老舗定食屋『富士屋』閉店から5ヵ月──器を通してよみがえる“あの日の記憶”

老舗定食屋『富士屋』閉店から5ヵ月──器を通してよみがえる“あの日の記憶”

2025年3月23日に閉店した、八木町にある老舗定食屋『富士屋』。あれから約5ヵ月が経ちましたが、お店の前に新たな動きが見られました。

『富士屋』が3/23閉店。八木町の定食屋が静かに幕

公開日: 2025.04.01

八木町の老舗定食屋『富士屋』が、2025年3月23日をもって閉店しました。八王子では、老舗の閉店が続いている印象もあります。…

店先の変化

会社帰りに甲州街道沿いを歩いていると、閉店したはずの『富士屋』のシャッターが少し開いており、その隙間から灯りが漏れていました。店頭には食器が並べられています。

お店の記憶が宿る器たち

気になって近づいてみると、こんな張り紙が。店内で使われていた食器を販売していることがわかりました。

『富士屋』で実際に使われていた器がずらりと並びます。どれも趣のある素敵なものばかりで、眺めていると自然と感慨深い気持ちになります。

中でも一際目を引いたのがこちらのお皿。お刺身を盛り付けるのにぴったりで、家での料理もぐっと華やかになりそうです。

豆皿や小鉢、とっくりなど、種類は豊富。業務用らしくしっかりした作りの器が多く、日常使いにも重宝しそうです。

家で中華を作ることが多いため、ラーメンどんぶりとチャーハン皿を購入。使い込まれた風合いが魅力で、『富士屋』を思い出しながら家中華を楽しみたいと思います。


八王子ジャーニー編集部

みんなに愛された富士屋。長年使われてきた器には、お店の歴史やぬくもりが宿っています。食卓に並べれば、あの日の風景がよみがえるはず。器を通して富士屋の思い出を日常に取り入れ、これからも心に留めてみてはいかがでしょうか。

関連タグ

WRITER

八王子ジャーニー編集部

八王子ジャーニー編集部

記事一覧

八王子ジャーニー編集部です!ライター・スタッフ募集中!