今回は、ネット上にほとんど情報が載っていない素敵な純喫茶が『いちょうホール』の近くにあると聞き、実際に行ってきました。
アクセス
今回お邪魔する喫茶店『CLOVER』さんの場所は、八王子駅北口から徒歩13分。いちょうホールのすぐ目の前になります。
いちょうホールの正面入口をでてすぐ左に曲がると、白い壁が見えてきます。
こちらの白い壁と、店頭の『Original Cake Shop』という文字が書かれた看板が目印です。
所在地 : 東京都八王子市本町25-6
昭和にタイムスリップできる店内
お店の中は、ゆったりとした空気が流れています。
店内に流れるクラシック音楽、ヨーロッパを感じさせる店内の飾り、そして静かな住宅街にあるという立地。
スマホを置いて、ちょっと昭和の時代に心をタイムスリップ、オフラインの時間を楽しもう。そう感じさせるような雰囲気です。
私が伺った時は、一人の方が、窓際の席でコーヒーを飲みながら本を読んでいました。
逆光でその方の影がガラス窓に映し出されて、とても絵になる構図でした。
メニュー
メニューはこんな感じ。
年季の入ったメニュー表で、長い間変わらない味を守ってきているのかな、と感じました。
【ドリンク】
【セットメニュー】
日替わりセット 950円(税込)
気になった『当店おすすめ日替わりセット』を注文しました。
今日の日替わりは、ほっけ、豚肉と冬瓜のスープ、ご飯とお味噌汁と小鉢がついた定食とのこと。
(※取材に伺ったのは2021年8月下旬です)
お料理が届いて、品数の多さと圧巻のボリュームにびっくり…!
お味噌汁には、豆腐とわかめ、オクラが入っていました。
あっさり系のお味噌汁です。取材時はまだ暑かったので、夏にピッタリの爽やかさ。
続いて、小鉢3品。
お漬物は、少し甘めの味付けでご飯によく合う。
納豆と枝豆の和物は、自分の人生では初めてみましたが、よくあうお味でした!
こちらの太めの春雨には、たらこがからめられていて、ピリ辛さが定食の良いアクセントになっていました。
個人的に一番おいしいと感じたのが、冬瓜のスープ。
豚肉がとっっても柔らかく、つるっと食べられてしまう。冬瓜のあっさりしたお味と旨味が滲み出たスープの相性も抜群。おいしさを噛み締めながらいただきました。
デザートには黄色いスイカが。
既に切り込みがあったので、フォークで簡単につまんで食べられました。
甘さがとても強く、デザートに大満足なお味でした。
最後に食後にコーヒーがついてきました。
深みのある、でも苦さは残らないお味。
次回はケーキとのセットでもいただいてみたい…!
知る人ぞ知る、地域に根付いたお店
私がお店にいる間に、何人かがお店を出入りしていたのですが、会話をふわっと耳にする限り、かなりの常連さんたちの模様。
インターネットにほぼ情報がない中で、何人もの方がやってくる…地域に根付いたお店なんだなと感じました。
お店を出る際に、店主さんからは「いってらっしゃい」という言葉をいただきました。
どこか懐かしくて、帰ってきたくなる。
そんなお店でした。
誰かとお店に行くことも楽しいけど、たまには一人で、自分の世界に浸りたい。
ちょっとオフラインの世界を楽しみたい。
そんな方に、ぜひ尋ねてもらいたい喫茶店です。
Clover (クローバー)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市本町25−6
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩13分
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 月曜日
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