【よみっこ】お金に詳しいケアマネ！実は◯◯の先生でもあるんです

皆さんこんにちは！
今回は、ケアマネジャーでありながら、ファイナンシャルプランナーの資格も併せ持つ「井上希三志」さんについてご紹介します！

稀少な「ケアマネでファイナンシャルプランナー」

「いいケアマネを知っていますか？」よく受ける質問です。紹介したケアマネさんが希望者全員を担当できるわけではありませんが、「こんなケアマネがいる」という情報としてお読みください。

２０００年の介護保険制度導入に伴って創設された公的資格、ケアマネージャー。 その２年目に資格を取ったのが井上希三志さんです。現在彼は、桑都ケア・サポートという居宅介護支援の事業所の代表を務めるほか、自分でケアマネージャーとしても利用者さんのケアプランを作る仕事などで毎日忙しくしています。

新築した事業所の前の井上さん

今回、彼を紹介するのは、ケアマネージャーでありながらファイナンシャルプランナー（以下ＦＰ）の資格を持ち、「お金のことに詳しいケアマネージャー」として、稀有な存在だからです。

金融機関出身

井上さんは八王子市長房町が地元。高校卒業後、介護福祉士の資格を取ったものの、時はまだ介護保険制度導入前。「安定しているから」と農協への就職を勧められました。

今から約30年前の農協。まだまだバブルの影響が残る好景気の時代でした。「農協、というと農業と思われがちですが、実際は金融機関です」（井上さん）。

彼は、金融マンとしてのあらゆる知識を約10年間学び、数年前から今の介護事業の代表になりました。

ＦＰって何？

ところで、ファイナンシャルプランナーという資格は「税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金などの知識を備え、個人の人生プランを一緒に考えサポートする」もの。国家資格である「ＦＰ技能士」と民間資格である「ＡＦＰ」と「ＣＦＰ®」があり、井上さんは両方持っており、別法人で保険も扱っています。

「私、すでに保険のお客様はフルにいらっしゃるので（増やさなくていい、という意味）。それより、お金のことを知っているケアマネが少ないので、高齢者の方にお金の知識を分けてあげたいんです」（井上さん）。

高齢者に限らず、お金の知識がある人とない人では、人生に差が出てきます。お金のことを何でも知っている井上さんは、心強いケアマネと言えるでしょう。

井上さんは実は、ボクシングの先生でもあり、運動指導も可能

【取材後記】実は、井上さん。ボクシングの先生でもあるんです。左が選手時の写真です。ＦＰであり、ケアマネであり、ボクシングの指導者。多才な人がいるんですね。（取材：高田）