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八王子ジャーニーを支える社労士事務所『RIMONO(リモノ)』ってナニモノ?
「働き方改革だ!」と良く聞きますが、言葉だけが先行していて実際には進んでいるでしょうか…?かくいう八王子ジャーニーは、そりゃ忙しくて大変なんですが、働き方には結構満足しているのですよ!大変ですけど!(2回言う)
それは、私たちがどう働きたいかを親身に聞いてくれる、縁の下の力持ちの『社会保険労務士(社労士)』がいたからということを最近知りまして!
そこで今回は、私たちの会社アットサポートの労務をサポートしてくださっている『RIMONO Work-Life Design(リモノワークライフデザイン)』と、代表・西重さんがかなり面白い経歴の方だったのでご紹介させてください!
RIMONO Work-Life Designってどんな会社?
京王八王子駅から徒歩1分、グルメシティの入った土屋ビルの3F。階段を上がっていくと、『RIMONO Work-Life Design』の入口が見えます。
同社は、労務や人事における相談、手続き・給与計算のアウトソーシング、労働時間管理のサポート、就業規則等の作成、ハラスメント対策、労務課題の洗い出し、ルールブックの作成、人材育成セミナー、求人票の作成など、あらゆる経営課題・労務課題に対応する社会保険労務士事務所です。
入ってみてビックリ!広いフロアで、多くのスタッフの方たちが働いていますね!実は、マンションの一室で2、3人でやってるのかと思っていた…。(失礼しました)
喫茶店のようなおしゃれなカウンターもあります!こういう場所で仕事できたらモチベーションが上がりそう!
広い・おしゃれ・綺麗な印象の会議室!ここでなら、落ち着いて相談や打ち合わせができそうですね。では、ここで代表の西重さんを待ちましょう…。
代表の西重剛史さんってどんな人?
\私が『ワークライフデザイナー』の西重です!/
プロフィール
創価大学経営学部経営学科卒業
大学3年の時キックボクシング部主将として、全国優勝(団体戦)後楽園ホールで2戦2勝
法科大学院試験に挑戦するも不合格
その後、パチンコ屋で働きながらフリーター生活を送る
24歳時にようやく決まった大手社労士事務所で、まさかの解雇
25歳の時に大手社労士事務所に入社
27歳で国家資格社労士試験に合格(4回目の挑戦)
35歳で社会保険労務士法人RIMONO Work-Life Design設立
38歳になった今、創価大学大学院(法学研究/労働法専攻)に進学
社労士ではなく、デザイナー?!(何それ?)
てかプロフィールを見ると、何やら波乱万丈な…?!
なかなか険しい道のりでしたが、今では3人の娘にも恵まれて幸せですよ!ハッハッハッ!
労務管理を通じて”はたらく”人の人生がより良くなるようデザインする
笑顔で優しく饒舌にお話ししてくださる西重さんですが、大学卒業後はフリーター生活を送っていた時期や、社会保険労務士の国家試験を諦めそうになった不遇の時代も。
もともとは友人からの助言で「人とかかわる仕事がしたい」という思いが芽生え、社会保険労務士の国家資格取得を目指すことを決意。
国家試験に失敗したものの、内定をもらった社労士事務所で正社員として勤務し始め、27歳の時に国家資格を取得。
25歳から約10年の実務経験を経て、35歳で『RIMONO Work-Life Design』を設立して今にいたります。
――西重さん、先ほどおっしゃっていた『ワークライフデザイナー』というのは何ですか?
僕、勝手に自分のことをそう呼んでいるんです(笑)
僕は、社労士という専門家ではありつつも『はたらく人の人生を豊かにするアイデアを描く人』でありたいと考えています。
人間って潜在的に、人の役に立ちたいという気持ちや成長欲求があると思うんです。
その気持ちをどうやって活かしてあげられるか。仕事の報酬は金銭だけではなく、自分が成長した喜び、チームだからこそ感じられる一体感や達成感、安心感。
そこで、得られるご縁や経験などに、仕事の醍醐味って詰まってると思います。まさに、仕事の報酬って、仕事なんだなと考えています。
ただ、そのためには、職場ではたらく人が安心して、働けるようにするための法整備である、『労務管理』が必要不可欠となります。
――そこで、西重さんは労務管理を通じて、『はたらく人の人生=Work Life』を充実させるお手伝いをされているんですね。
そうなんです。
僕たちの会社名である『RIMONO(リモノ)』という言葉は、僕の3姉妹の娘の頭文字から取った造語なんです。
よく、親バカといわれることもありますが(笑)
ここには『次世代の子どもたちに残したい会社・社会づくり』を応援したいというメッセージを込めております。
サービス残業や、長時間労働、未払い賃金、過労死、メンタルヘルス不調、パワハラ・セクハラといったハラスメント…などの”負の遺産”は、次世代に残したくないですし、こういった会社には自分の子どもを入れたくないですよね。
西重さんの娘さんたち。右から順にRI(長女)、MO(次女)、NO(三女)
――『次世代の子どもたちに残したい会社・社会づくり』というのは・・・?
