日本酒のイロハがわかる!八王子の老舗酒屋『小倉屋酒店』

めじろ台駅近くにある老舗酒屋

所用でめじろ台駅の近くを通った時に、すごく佇まいがいい酒屋さんを見つけました。

おぐらや

いかにも老舗という風格が感じられる店構え。これは入るしかない!!!

店主さんにお話をうかがったところ、お店は酒屋としては昭和49年から営まれているそう。
今年で47年になる老舗です。

店内は日本酒が大多数を占めており、奥側にはワインや焼酎もあります。
冷蔵庫に収められた色とりどりのラベルが美しい日本酒たち。圧巻です。

日本酒のいろんなことを教えてくれる

「お酒好きな人にお酒を贈りたいがどれがいいかわからない」「日本酒を飲み始めてみたい」といった日本酒初心者の方に、店主さんはいろいろな教えてくれます。

本物の日本酒を選ぼう

日本酒と一口にいってもピンからキリまであります。コンビニやスーパーで売られている安価なパック酒には糖類や酸味料が入っているとのこと。そういった余分なものが入っていない本物の日本酒だけをこちらのお店で販売しています。

日本酒の規格を知ろう

“本物”の日本酒の中でも大きく分けて醸造酒純米酒に分かれるそうです。

醸造酒と純米酒の違い

醸造酒
搾る前に規定量の醸造アルコールを添加
純米酒
米と米麹のみで発酵させ、そのまま搾る

項目本醸造純米酒
蔵元の最高峰酒大吟醸酒 斗瓶取り純米大吟醸酒 斗瓶取り
精米歩合50%以下かつ吟醸酵母を使用大吟醸酒純米大吟醸酒
精米歩合60%以下かつ吟醸酵母を使用吟醸酒純米吟醸酒
精米歩合60%以下特別本醸造酒特別純米酒
精米歩合70%以下(純米酒は規定無)本醸造酒純米酒

一升瓶よりも四合瓶

日本酒といえば一升瓶を思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらの店主さんは一升瓶(1800ml)よりも四合瓶(720ml)での購入をオススメされています。また贈答用に買う場合も同じように四合瓶での購入をオススメされています。

理由は以下の通り。

一升瓶ではなく四合瓶を購入するメリット

・家庭用の冷蔵庫に無理なく入れることができる
・短期間で飲み切ることができるので日本酒が酸化しない
・おなじ予算ならワンランク上の1本が選べる
・贈答する相手の好みがわからないとき、一升瓶1本より、味わいの違う四合瓶2本の方が数打ちゃ当たる(笑)

お燗は電子レンジではなく湯せんで

冬になると無性に飲みたくなる燗酒。手っ取り早く電子レンジを使って温めてしまいがちですが、店主さんは湯せんでのお燗をオススメされています。

電子レンジでのお燗がダメな理由

徳利が熱くなるだけで、お酒がしっかり温まらない

ちなみに燗酒に適した日本酒は常温コーナーに置かれています。

僕が気になった日本酒を紹介!

たくさんの品揃えがある中で僕が気になった日本酒をいくつか紹介します。
※値段については店頭にてご確認ください。すべての商品は正規価格で販売しているとのこと

『出羽桜 アマビエさま』(出羽桜酒造/山形)

銘酒揃いの山形の中で人気を誇るのが『出羽桜』。こちらの1本は雑誌「Discover Japan」の表紙を飾った山形県出身の画家・佐藤真生さんが描いたアマビエをラベルにあしらったものとなります。

『森嶋』(森島酒造/茨城)

60年続いた自社ブランド『大観』を止めて令和元年から『森嶋』に変えたのだそう。「飲む人に一石を投じる」意味を込めた石のデザインが斬新です。

『作』(清水清三郎商店/三重)

2016年、伊勢志摩サミットの乾杯酒にも選ばれた『作』。作と書いて『ザク』と読むのですが、これがガンダムファンの間でも評判を呼んでいるのだそう。

『相模灘』(久保田酒造/神奈川)

現在、八王子に造り酒屋はないのですがここ小倉屋酒店さんから一番近いのが久保田酒造なのだそう。津久井湖の南側に位置し、丹沢山系の湧水を用いて酒造りを行なっています。

購入したのはこの2本!

『初亀 酒門』(初亀酒造/静岡)

僕の好みを伝えたらこちらをオススメしてくださいました。奇しくも僕の出身地・静岡の人気銘柄でした。

創業1636年(!)、現存する造り酒屋としては静岡最古、全国でも31番目に古い老舗中の老舗です。

兵庫県産山田錦100%の純米造りですが、規格外のお米を使用しているため純米表記ができないようです。味わいは冷やでも燗でもいける程よい酸が心地いいです。

『ど 純米 にごり酒』(山本酒造店/秋田)

もう1本はどぶろくが欲しいなと思っていたらおもしろい商品をオススメしていただきました。その名も『ど』。酒税法上『どぶろく』というものは濾す過程がないお酒なので清酒とは異なるのですが、こちらは清酒ながら、見た目がほぼどぶろく!

飲んだことがない方はどぶろくを「野暮ったい酒」と思うかもしれませんが、こちらを飲むと度肝を抜かれますよ。

火入れをしていない生酒なのでシュワシュワ発泡します。なので開ける時に要注意。少しずつガスを逃がしながら開けましょう。そして酒器に注ぐと吟醸香が。精米歩合が65%なので表記上は一般的な『純米酒』なのですが、吟醸酵母を使っているためものすごく華やかな香りがします。それでいて飲み口がトロトロ。いい意味で変態過ぎます(笑)

pekohara

他にも個性的なお酒を教えてもらえたり、お酒にまつわる裏話など聞けたり・・・。店主さんと楽しい会話をしながらお酒を選ぶことができます。自分用に、または贈答用にこだわったお酒が置いてあるお店で買ってみるのはいかがですか!?

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小倉屋酒店

情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。

住所
東京都八王子市めじろ台2-19-1
アクセス
めじろ台駅 徒歩3分
営業時間
10:00〜20:00
定休日
月曜日
電話
042-664-6644
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