ドンキやマックの近くに突如として現れた高級感溢れる建物。
現在もオープン準備中ということで謎に包まれていますが…
その中で、先行してプレオープンしていた店舗へ取材に行ってきたのでご紹介いたします!!
リーズナブルなのに最高品質。
料理からおもてなしに至るまで、驚きの連続でした。
これは大人気店となりそうな予感…!!
アルチザンアパートメント八王子
八王子駅北口から徒歩5分ほど。
塚田農場跡地で工事が進められていましたが、素敵な外観に仕上がりました!
所在地 : 八王子市三崎町5-19
どうやら全部で5つのお店がオープンするようですが…?!
続報が入り次第またお伝えします!
極上の江戸前鮨を驚きの価格で提供!
今回訪れたのはアパートメントの1階フロア
101号室『鮨 つぐみ』
店名には漁師とお客様を結び、豊かな海を未来へつなぐ という想いが込められています。
“産直船上仕込みの極上の江戸前鮨を驚きの価格で”という考えのもと展開。
裏コンセプトは「銀座で食ったら3万円」
驚くべきことに約20品ほどの本格的な『江戸前鮨のおまかせコース』を税込8,800円で提供してくれます。
なぜ、高品質の鮨を低価格で食べられるかというと…
日本全国50ヵ所の漁港に足を運び、漁師や仲卸と強い絆を結んできたからだと言います。
実際に現地へ足を運び、関係を築いてきたつながりを活かし、漁師や産地仲卸から直接魚を仕入れているそうです。
そのため、都内ではあまり知られていない、現地の人だけが知っているとっておきのネタを仕入れられることも!
生ほっけやガスエビ、網走で取れる国産天然キングサーモンなど、滅多にお目にかかれないものもお楽しみいただけます。
口コミでは「コスパも質も最高」と早くも話題に。
どんなお店となっているのか、これは気になる…!!
檜のカウンターを構える店内へ
さて、シックな雰囲気漂う入口から中へ。
檜のカウンターがあり職人が握る姿を間近で楽しめます。
席はカウンターのみで全10席。
江戸前鮨のおまかせコース 8,800円(税込)
※取材日は2022/1/6です
注文したのはもちろん『江戸前鮨のおまかせコース』
旬や漁の状態により内容は日々変わるそうですが、今回は全部で19品となっていました。
まずは先付けが7種類、1皿ずつ出していただきます。
こちらは陸前高田の米崎がき。鮮度抜群、濃厚でなめらかな舌触りは、贅沢すぎる逸品です!!
その後、11種類の握りと、最後にあら汁という流れになります。
こちらは中トロ。口に入れた瞬間にとろけて、天にも昇るような幸せと一緒に噛み締めます…!!
それでは、おのみもの→先付け→握り→あら汁の順にご紹介していきます。
おのみもの
まずは料理と相性抜群のドリンクから選びましょう👇
と、ここで最初の驚きが。
どのお猪口で飲むのか、お好みで選べるのです!
注目の若手作家が作る唐津焼や、江戸時代後期の一点もののアンティークを使用するなど、こだわりは食器からもうかがえます。
「お料理に合うものを」というリクエストに応えていただき、様々な日本酒をいただきました🍶
ノンアルコールもありますので、お酒が苦手な方も楽しめます。
いただいたのはこちらの6種類。
・澤屋まつもと 守破離 五百万石
・勝駒 純米酒
・日高見 芳醇辛口 純米吟醸 弥助
・八街生姜ジンジャエール (ソフトドリンク)
・黒龍 大吟醸 龍
・富久長 美穂のお気に入り
取材だからと最初はノンアルコールにしたものの、運ばれてくる品々に、たまらず日本酒を頼むことを余儀なくされました(笑)
寒い季節ということもあり、主に燗酒にしていただきましたが…どれも料理と抜群に合う素晴らしいチョイス👏
「日本酒って良いなぁ~」としみじみ感じましたね。本当にウマい!!
先付け
先ほどのお猪口で日本酒を味わいつつ、まずは握りの前に先付け…と思ったら7種類も…!!
季節によってそのラインナップや品数が変わります。
こうして並べると序盤から随分と量があるように見えますが、一つ一つのサイズは控えめなので、少しずつ堪能することができますよ!
