
先日、ショッキングなニュースが流れてきました。タレントの梅宮アンナさんがステージ3の乳がんであることを発表したのです。
乳がん検診の重要性
ご存じ、梅宮アンナさんは、がん家系のため、定期検診や人間ドックには力を入れていたといいます。しかしマンモグラフィーもエコーもしたのに映らなかったがん。それが、乳がんのうち全体の5%にあたるという「浸潤性小葉(しんじゅんせいしょうよう)がん」でした。これは彼女が「何かおかしい」としつこく調べての結果だといえます。
開業して16年
現在、八王子市で乳腺専門に開業して16年、2024年秋現在で、すでに約1500人の乳がんを発見しているのが今回ご紹介する『八王子乳腺クリニック』院長の三坂先生。まだ乳腺専門のクリニックが珍しいころ、その必要性を感じて開業した先生のところへは、今や八王子市民のみならず、全国から患者さんが訪れます。

開業して16年、今や全国から患者さんが訪れる
今回、三坂先生に「ブレスト・アウェアネス」について、教えていただきました。ここ数年、厚労省もブレスト・アウェアネス=乳房を意識する生活習慣を身に着けることを推奨しています。
ブレスト・アウェアネス【4つのポイント】
①ご自分の乳房の状態を知る
②乳房の変化に気を付ける
③変化に気づいたらすぐ意思へ相談する
④40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
以前は、「自分で触診」とういうと検診の代替えとしてとらえられていましたが、実際には素人がしこりなどを発見するのはなかなか難しいこと。その難しさに自分で触診するのをやめてしまった人も多いことでしょう。
ブレスト・アウェアネスの概念は、そこまで大げさではなく「普段から自分の乳房を知り、自分の乳房に気を使うこと。そして不安があれば、医師に相談してくださいということです」(三坂先生)。

待合室では、ペッパーが様々な質問に答えてくれる
ちなみに八王子市における乳がん検診は2年に1回ですが、これは検診が2年に1回でいいということではなく、補助が出るのが2年に1回ということ。もっと頻繁に調べるほうがベターです。
三坂先生のクリニックでは乳がん検診を1年に1回、継続して受けられるように、通常の自費検診よりリーズナブルな乳がん検診(クリニックオリジナル)を用意しています。詳しくはお問い合わせください。(高田)
八王子乳腺クリニック
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市三崎町4-8 篠崎ビル4F
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩5分
- 営業時間
- 9:00~13:00/14:00~18:00 ※予約優先
- 定休日
- 土曜午前、日・木・祝日
- 電話
- 042-655-5355
WRITER 投稿者

八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。