僕たちの経営理念として『“はたらく”を通じて幸せに~Make Life Colorful~』というのがあります。
僕たちって、睡眠時間を除くと、1日のほとんどが仕事をしている時間ですよね。
その時間が充実していたら人生ってもっと楽しくなるんじゃないかなって思うんです。
昭和や平成のように『男性中心』『長時間労働』『画一的な労働』という時代から、男性・女性共に働き、労働時間を含めて、様々な働き方が選択できる時代になりました。
他にも、介護や育児中の方、高齢者・障碍者の方など、様々な状況の方でも、活躍ができるような働き方が求められています。
少子高齢化・労働力人口が減少していく日本だからこそ、みんなで協力して、支え合っていかなければならない時代になっていると思います。
そういった、いろんな人が 働きやすくなる世の中になるように、働く人のためのルールである『労働法』の整備は重要になってきます。
――最近は働き方に興味をもっている方が多いですよね
インターネットやSNSの浸透により、残業・有給・ハラスメントなどの労働法について、労働者が詳しくなってきています。
また、最低賃金の上昇や、同一労働同一賃金、社会保険の適用拡大(年収の壁)、労働条件通知書など、目まぐるしい法改正によって法令を遵守して、持続的な経営を行っていくことが、ますます難しい時代になっています。
僕たちのビジョンには、『経営者とスタッフがお互いに信頼できる社会を』という言葉を掲げています。
経営者もスタッフも、お互いに文句を言い合う関係ではなく、同じ船に乗る仲間として、同じ方向に向かって進んでいけるチームになって欲しいと考えています。
そこで、ベースとなるのが労働法の理解であり、労働法の整備です。
僕たちは、特に、給与計算のアウトソーシングに力を入れております。
理由としましては、給与計算は単なる四則演算ではなく、労働法が凝縮されているからです。
労働法の専門家として、給与計算をはじめ、労務管理をRIMONOにお任せ頂くことで、経営者・スタッフの皆様が安心して働いて頂きたいと考えております。
RIMONOってなんだか凄い人たちが集まってそうだぞ?!
社会保険労務士の仕事は手続き代行だけじゃない!
社会保険労務士の仕事ってどのようなものなんでしょうか?
会社で働くということは人と人が関わることなので、多かれ少なかれトラブルが起きますよね。『労働基準法』『労災保険』『雇用保険』など 『人』に関わる法律を中心に、企業と従業員の問題を解決したり色んなサポートをしていくのが社会保険労務士の仕事です。
――具体的な作業でいうと?
主に、人事・労務に関するご相談対応や、労務手続と呼ばれる社会保険の手続代行、または、給与計算のアウトソーシングがメインとなります。
こういった作業を社内でやろうとすると、知識や経験が必要になりますし正確ではなかったりしますよね。
それが、のちのち未払い残業の請求になったりだとか、従業員さんから訴えられてしまったりするリスクになってしまいます。そういったトラブルを最小限に抑えて防ぐのが我々の仕事です。
――企業からの『働き方』についての相談も聞いているとお聞きしましたが、どういったご相談を受けられることがあるんでしょうか?
就業規則をきちんと定めていないと、会社に悪い人が入ってきた時に防げませんよね、とか。
採用をどういう風にしていきましょうか、人材育成はどうやってしていきましょうか、といった相談でしょうか。
働き方に関する相談がすごく増えてきたなと実感していますね。
手続き代行だけだと、社長さんのニーズを満たすのは難しい。
単なるアウトソーサーではなく、時代・法令・お客様に調和した労務管理を設計することを大事にしながら、経営者や一緒に働くスタッフの皆様が安心して働けるよう、サポートしていくように、意識しております。
標準化・再現性でクオリティーを均一化
――他に、お客様のためにやっていることはありますか?
