【八王子の見てある記】東京都指定旧跡である初沢城跡を歩く

地域情報紙「よみっこ」

皆さんこんにちは!
今回は、八王子の『初沢城跡』を散策した様子についてお話しします。

標高294m曲輪(くるわ)・堀切(ほりきり)・竪堀(たてぼり)など

今年最初の散策コースは『初沢城跡』です。かなり前にも紹介しましたが、今回は専門家の案内による城跡を中心とした企画に参加しました。スタートは、高尾駅からもよく見える金色の『みころも聖堂』です。
高尾駅南口から徒歩10分。みころも聖堂には、お城好き、散策好きな方たちが集まっていました。今回の主催は『林をつくる会』

写真:みころも聖堂

案内役は、山梨学院大学客員教授の十菱駿武先生(八王子市在住)です。途中にトイレはないので、聖堂休憩所で済ませておきましょう。まず、日本一の高さを誇るという菅原道真の銅像に向かって階段を上がります。(階段の左側には『故郷の森』という全国の県木を植えた散策路があり、そこを通っても同じ場所に出ます)

写真:十菱駿武先生

銅像を右方向へ進むと高尾天神社があります。周辺や右の斜面にはたくさんの梅が植えられており、春先にもぜひ来てみたい場所です。その先にある『初沢山山頂へ』の案内に従って進みます。(山頂まで同様の案内板が設置されています)

写真:高尾天神社

写真:山頂まで案内板

しばらく歩くと、少し広い場所に出ます。この先にもいくつか見られる『曲輪』(お城の中につくられた一つの区画)と呼ばれる場所です。十菱先生によると、「鎌倉~戦国時代には曲輪と呼び、江戸時代以降は『丸』と呼ぶようになりました。本丸とか二の丸ですね」と。頂いた地図には曲輪に番号がついており、この後も何ヶ所かあるのですが、その場所に説明板はないので不慣れな私などはいつの間にか通り過ぎてしまいそうです。

標高294メートル(比高100メートル)とはいえ、鎧(約30㎏)を着て登るのは大変だったでしょうね

人も少なく、春にはたくさんの野草に出会えそうな静かな山道は、徐々に急峻きゅうしゅんになっていきます。登り切って突当りを右に行くと山頂(本曲輪)ですが、まずは左へ。曲輪2(二の丸)の手前に「堀切」の跡があります。道に対して垂直に掘ることで、敵の侵攻を止めるための堀です。先程の突き当りに戻り、その先の主しゅ郭のあった場所には、かく「初沢城跡」の山頂標識と、この辺りの土地を提供した『やすべえさん』の事が書かれた説明があります。

写真:山頂(本曲輪)

軽食をとり、反対側の道を下りました。「紅陽台側の斜面にある『竪堀』を見るため」との事でしたが、やはりこれも案内者がいないと見逃してしまいそうです。(竪堀とは、斜面に沿って堀を作り、敵の侵攻を止め、当時すでに使用し始めていた鉄砲などで攻撃するためのものです)
そのまま進むと、スタート地点に戻ることができます。

城と言うと天守閣や石垣をイメージしますが、戦国時代までに築かれた山の地形を利用したこの様な『山城』は、散策にはもってこいですね。おにぎりを持って出かけましょう。

『林をつくるコミュニティ』について

・栗山(浅川中の学校林)の整備を月2回
・下草刈り
・木道作り
・ビオトープの整備
・古い木の伐採や植林
などの作業をボランティアとして行っています。
毎月1回栗山自然観察会、4月はニリンソウまつりを開催。

今回の主催者『林をつくるコミュニティ』の活動に興味のある方は
林をつくるコミュニティのHPまで。

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