世界が認めた八王子クラフトリキュール!金賞受賞を市長表敬訪問で報告

世界が認めた八王子クラフトリキュール!金賞受賞を市長表敬訪問で報告

八王子craft liqueur代表・島村悟さんの『mulberry&hops 28%』が、「The Asian Spirits Masters 2025」リキュール部門で最高点ゴールドを受賞。日本企業の受賞は史上初で、“アジアNo.1リキュール”の称号も獲得しました。2025年8月19日には島村さんらが八王子市役所を訪れ、初宿和夫市長に受賞を報告しました。

30年かけて夢を叶えた男・八王子クラフトリキュール代表・島村悟さん

公開日: 2024.12.20

今から約30年前。西放射線ユーロードのあるバーに鈴木さんという名バーテンダーがいました。 30年の夢 「水割りやロックを作るのは誰でもできる。カクテルを作れてこそバーテンダーなんだ」そんな言葉を口にする厳しい鈴木さんにバーテンダーの何たるか…

オール八王子で掴んだ栄冠

今回受賞した『mulberry&hops 28%』は、八王子産の桑の実とホップを主体に10種のハーブを贅沢に使用したリキュールです。このリキュールは、八王子市のふるさと納税返礼品にも選ばれており、また、日本遺産「桑都物語」のロゴマーク使用も承認されるなど、まさに八王子を代表する特産品。今回の受賞は、製造者、デザイナー、生産者が一体となった「オール八王子」で掴んだ栄冠と言えますね!

初宿市長は「誠におめでとうございます」と祝福の言葉を贈り、関係者たちの努力を称えました。

バーテンダーが紡ぐ八王子への想い

製造者の島村悟さんは、市内で『Bar 洋酒考』を経営する現役のバーテンダー。「お酒を選ぶ側から、自分で造り『選ばれる側』になりたい」との強い想いから、5年の歳月をかけてリキュール製造免許を取得。近年、街に活気が戻ってきていることを肌で感じていると話し、「八王子の街の力とこの商品を融合させ、さらに盛り上げていきたい」と熱意を語ります。

桑の実生産者のふなき市議との出会いをきっかけにこのリキュールは生まれました。八王子の自然の恵みと、島村さんの地元への愛情がたっぷりと注ぎ込まれています。

高校生デザイナーが描く独創的な世界

ボトルを彩る緻密で独創的なラベルは、八王子市在住の高校生デザイナー・saoriさんが手がけました。

ボールペンを使いフリーハンドで描かれる世界観が魅力です。ラベルは、高尾山の靄(もや)や桑の実、桑の実畑があるひよどり山などをモチーフに描き下ろしたもの。島村さんと一緒に市長にラベルの説明をする姿がなんとも微笑ましかったです。

また、パッションフルーツリキュールのラベルにはこんなストーリーも。saoriさんが以前描いた「時計」をモチーフにした作品と、パッションフルーツの和名「果物時計草」が結びついて生まれました。導かれるような物語性あふれるデザインが、リキュールの魅力を一層引き立てていますね!

左から『mulberry&hops 28%』『翠靄~sui-ai~』『passion fruit & hops』


八王子ジャーニー編集部

桑の実やホップ、デザインまで「オール八王子」でつかんだ快挙。地域の力が結集して世界に認められたことが誇らしく、これを機に八王子がさらに盛り上がってほしいと強く感じました!

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