RIMONOでは、どの社員が担当になっても品質が均一になるよう、1つの会社に対して複数担当制にして『標準化・再現性』を徹底しています。
――『標準化・再現性』とは何ですか?
『標準化・再現性』というのは、自分しかわからないことを作らないということですね。
お客様と対応する窓口担当の社員、その補佐をするパート、実務経験が豊富な嘱託社員のチームで1つの会社を担当しています。
そして、ある程度その会社の担当ができるようになったら次の人に引き継ぐようにしています。その会社を経験したことがある人が社内に複数人いる状態を保ち、担当がその場にいなくても業務に滞りないような体制を整えているんです。
マニュアルをしっかり整備して、履歴や進捗も明確に残すようにしています。担当以外の社員があたったとしても同じクオリティーの仕事ができる仕組みにしています。
――情報や知識の共有を徹底しているということですか…!
今までの時代は自分しかできない仕事というのがアドバンテージだったと思うのですが、それを大きく崩したい。RIMONOでは、自分の持っている知識をみんなに教えている人、標準化・再現性を意識している人を評価しています。
――品質に偏りがないというのはお客さんにとっても、RIMONOさんにとってもプラスですよね。
標準化・再現性が根底にあると『品質』という点でお客さんが悩まなくてよくなるので、ストレスがなくなるんじゃないかと思います。
担当者に確認をしても「先生に確認して折り返します」と伝書鳩みたいになってしまったり、その担当者しか知らない・分からなかったり、というのはできる限りなくしていきたいと思っています。
担当者からすると、お客様から「●●さんじゃないとイヤ」と言われることは嬉しいことです。ただ、長い目で見た時に、お互いにとって価値的ではないと考えています。
誰が担当しても、一定以上の品質を担保できる持続的な組織づくりを大事にしております。
従業員向けに作ったRIMONOオリジナルの手帳です!
手帳の中に書かれている、代表の西重さんと一緒に働くスタッフさんとで一緒になって考案した7つのビジョン。RIMONOの原点として、ビジョンをスタッフ全員が共有し、一致団結して業務にあたっています。
RIMONOは企業のパートナーとして労務管理&給与計算を支えます
弊社アットサポートもRIMONOさんにお世話になっています!普段、どんなサポートしていただいているのでしょうかッ?!
従業員の方からしたら、僕らって影の存在ですよね(笑)
アットサポートの皆さんが使われている保険証は僕らが発行手続きしているんです。2024年3月に健康保険料の変更がありましたよね。それも、今年は誰がいくらになりますよ、とRIMONOから事前にご案内して給料に反映させていただきました。
――まさに、縁の下の力持ち的な役割をしていただいているんですね!
就業規則も社長さんと話しながら作らせていただきました。
経営者の方が「これで合っているのか」「十分だろうか」と迷ってしまうところを、僕たちがフォローして正確な手続きをする。
何かあったらプロに聞けばいいと頼ってもらって、本業に集中していただく。そういう関係性で「ありがとう」と言っていただけると僕たちも嬉しいし、やりがいを感じますね。
――会社のために、色んなことをしていただいているのだと改めて分かりました。
給与計算や労務の手続きは、簡単に見えるかもしれないけれど、誰にでも簡単にできることではないんです。企業の担当者の方は『間違えてはいけない』というプレッシャーを抱えてていると思います。
そこを僕らが助けに行く。担当者の仕事を奪うのではなく、仲間として頑張っていきましょうという関係性を作っていきたいです。僕らがどういう思いを持って仕事をしているかを分かっていただけると嬉しいです。
大事なのは、企業も従業員も納得して働く事
――RIMONOのコンセプトとして、『自社の豊富な体験をベースにした実践的提案』というものがあると思うのですが、実際どういったことを試みているのですか?
