“シンプルでただおいしい” 愛され続けるサンドイッチとケーキのお店『COTON』

“シンプルでただおいしい” 愛され続けるサンドイッチとケーキのお店『COTON』
ナル

みなさん、こんにちは。のんべえライターのNALUです。
今回は、京王線北野駅にある老舗カフェ『コトン』さんにお邪魔しました。
こちらはシンプルでめちゃおいしいサンドイッチが有名で、8月のリニューアルを機に新しいメニューやなんとビールも提供をはじめた!とのこと。

超おいしいサンドイッチとビール、この組み合わせも最強じゃないですか~!ということで、取材させていただきました。サンドイッチ好きも、ケーキ好きも、ビール好きも必見ですよ!

地元に根付く老舗カフェ『コトン』

コトンさんは、21年続く地元で愛される老舗カフェ。
店名のコトン(coton・フランス語)は、英語のコットン(木綿)のことで、イメージの通り優しくて暖かいマスターと、スタッフの河津さんの人柄、明るくて軽やかな店内の雰囲気、そして、シンプルで味わい深い手作りのサンドイッチとケーキがとっても魅力的なカフェです。

店内に飾られた、マスターによる手描きチョークアート。かわいいし癒されます!

お店の前にはちょっとしたテラス席も。これからの時期は、特に気持ちよさそう~

ひたすらシンプル、そして、ただおいしい。手作りにこだわった丁寧なサンドイッチ。

今年の8月にリニューアルされ、メニューも一部変更されたそうなので、まずは看板メニューのサンドイッチからご紹介していきましょう。

ちなみにサンドイッチはすべて手作りのうえ、お塩などの調味料は使っていないのだそう。なんでもマスターが塩味にとっても敏感であることと、開店当初から、お年寄りや身体の不自由な方でも食べられるような、オーガニックで身体に優しいをテーマにされてきたとのこと。 こういう心遣いが、コトンさんのなんともいえない、優しさに溢れた雰囲気を醸しているんですね。

まずは一番人気のたまごサンド。

たまごは牛乳とバターだけでふっくらしっとりと焼き上げているのが特徴です。 たまご自体の味やほのかな甘みが感じられる、とってもシンプルでふんわり優しいサンドですよ。お店に行ったら絶対に食べてほしい逸品です。

続いては野菜サンド。

調味料は、塩やドレッシングなどは一切使わず、パンに塗った特製ソースのみ。野菜も、サッと茹でることで食べやすく、かつ野菜の旨味が感じられる工夫をされているそうで、とってもおいしい!個人的には、正直、こんなにおいしい野菜のサンドイッチって食べたことがなかったので、本気で感動。

こちらはリニューアル後の新メニュー「ツナとたまごサンド」

こちらはいうまでもないほど鉄板の組み合わせですね!ツナのボリューム感を、しっとりふんわり優しいたまごの甘味が包んでくれて、これも最高ですね~。あー、ビールが合うな、これは(笑)
ということでいただいちゃいます!

ほらね、やっぱり合うんだな~サンドイッチとビールって。軽く一杯やるにはぴったりです!
そのほかにも、ツナサンド、ハムとたまごサンドなど、サンドイッチだけでも7種類あります。全部おいしそうですね~。

手づくりのケーキ、それとコーヒー。もう、完璧です。

コトンさんでは、手作りのおいしいケーキもいただけます。ケーキは常時8~10種類くらいあるそうで、中でも「マロン」や「モンブラン」が特に人気なんだとか。どれもおいしそうで、悩んでしまいますよね~。

ケーキのほかにも、コーヒーゼリーや、夏には昔懐かしの、あのカラフルで楽しいかき氷などもメニューに加わるそうで、とっても人気なのだそう。こちらもシーズンにあわせて楽しみたいですね。

ケーキといえば個人的に合わせたいのがコーヒー。コーヒーも作り置きはせず、オーダーがあるたびに河津さんが淹れてくれます。
どこまでも丁寧な仕事と気持ちがメニューや店内まで行き届いている、そんな風に感じます。

丁寧に淹れてもらったコーヒーって、とってもホッとするんですよね。
あ、もちろんコーヒーのほかにもドリンクは豊富に揃っています。

コトンさんが大切にしていること。

愛情のたくさんつまったコトンさん。マスターと河津さんはとっても仲良し。いつでもお店のことを考えて本気の議論を重ねるのだとか。
時には衝突しながら、よりよいサービスの提供を目指している姿、本当に素敵です。

お二人が、お店でいちばん大切にしていることは何か、尋ねてみました。

「オープン当初から、身体の不自由な方やお年寄りでも、安心して気軽に食べられるよう、「手作り」を基 本に、ゆったりと過ごせるお店づくりを心掛けてきました。その甲斐あって、いまでもたくさんのお客様に良くし ていただいています。また、先日のリニューアルの際には河津さんにもメニューなども考えてもらいました。これ からもお客様のご要望をうかがいながら、末永く愛されるお店でありたいですね」とマスター。

「とにかく、1日でも長くマスターと一緒に仕事がしたいです。たくさん学ぶこともありますし、
それを1日1日丁寧に重ねていくことがとっても大切だと思っています。あとは、古く良き時代のお客様も大切にしながら、新しいお客様にもぜひコトンでサンドイッチやケーキを召し上がっていただきたいですね」と河津さん。

お二人の、厳しくも優しい、師弟であり友人のような関係がコトンさんの魅力そのものですし、いつまでも続けていただきたいですね

ナル

みなさん、いかがでしたか?
カフェといえば、最近はおしゃれでインスタ映えするようなメニューなど、華やかで工夫をこらしたところが多い印象ですが、シンプルで実直、飾らないおいしさと落ち着く空間もカフェの魅力のひとつですよね。

そんなあたたかくほっこりしたコトンさんで、秋の時間をしっとりゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

Café Coton (カフェ コトン)

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市打越町347-2 salle de sejour 3
アクセス
北野駅北口 徒歩1分
電話
080-4935-5144
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