これからの『共生社会』を考える NPO法人八王子視覚障害者福祉協会

播田 直之

白杖を使って街を歩く方を時々見かけることがありますが、身近に視覚障害の方がいらっしゃらず、お話をしたことがありませんでした。

せっかく八王子ジャーニーのライターになったのだから、良い機会だと思いましたので取材させていただきました!

メイドイン イスラエルの最新技術!

今回お邪魔したのは、
京王八王子駅近くにある
NPO法人八王子視覚障害者福祉協会(八視協)さん

冒頭の動画にある喋る眼鏡はこちら!

視覚支援デバイス

イスラエルの会社が作ったAI機能搭載の最新眼鏡

主な機能👇
・ 文字を読み上げる
・ 目の前にいる人が誰か分かる
・ 製品やバーコードを識別
・ 紙幣の額面確認や表面の色を識別
など、最新技術を駆使した眼鏡のようです

ん~近未来!!

コロナ禍で声を掛けられる機会が減った

コロナ禍の影響はこちらでも。
ソーシャルディスタンスのためか歩行中に声を掛けられる機会が減ったそうなんです。
そこで
声をかけてくれた人に、こちらの飴付きのお礼カードを渡しているそうです。

ガイドヘルパー募集中

ガイドヘルパー(同行援護)とは、
・簡単な資格を取得することで、主に視覚障害者の外出時の行動の手助け・代読などをおこなう
・ご利用者と1対1、または団体で出かける際に同行する

こんな方に向いています

・ 家にいるのは退屈!出かけるのが大好き!
・ 福祉に関心がある
・ 自分のスケジュールと調整して働きたい

ご興味のある方は八視協さんにご連絡してみてはいかがでしょうか。

八視協の宮川さん

写真左が理事長の宮川さんです
宮川さんは本当に活動的!

→ 視覚障害者と行政の架け橋になる多くの活動
→ 八王子市の子ども食堂を中心に無農薬野菜・食料を提供
コロナ禍で大変な大学生に向けて食料を提供
→ ブラインドダンス など

宮川さんのフェイスブック投稿には長野県や茨城県での活動報告やグルメなどがあり
とにかく活動的!

宮川さんよりメッセージ

超高齢化社会を迎える日本で視覚障害者も安心して住める環境を作りたいです。
按摩、マッサージだけでなく、カフェも開き雇用の創出を目指しています。

スターバックスコーヒー国立店が聴覚障害者を中心に運営しているので、視覚障害者もカフェを運営出来るはずです。
八王子が誰でも住みやすい町になるといいですね。

播田 直之

共生社会を考えるというと、堅苦しい感じがしますが、先ずはお話を伺い現状を知ることが大事だと感じました。

コロナ禍でも、将来を見据えて活動的な宮川さんは静かな語り口調の中にも強い意志が感じられる魅力的な方でした。

街で白杖を使っている方が困っていたら、自然と声掛け出来そうな気持ちになりました。

NPO法人八王子市視覚障害者福祉協会

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市明神町4-2-2 秀和第2八王子レジデンス103号
アクセス
京王八王子駅西口 徒歩2分
電話
042-642-3001
Twitter
@NPO46155094
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