空前のメダカブーム!『めだかやドットコムミュージアム』オープン!
ある日、八王子駅南口バスロータリー横のビルの5階に「めだか販売」という文字を見つけました。
その時は気に止めることもなかったのですが、実はここは日本のメダカブームの発祥地だという事を知りました。
南口(ハローワーク前を南にすぐ)に「めだかやドットコムミュージアム」を新たにオープンすると聞き、取材を申し込みました。
八王子南口にオープン!
有名なラーメン屋「びんびん」さんの真向かい。
広い店内 に大小の水槽が置かれ、可愛いめだかが泳いでいます。待っていてくれていた、青木崇浩社長( 45 )に早速インタビュー 。
ーこちらはめだか業界のトップ企業だそうですが?
青木氏(以下、A)「私は子どもの頃からめだかが好きでしたが、その頃は飼育法の本もなく、12年前に私の書いたものが日本初の専門飼育書となりました。
その頃は、めだかの姿をネット上にアップしているサイトはなく、やってみると凄い反響でした。社名のドットコムというのはそのサイトの名前からです。
その後、一気にファンは増え、今やめだかは犬・猫に次いでペット産業の3位になっています。日本最小淡水魚であるめだかの日本的な魅力(奥ゆかしさ)が受けたのでしょう。メディア・TV、講演会の依頼にも多く呼んで頂いています」
ーこの水の入っていない水槽は何ですか?
青木氏が考案した「めだか盆栽」
A「それは、めだかを育てながら一つの空間として楽しめるようにと考えた「めだか盆栽」です。
ここに、カルキを抜いた水を入れ、バクテリアを入れると、水槽内で自然と同じ循環(分解、光合成など)が始まります。水を交換する必要もありません。バクテリアは私が作りました。(特許を得ています)」
ー社名に続いて、就労継続支援B型とありますが?
A「そうです。ここは障害を持つ方が一般就労を目指して働く事業所です。
事業所の多くはNPO法人や社会福祉法人ですが、ここは株式会社ですから、補助金などはありません。売上をあげることで運営し、売上は全て約100人の利用者さん(スタッフ)の工賃になります」
ーなぜ事業所を?
A「若い頃、脳血管と脳神経が癒着する病気で手術を受け、その後入退院を繰り返し、「俺って社会に役に立たないダメ人間だ」って落ち込み、心の病にもなりました。
でも、そんな私でも講演会に行くと子ども達が、『めだかの先生』とて喜んでくれるんです。それから福祉に目が向き、約10年現場で経験を積み、株式会社「あやめ会」を設立しました」
ーあやめ会の由来は?
「私の祖父(会計士)が、戦後焼け野原になった八王子の復興に尽くした組織『青木(あ)矢市(や)の芽生える(め)会』を父に続き私が引き継ぎました。この事業が成功したのも、子どもの頃からの仲間や先生などのおかげです。
南口ビルの販売店、昨年2月にオーパ店、12月にここミュージアム(観賞・販売)、もうすぐサザンスカイタワー横に音楽関係の『めだかドットコム・レコード』を出店します。日野の『メダカフェ』とで6店舗目です」
ー最後に一言どうぞ
A「差別をなくす一番の方法は知り合いになることです。
めだかを見ながらスタッフと話してください。それと、ニート・引きこもりで困っている家族を支援したいと考えています。是非、ご連絡ください」(編集長:中塚)
地域情報紙 よみっこ
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めだかやドットコムミュージアム
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市子安町1-9-4 東和エクセレントシティ1階
- アクセス
- 八王子駅南口 徒歩5分
- 営業時間
- 13:00〜18:00
- 定休日
- 水・土・日曜日
- 電話
- 042-649-5701
- Webサイト
- https://www.medakaya.com/
- @medakaya.com.hachioji
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。