2021年12月5日開催！『八王子ShortFilm映画祭』

皆さんこんにちは！
毎冬恒例の八王子ショートフィルム映画祭がいよいよ2021年12月5日に八王子・御殿山の「八王子日本閣」で行われます。 今回は、作品がノミネートされた監督の一人、廣田耕平さん、演出担当の山崎華歩さんの29歳コンビにお話をうかがいました。

八王子からカンヌへ行くぞ！

――今回、この映画祭にはどんなご縁で？

廣田 : 僕は千葉県出身で、高尾山しか知らなくて。今回の映画祭は八王子出身の山崎に勧められましたし、彼女の「八王子愛」に助けられました。

山崎 : 私、八王子が好きすぎて……。八王子を知らない人に紹介するときには必ず『八王子には海以外なんでもある』と言っています（笑）。 山や川や広い公園など自然が豊かで、歴史が古く、景観が美しい八王子は今回撮影していて、どこを切り取っても美しいと感じました。

カンヌを目指す廣田耕平監督

演出を担当した山崎華歩さん

八王子の人は優しい

――山崎さんの勢い、確かに凄い……。

廣田 : はい、そして、今回撮影場所をお借りした八王子の人々の優しさには本当に感謝しています。 無理なお願いも快く引き受けてくださって、八王子の人々の温かみを感じました。

山崎 : 映画を撮影してるときに「何の撮影ですか？」と気さくに話しかけてくる八王子の方々も多く、 映画祭に出品すると伝えると「頑張ってね」と言ってくれる人がたくさんいたのも、八王子という土地柄をよく表していると思います。 今回の撮影を経て、八王子を知らないスタッフにもいい街だと知ってもらえたのがよかったです。

撮影に協力してくれた呉服屋さんの西室さんとスタッフ

カンヌを目指す

――12月5日の本選の日が楽しみですね。入場者のお客様もユーチューブの観客も、投票できるんだとか。

廣田 : そう、僕もさっき投票のことを知ったんです。当日、審査員の方もそうそうたるメンバーで。があとは結果を待つだけ。 でも、僕、この15分の作品をカンヌ映画祭にも出品しようかと思っています。

――カンヌ！呉服屋さんを舞台にした物語なので、案外海外でウケるかもしれませんね。（取材：高田）

廣田監督のノミネート作品「ラの♯に恋をして」老舗呉服屋さんを舞台にした不思議なラブストーリー