
西八王子の人気フランス菓子店『パティスリータツヤササキ』では、農家直送の素材を使い、その日のうちに焼き上げる“できたて”の味を大切にしています。四季ごとに登場する限定スイーツは、素朴ながらも飾らないおいしさが魅力。自宅でのティータイムはもちろん、大切な方への手土産にもぴったりです。

飾らない本物のフランス菓子が買える店|西八王子『パティスリー・タツヤ・ササキ』
公開日: 2021.12.08
店の外にエッフェル塔がある本格フランス菓子店 西八王子駅から西に5分ほどいったところにエッフェル塔を模したオブジェがあるスイーツ店があります。こちらが今回紹介する人気のフランス菓子店「パティスリー・タツヤ・ササキ」。取材に行った日もお目当て…
ムラサキの建物にエッフェル塔
西八王子駅南口から徒歩4分ほど、高尾方面の角地にある紫色の建物が目印です。

駐車場は、店舗西側に3台分あります。

季節を感じるショーケース
「季節限定」商品が並ぶショーケースからは、四季を大切にしている想いが伝わってきます。農家直送の素材を使い、当日分だけを焼き上げています。「新鮮な焼き菓子」とうたっているお菓子は、売り切れ御免!のスタイルです。

濃厚な栗の味を感じる2品
『モンブラン』648円(税込) 販売期間:~12月中旬
モンブランは、まず生クリームのおいしさが魅力です!純生クリームだけで作られていて、正直これだけでもずっと食べていたい。モンブランクリームはフランス産の栗で濃厚な味わい。そこに大きな栗がまるごと乗っていて、豪華です。写真には写っていない土台部分は、なんとメレンゲ!サクサク、シュワシュワと溶け、食感も楽しい一品です。

『栗のタルト』648円(税込) 販売期間:~2027年1月頃
今年初めて登場の『栗のタルト』。見るからに濃厚そうで、落ち着いた雰囲気が漂っています。クリームには2種類の栗が使われていて、甘さとコクのバランスが絶妙。一口食べると、栗そのものの味わいを感じられるほど豊かな風味です。
栗のペーストにアーモンドクリームを合わせた奥行きのある味わいで、まさに栗づくしの一品。そして、タルト生地がやはりおいしい!後味には、焼き菓子の甘さと優しさがふんわり広がり、最高です。

八王子の手土産として
手土産を用意する時は、なるべく八王子ならではのものが良いかなと思うものの、何が適しているか悩むところです。こちらの店舗では『八王子産』と書かれている詰め合わせ用の箱もあり、八王子を代表するお菓子としてお土産にぴったりです。
八王子駅直通の名産物セレクトショップ『はちまるステーション』でも、お菓子の一部が購入できます。

焼き菓子は詰め合わせにすることもでき、1つから購入可能です。

看板商品の『マカロンアランシエンヌ』12枚入り1,080円(税込)。現代のマカロン・パリジャンとは違い、昔ながらの素朴なマカロンです。焼き紙ごと包まれている本場スタイル。箱を開けた瞬間、想像していた形と違ってびっくりしました。食べてみるとさらにおいしくて、また驚かされました。

『たっちゃん芳醇バタークッキー』 594円(税込)。人気商品の可愛いデザインの箱に入ったクッキーです。

店主佐々木さん
佐々木さんからお話を伺うと、お菓子1つ1つにストーリーがありました。そのすべてを語り尽くすには時間がいくらあっても足りないほどの真摯な想いを感じました。フランスでの修行時代、焼きっぱなしのお菓子がメインに並ぶ店を目にし、人々が気軽に1個から買って食べる姿に感銘を受けたそうです。
見た目は少し地味でも「うまいっ!」となるお店を目指してお菓子作りに取り組んでいるそうです。お店に並ぶお菓子たちは「飾らないかっこうよさ」をコンセプトにしていることが伝わってきます。手作りならではの味わいと魅力が一つ一つに宿り、素朴さの中に美しさを感じました。


滞在中、客足がとだえることはなく、人気ぶりがうかがえました。2015年の八王子商工会議所「お店大賞」を創業最短・最年少で受賞。八王子市のふるさと納税返礼品にも『バスクのチーズケーキ』が選ばれています。今回は秋の味覚だったので、次回は冬の楽しみを見つけに行こうと思います。
パティスリー タツヤ ササキ (PATISSERIE TATSUYA SASAKI)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市散田町3-6-3
- アクセス
- 西八王子駅南口徒歩4分
- 営業時間
- 火~土 11:00~19:00
日・祝11:00~18:00 - 定休日
- 月曜日・第一火曜日
※月曜日が祝日の場合は営業し、翌火曜日がお休み - 電話
- 042-665-8528
- @patisserietatsuyasasaki
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