まず、残業を限りなく無くしています。
RIMONOの共通の価値観として、『残業するんだったら、仕事を分担してみんなで残ろう』という考え方があります。チームワークで支えて、特定の一人に負荷をかけないようにしています。
また、『後輩を自分以上の人材に』という教育方針を掲げています。後輩には、惜しみなく自分の知識と経験を教えてあげる。先ほど話に出ましたが『標準化・再現性』を意識している人を評価しています。
お子さんの体調不良で突発的な休みを取った方に対しては、チームで支えていきます。子育てしている人への理解、協力体制づくりを大事に。支えてもらった方も、感謝の気持ちを忘れず『次は自分で支えていこう』と、優しさの連鎖、考え方を浸透させています。
有給休暇はパートさんに関してはほぼ100%使い切っていますし、それに対してみんな肯定的にとらえています。みんなが支え合うチームづくりを心掛けています!
他にも、体力的に短い時間で働きたい、テレワークしたいという要望にできる限り柔軟に対応しています。 その人の人生がいろどり豊かになるように。0または100、ブラックorホワイトではなく、グラデーションを持たせた働き方を応援していきたいんです。
こういった試みから得た成功・失敗をお客様に共有して、お客様の会社がより良くなるようサポートしています。
――お話を聞いていると、RIMONOはすごく新しい会社だと感じます!
本当にひとりひとりと向き合って、ただ労働力として扱うのではなく、その人にとってどうしたら一番幸せなのかを僕も真剣に考えていく。そういう時代に企業全体が向かっていかないと、従業員はより良い条件の企業を見つけてすぐに辞めていってしまう。
RIMONOのビジョンにもあります、『経営者とスタッフがお互いに信頼できる社会』の実現を目指して、経営者と従業員で、同じ船に乗るスタッフ同士、信頼し合える会社を作っていけたらと思っています。
RIMONOは経営者にも従業員にも親身に寄り添います
ちなみに、労務関係の仕事でやっていて難しいと思うところってありますか?
人間って正攻法だけで物事を言われても納得できないことがありますよね。人間の感情って難しいところがあると思うので、そこですかね。しっかりお客さんに共感してあげることが大事だと思います。
――法律って『法に触れているかどうか』みたいな、白黒はっきりしているものなのかと思っていました。
労働法ってA=Bというような問題ではなくなってきているんですよ。
0か100かで答えられないことって沢山ありますよね。やらなきゃいけないのはわかっているけど、なかなかできない。まさにダイエットと一緒だと思うんです。食事制限して有酸素運動すれば痩せるよって言われても、それができないから悩んでるわけで。そういったお客様の悩みに対してこちら側も真剣に考えて「まずはここから始めましょうか」と最初の一歩を提案しています。
また、世の中には社労士事務所として、同じような商品・サービスを提供するところはたくさんあります。
僕たちよりも、経験豊富だったり、単価が安かったりとお客様にとってメリットのある事務所は多くあります。
ただ、その中において、RIMONOは『親しみ』・『優しさ』・『思いやり』を大切にして、僕たちの企業風土・文化、世界観で選んで頂きたいと考えています。
分かりにくいことを分かりやすく、聞きづらいことも優しく何度でも、そういった”安心感”や”信頼”こそが、RIMONOが提供したい価値かもしれません。
――時代が変わると人間の種類も変わってきますよね。最近はAIの活用が活発になってきていますし、色々と働き方も変わってくるんでしょうか?
AIが進化している今、『人には何ができるのか』っていう本質的なテーマが再フォーカスされていると思うんです。
コロナが蔓延していた時に、メンタル不調になった人がすごく多かったですよね。やっぱり人って、人の間に居たいんだなって思ったんですよ。人と人が一緒に仕事をする限り、人が人のために頑張りたいという気持ちはなくならないのかなと思います。
AIに指示されて人間がロボットのように動く時代になったら変わると思うんですが、まだ人がAIを動かしている限りはそこには僕らのニーズは絶対にあると思います。人の心は人にしかわからないので。
――労務関係のお仕事は、人の心を深く理解する必要があるんですね
僕たちは『Human Centered(”人を中心に考えよう”)』という考え方があります。ITツールやHR Techが発達したとしても、商品・サービスの向こう側には人がいるし、その人の人生があることを常に意識することは大事だと思います。
効率化とよく言われていますが、じゃあ全部業務委託すればいいじゃないかというと、それはそれで寂しい。誰かと一緒にやる達成感や一体感ってありますよね。人と人が触発されて、自分が持っている力以上のものって出るものだと思うので、そこはすごく大事にしたいです。
RIMONOは『親しみ優しさ思いやり』を武器としていく会社です。RIMONOの理念に共感してくださるお客様とつながっていきたいと思っています。
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