八王子サンバパレードが夢 アミーズサンバ代表・アミさん

八王子でサンバと言えば、アミさん。市内のお祭りやイベントでアミさん達が踊るのを見たことがある人も多いことでしょう。

サンバを30年

日本では、その衣装から、サンバを「セクシーな踊り」と思っている人も多いですが、実は、本場ブラジルでは、老若男女みんなが踊る盆踊りのようなもの。サンバのあの音楽に合わせ、即興でステップを踏んでいくのが基本です。日本のメディアに出てくる「肌を露出した女性プロダンサー」は、サンバの一側面。本来「誰でも踊れる」のがサンバなのです。

「元横地区ふれあい文化交流会」でのアミさんと仲間たち

そのサンバにはまって約30年、品川区生まれのアミさんは、浅草サンバカーニバルにも関わっていたミュージシャン、故ヘンリー久原氏に弟子入りし、八王子に移住しました。そこで、「シネマガールズ」として歌いながら、サンバも習得、今日にいたります。

スクールも

先日、料亭なか安(暁町)で行われたアミーズサンバのディナーショーも約100人のお客様を集めて大盛況。全国でも数少ない「プロ」のサンバの踊り手であるアミさん。

30年間スタイルが変わらないアミさん

実は、数年前から「アミーズボディメイク」というスクールをJR八王子駅南口(子安町)で開いています。サンバのダンス以外にも、ストレッチ、キックボクササイズのクラスがあり、踊りに自信がない方は、ストレッチのクラスから始めるのも可能です。生徒さんの年齢層も10代～80代と幅広く、男女問わず習えるのも魅力です。

台湾にも招聘(しょうへい)

企業イベントやパーティや各地のお祭りで踊ることも多いアミさん。その不変の若さと天然の性格に、日本のみならず、今年は台湾にも招聘されました。

「コロナのころはイベント全滅で暗かったんですが(笑)、最近は、イベント続きでうれしい限り。いつか八王子サンバパレードを実現したい。八王子祭りの民謡流しのように、毎年恒例にしたくて」1000人参加のサンバ。夢が広がります。(高田)

グループ「シネマガールズ」の歌手でもあるアミさん サンバはエクササイズ効果大