【よみっこ】八王子最古の建造物 八王子市大楽寺 西蓮寺薬師堂

地域情報紙「よみっこ」

みなさんこんにちは!
今回は八王子最古の建造物『西蓮寺薬師堂』をご紹介します。

北条攻めで上杉景勝が陣を張った

八王子城が落城したのは、天正18年6月23日の事。
その際、秀吉軍に加わった上杉景勝が陣を張り、厨房として使用した為、その焼け跡が残っているというお寺、大楽寺の『西蓮寺』を訪ねました。

その薬師堂は八王子で最古の建造物の一つでもあります。
すぐ近くに、ランドセル地蔵で有名な『相即寺』もあります。

よみっこ編集局から車で約15分。
第一印象は『門が立派!』八王子では見ることの少ない仁王門です。(江戸中期) その左に小さな石碑。
『多氷屯倉の碑 (たひのみやけ)』と書かれてます。
多氷屯倉とは、古墳時代の国造 (くにのみやつこ) が支配した地域の事。
埋もれていた碑を掘り起こして設置したとの事。

多氷屯倉 (たひのみやけ) の碑

薬師堂

さて、八王子市で最古の建造物のひとつであり、東京都指定有形文化財という薬師堂は、仁王門を入ってすぐ右。
説明板によると、「室町時代の建立で虹梁 (弓状の梁) などの一部に焼け跡があり、秀吉方の上杉景勝軍の兵が堂内で炊事したためであると伝えられている」との事。(焼跡は外からは見る事はできません)

西連寺薬師堂 (室町時代建立 : 東京都指定有形文化)

その説明板の右下には大正時代に作られた石碑があり、全ては読めませんが北条氏照の家臣が松と杉を寄進したと書かれているようです。
更に、その右にも小さな石碑がありますが、こちらは全く読めません。(分かる方はよみっこまで)

ひらがなの『め』をデザインした絵馬は、目の病気にご利益のある『めめ絵馬』と呼ばれるもの。
境内左には、朱色の立派な鐘楼。
正面の本堂や六地蔵などに手を合わせつつ、ゆったりとした時間を過ごしました。
これぞ、お寺巡りの魅力。 

めめ絵馬 (目など病気の回復にご利益があります)

鐘楼

ランドセル地蔵の相即寺へ

西蓮寺から200mにある相即寺へ。

『ランドセル地蔵』という有名なお地蔵さんがある地蔵堂の前にはこんな説明がありました。

“昭和20年7月8日。米軍飛行機の銃弾を受けて死亡した明治君のランドセルを、そのお母さんが明治君に一番似た地蔵さんにかけました。その話を児童文学作家の古世古先生が「家出ねこのなぞ」を書きその真相が判明した”(要約)

ランドセル地蔵

正面に本堂。その左には、八王子市指定有形文化財『万目 (まんもく) 供養仏』(地蔵菩薩)。
このお寺がここに建立された背景にはこんな話もあります。

先に訪れた西蓮寺の薬師堂に泊めてもらった法然の弟子である忍誉 (ににょ) 上人が、地元の人に教えを説き、それを聞いた人々から求められこの地にとどまったとのこと。
先程の地蔵堂には、八王子城落城の時283人の相即寺縁の戦死者供養のための150体地蔵も収められており、6月23日 (落城)、7月8日、8月8日に法要を行い、御開帳されるそうです。
歴史やお寺の好きな方は、おすすめの散策コースです。

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西蓮寺

情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。

住所
東京都八王子市大楽寺町566
アクセス
西八王子駅から車で8分
電話
042-622-4952
Webサイト
https://www.sairenji.or.jp/
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