皆さんこんにちは!
今回は八王子の町を元気にしよう!と、八日町のエルシィ駐車場で行われる『八王子マルシェ』のご紹介です。
エルシィ駐車場でマルシェ
「長いコロナ禍で、外に出ないで気が変になっちゃう」先日、ある高齢者のかたが、こう言っていました。そう、「外に出たい」という気持ちは皆、同じ。
そんなあなたに、八王子の町中の青空の下の「市場」をご紹介します。
町なかの市場
八王子マルシェは、八日町にあるエルシィの駐車場をその日だけ「市場」にするという試みです。コロナ禍にあり、ご多分に漏れず、八王子の旧市街、八日町、八幡町あたりも元気がなかったこの1年。
とくに、エルシィは、結婚式、お葬式、謝恩会ほかの大人数の宴会がほぼないという、壮絶な1年以上を過ごしています。
「そんな中でも、八王子の町中を少しでも元気にしたくて」担当の西川厚志(49)さん。
エルシィの社員さんですが、周りの商店の方々に声をかけ、エルシィの駐車場をつぶしてやるこの「市場」をプランニングしました。
青空の下のこんな市場なら、感染対策さえしっかりすれば、「密」にならずに楽しめると。3月の1回目は大盛況、16号沿いのマルシェは非常に目立ちました。
それはそうでしょう、何も遮るものがない空間だからです。出店は毎回、キッチンカーが約10台、雑貨や小物などの物販も約10台。
第1回目は、三密にならないように気を付けながら、テーブルも配置され、子どもたちは大喜びでした。
3月の「八王子マルシェ」の様子(キッチンカーエリア)
(物販店エリア)
「クセが強い交差点」
その昔のどの都市もそうだったように、「中心街」というのは、なぜか駅前ではなく駅から離れたところにありました。八王子もご多分に漏れず、八日町、八幡町が「商売の中心」だったのです。エルシィのある場所には、百貨店「まるき」さんがあり、屋上には遊園地さえありました。
昭和40年代くらいまで、八日町、八幡町あたりは商店がたくさんあり、真夜中まで人々が行きかうほどにぎやかだったのです。
「こんな時期なので、【八日町八幡町復興】を」と、西川さんも語ります。そして、今、商工会議所の方々も、「八日町八幡町なぜか元気」というのです。
それは、八王子の町なかに住む高齢者や子どもを連れた女性たちが「三密」になりがちな駅前を避け、なるべく近所で買い物をしようとしていること。そして、リモートワークが増え、やはりそういうビジネスパーソンもわざわざ駅前まで行かない、ということもあると思います。
「クセが強い」八幡町交差点にエルシィはあります
また、エルシィの交差点は今、エルシィ看板、ペットのコジマの犬看板、仏壇屋さん看板、話題の高級食パン屋「王道の王道」のジャングル風看板、と非常に目立つ、ある意味「クセが強い」交差点になっています。
この交差点近くで毎月1回開かれる「八王子マルシェ」、八日町、八幡町の復興の突破口になるでしょうか?楽しみです。
明日は、緊急事態宣言中のため、食べ物はテイクアウトのみになります。(取材:高田)
【八王子マルシェ】
2021年 今後の開催予定日(時間はすべて9時~14時)
5月30日(日)、6月27日(日)、7月25日(日)、
8月29日(日)、9月26日(日)、10月24日(日)、
11月28日(日)、2月27日(日)
開催地:所在地:八王子市八日町6-7エルシィ前駐車場
電話 : 042-623-2111(代)
地域情報紙 よみっこ
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八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。