・みずだこ
・ぶり大根
・せりとゆり根のおひたし
・陸前高田の米崎がき
・白子ぽん酢
・すっぽんの茶碗蒸し
・あんこうの共和え
まず見た目の美しさ!
食材が映える食器のバリエーションにこれまた驚き!!
お味の方も、鮮度の高い厳選素材のポテンシャルを最大限に引き出す品々!!
野球で言えば、日本球界が誇る最強打線が組まれているかのごとく、計算し尽くされた打順で舌をクリーンヒットしていく感動ビッグイニングでございました⚾
(訳 : 先付けからどれも絶品でした👍)
握り
握りをいただく前に、こちらが用意されます。
和のフィンガーボウルと言ったらよろしいんでしょうか…?!
そう、鮨はやっぱり素手でいただくのが至高👍
12種の鮨をいただきます。
鮨つぐみのネタは、ほとんどが“船上仕込み”
船上仕込みとは、船の上でとれたての魚を、ベテラン漁師が魚の特性に合わせて瞬時に締めることを言い、鮮度とおいしさはお墨付きです。
漁師や仲卸と築いてきたつながりがここにもあらわれています。
・やりいか
・真鯛
・半熟いくら
・しめ鯖のあぶり
・赤身の漬け
・ほたての塩麹漬け
・中トロ
・ほっきがい
・こはだ
・車海老
・あなご
・あら汁
「船の上から料理は始まっている」という、その言葉が突き刺さる衝撃的なウマさ!!
野球で言えば、全国から選りすぐり集結した侍ジャパンのレギュラーメンバーが、チーム『鮨 つぐみ』の手によってバキバキに仕上がっている状態で、一人ひとりが主役かつ抜群のチームプレーで世界(舌)を圧倒するかのごとくっ…!!⚾
(訳 : どの握りも最高でした👍)
腕利きの職人とこだわりぬいた厳選素材
カウンター席の向こうで鮨をにぎるのは、天才肌の職人!
19歳で和食の道へ飛び込み、6年間修行したあと、麻布十番の鮨銀で修行。
さらに、赤坂で和食店を立ち上げたり、和食や鮨の名店で料理長や統括などを歴任。
ネタがおいしいのはもちろん、シャリも相当なクオリティ。
使う米は、西の横綱と呼ばれる奥出雲の山間で作られるコシヒカリ仁多米。
噛めば噛むほど味わいが増していき、香りとうまみと甘みのバランスが秀でています。
これを羽釜で一気に炊き上げることで、一粒一粒にハリが生まれ、ネタを支える土台としての力強さを発揮しています。
また酢は、通常の純米酢に比べて8倍以上の米を使用し、2年以上かけて熟成させる富士酢をメインに、東京横井醸造の熟成赤酢、通常では手に入らない生産者直送の種子島キビ糖などを隠し味に数種類をブレンドしているといいます。
味も風味もまた格別な本わさび。
すりおろしたての辛味が絶妙な塩梅で、素材の良さを引き立ててくれます。
すべての品をいただいた後、締めはあら汁。
アラプレッソと呼ばれるほど、様々な魚のアラを10時間以上煮込んで抽出した超濃厚コラーゲン出汁のお味噌汁です。
これがまた絶品!! 最後まで楽しむことができました!
丁寧な接客に洗練された店内や食器…
普段味わうことのない非日常感が体験できました👏
これで税込8,800円は正直お安い!!と思ってしまうほど、贅沢すぎるお料理と日本酒、そして素晴らしい空間でした。
仕事で頑張った自分にご褒美。大切な人と一緒に。
プライベートでもビジネスでも重宝するお店と出会えたことに感謝!!
ぜひ一度行っていただきたい『鮨 つぐみ』
すでに話題となっているお店ですので、ご来店の際は予約を忘れずに!!
https://www.instagram.com/sushi_tsugumi_/
鮨 つぐみ
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市三崎町5-19
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩5分
- 営業時間
- 16:00~22:00 (LO21:00)
土日のみランチ 12:00~(最終入店 13:00) - 定休日
- なし
- 電話
- 042-620-0707
- Webサイト
- https://sushi-tsugumi.com/
- @sushi_tsugumi_
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