作業場まで見渡せる店内
すりガラスをはめ込んだ格子戸は日本の伝統的な家屋を思わせ、店先に立つだけで和の趣を感じさせてくれます。
中に入ると店の奥まで見渡せる空間づくりが施され、ガラスの向こう側にある『甘露納豆』の製造現場まで視界に入ってきます。保存料や着色料を一切使わず、職人が四日間かけて丁寧に手作りする伝統の『甘露納豆』を細部まで魅せる姿から、商品への自信と思い入れが伝わってきます。
『甘露納豆』づくりの舞台裏
今回、特別に作業場の中を撮影する機会をいただきました。
伝統の和菓子を生み出す作業場では、蜜の糖分が染み込んだ数々の道具が並び、72年分の歴史が「味」につながっていることを肌で感じる神聖な空気が漂います。
豆を浸漬させた大きな釜。
丁寧に灰汁を取りながら茹で上げられ、ここからまた新しい『甘露納豆』が生み出されます。
蜜を通し、砂糖がかかった状態で乾燥工程に入った『甘露納豆』は、作業場でお客さんの元に向かう準備をしていました。
手間を惜しまない梱包作業
完成した『甘露納豆』は種類ごとに木箱に入り、注文時に1つ1つ丁寧に袋詰め、箱詰めを行っています。
『みツ𣘺』はご夫婦で営業されていて、製造から販売まで二人だけで行っています。梱包は時間がかかるため、お願いしたいときは事前に電話で予約をしておくとスムーズです。店主おひとりの時もあり、電話に出られないこともあるそうですが、粘り強くかけ続けた方が吉。
『甘露納豆』5種 100g 378円~
『甘露納豆』は写真左から『お多福豆』『白花豆』『大納言あずき』『うぐいす豆』『金時うずら豆』の5種類。
いずれも均一価格です(支払いは現金のみ)。ただし原材料費の高騰につきやむを得ず価格改定を予定されているとのことですので、最新価格は店頭にてご確認ください。
購入後はお早めにお召し上がりください
保存料を一切使用していない『みツ𣘺』の『甘露納豆』。賞味期限が短いため、未開封の状態で夏場は3日、冬場は約1週間程度でお召し上がりいただくことが推奨されています。開封後は冷蔵庫、または冷凍庫での保存必須!糖度が高いので冷凍庫でも凍らないということです。自家消費でも贈答品でも、手元に届いたら、すぐに食べきるのが良いかもしれませんね。
これからもこの町で
最後に、店主の三ツ橋さんに「八王子」について伺いました。「生まれ育った八王子で父の店を継ぎ、大人になってから地元の魅力を改めて知りました。リニューアルを機に、八王子がもっと盛り上がってほしいという思いも強くなっています。各地を見てきましたが、八王子はどこにも負けない町。素敵なお店が多いこの街で、これからも愛される店づくりを長く続けていきたいです」
ご夫婦二人三脚で営業されている『甘露納豆みツ𣘺』は、和菓子屋が「老舗」と呼ばれるまでには「3代続いて120年」が必要だという世界で、日々奮闘されています。『甘露納豆』以外には、毎年10月頃からお正月用の「栗きんとん」を予約受付し販売するなど、年間通して八王子から「和菓子」を発信しています。ぜひSNSで最新情報をチェックしてみてください!
取材当日はバレンタインの贈り物を購入する方が多数来店されており、『みツ𣘺』の『甘露納豆』が八王子を代表する贈答品であることを強く感じました。自分で食べる以外にも、大切なひとへ届けたい優しい味わいの『甘露納豆』。すでにご存じのかたも、まだ未体験のかたも、この記事を読み終えたらぜひ小門町まで足を運んでみてください!
甘露納豆 みツ橋
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市小門町81-26 ミツハシビル1階
- アクセス
- 西八王子駅 徒歩18分/八王子駅 徒歩20分/織物組合バス停徒歩2分
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 日曜日/第2、4火曜日※8月は1ヵ月間休業・その他臨時休業あり・売り切れしだい終了
- 電話
- 042-622-1922
- @kanronattou.mitsuhashi
- 備考
- 駐車場無し※近隣パーキングをご利用ください。
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