「TOKYOFARM VILLAGE(TFV)」が10月8日にグランドオープンしました。
町と農地をつなげるステーションとして、地域に愛される新名所。
新鮮ミルク、野菜を使用した、是非味わいたいメニューの数々をご紹介します。
小比企町農業と食の拠点
小比企町の八王子市斎場東交差点前にできた「TOKYO FARM VILLAGE(TFV)」。牧場の納屋をイメージしたという瀟洒な外観がオープン前から話題を呼び、本紙9月22日付紙面にてプレオープンの模様をお伝えしましたが、いよいよ10月8日にグランドオープンしました。
写真:木目調でまとめられた落ち着いた店内。天井には多摩産材を使用しています。
TFVは磯沼ミルクファームの搾りたてミルクを使った乳製品を販売する「ISONUMA MILK STAND」、その日の朝に採れたばかりの新鮮、安全な減農薬野菜を直売する「中西ファームスタンド」、磯沼ミルクファームの牛乳や磯沼牛、中西ファームの旬の果物や野菜を使った料理メニューを提供する「FARM BASEL」からなります。磯沼ミルクファーム、中西ファーム、バーゼル洋菓子店の三者がタッグを組んだ農業と食の拠点であり、「不変的な豊かさを未来に継承するコミュニティー」をコンセプトに掲げます。
絶品メニュー
「ISONUMA MILK STAND」のイチオシは「みるくの黄金律ソフトクリーム」(480円)。100%磯沼ミルクファーム産の牛乳を使用しており濃厚なミルクの味わいと甘みが口いっぱいに広がります。実はこれまで牧場内でのソフトクリームの販売はなかったそうで、満を持して提供する逸品。TFVの目玉メニューとなりそうです。
写真:みるくの黄金律ソフトクリーム
「FARM BASEL」のオススメは「東京ファームビレッジバーガー」(2300円)。食べ応え十分の磯沼牛(用意できる場合のみ)のパティと、中西ファームの旬の野菜をバンズで挟みフレッシュハーブとヨーグルトのソースでいただきます。もちろんこちらでしか食べられないオリジナルメニューです。
写真:東京ファームビレッジバーガー~フレッシュハーブ&ヨーグルト~
8種あるケーキメニューで是非味わいたいのは「いちごとマスカルポーネのショートケーキ」(880円)。
写真:いちごとマスカルポーネのショートケーキ
こちらにも磯沼ミルクファーム産のミルクが使われており、マスカルポーネの甘みとイチゴの酸味がベストマッチ。広がる芝生と牧場、小比企の谷 を望むテラスでいただけば、ヨーロッパの高原リゾートにいる気分です。
村長の夢実現
TFVの「村長」を務めるのは、磯沼ミルクファームの磯沼正徳さん。先代から70年余、小比企で酪農を営んできた磯沼さんにとりTFVは夢の実現だといいます。
「この地で酪農をつづけていくにはどうすればいいのか、様々な挑戦を続けてきた一つの到達点がTFV。いわば私にとってのフィールドオブドリームスです。緑と青空の広がる空間と、おもてなしのレストランに直売所。町と農地をつなげるステーションとして、地域の皆さんに愛される場所にしていきたいですね」
グランドオープンは三連休中とあって、市内外からの多くお客さんで賑わったTFV。八王子の新名所誕生です。(石川)
地域情報紙 よみっこ
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TOKYO FARM VILLAGE(トウキョウ・ファーム・ヴィレッジ)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市小比企町1673-1
- アクセス
- 山田駅 徒歩5分
- 営業時間
- 10:00-18:00
FARMBASELのみ 9:00~18:00 (LO17:00) - 定休日
- 年末年始休業
- @TOKYOFARMVILLA1
- @tokyo_farm_village
- 備考
- 駐車場 35台あり
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。