【よみっこ】秋の高尾山を楽しむ<その3> 高尾山1号路を登りました

【よみっこ】秋の高尾山を楽しむ<その3> 高尾山1号路を登りました
地域情報紙「よみっこ」

皆さんこんにちは!
「秋の高尾山を楽しむ」3回目は、高尾登山。
「何度も訪れていますが登山は初めて」という事で、よみっこ愛読者の反町さん(東京サポートレンジャー会所属・八王子コンベンション協会公式ガイド)に案内をお願いし、初心者向け1号路を登りました。
「気持ちよかった~」でも、意外の連続。

野草・景色・石碑・見所など3.8㎞

9時、高尾山口駅横のビジターセンターで地図をもらい早速スタート。

1号路は、登山口(ケーブルカー)乗場手前、不動院)から山頂まですべて舗装道路となっており、薬王院の表参道でもあるメインコースです。
軽装でも登れますが、斜度のある坂道や長い階段もあり、意外にきつかったです。(3.8㎞)

高尾山1号路(総門手前の杉並木)

二つ目の「意外」は、平日でも思ったより登山客が多い事。
『ほぼ毎日登っています。健康登山というのがありまして、上の社務所でスタンプを押してもらい、100冊(1冊21回)を目標にしています。』というご夫妻も。

高尾山の標高は599mですが、登るにつれて遠くまで見渡せる景色が広がり、様々な野草、野鳥、石碑、薬王院の貴重な建物、霊山らしい重厚な雰囲気、変化にとんだ登山道など、「さすが登山客世界一」と納得させられます。
見所が多すぎて、この紙面に書ききれませんので、行程と反町さんに教えて頂いた事を列挙します。写真を参考に、読んでください。

反町さんの健康登山手帳(74冊目です)

薬王院(右:大天狗、左:子天狗)

行程と見所

登山口から続く石畳は、都電荒川線に使われていたもの。布流滝(ふるたき)は、高尾山にある4つの滝の一つ(この滝は現在は絶えています)。
中腹辺りにある大きな木の根っこは、戦時中に船を造るために切られたもの。(その上に可愛い鳥を飾っているのは、めじろ台在住の柳沢さんという方の作)。
「城見台」は、八王子城からの知らせ(のろし)を、津久井城、そして小田原城へと知らせた場所。
石碑に漢数字が書いてあるのは「丁石」(登山口から薬王院まであります。)

巨木の切り株に小鳥の飾り物が

丁石(二十一丁目)

最もきつく長い坂(15度)を登り切ると、リフトの降り場に到着。その先、ケーブルカーの降り場に売っているのが人気の「天狗焼き」。
展望台のすぐ先に高尾山で1、2を争う巨木「将軍ブナ」。(説明板なし)浄心門からは薬王院です。
ここから、つり橋のある4号路、5つの橋を渡る3号路へも行けますが、このまま1号路へ。
「天狗の腰掛杉」、126本の赤い灯籠がある杉並木を過ぎると、右が女坂、左が男坂(煩悩だらけの私はこちらへ)の108段の階段へ。
「さる園」向いの斜面の下に珍しい「ツチアケビ」を発見。「たこ杉」の由来を読み、四天王が守る総門へ。
本堂をお参りし、途中にある1億円以上かけて造ったという豪華なトイレで用を足し、10時半に山頂に到着。

この日は霞んで富士山は見えませんでしたが、最高の眺めです。自然に興味のある方はビジターセンターの展示も。(この日見た野草は、タマアジサイ、ヤブミョウガ、ヤマホトトギス等)

下山は1時間余り。下山して、『案内ありがとうございました』とお礼を言うと、『もう一度6号路を登ってきます』と反町さん。
その言葉も意外でしたが、もっと意外だったのは、私が「翌日に」筋肉痛になった事。でも、今度は別ルートを登りたいです。
「紅葉は捨てがたいが密を避けたい」、という方にはこの時季がおすすめ。下山後は、極楽湯につかりランチへ。明日に続く。

タマアジサイ薬王

地域情報紙 よみっこ

最後までご覧いただきありがとうございます。
よみっこへのご意見・お問い合わせは、下記のメールアドレスへご送付お願いします。
​広告掲載についてもお気軽にお問合せください。

よみっこ編集局
[email protected]

関連タグ

WRITER

地域情報紙「よみっこ」

地域情報紙「よみっこ」

記事一覧

八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。