京王めじろ台駅の改札左に、京うどんのお店がオープンしました。
お店から出てきたのは以前取材した、めじろ台駅前の和食「藤」の店主・山下さん。
2020年八王子お店大賞を受賞した「藤」2号店ですから、駅前の”立ち食いうどん”とはちょっと違うようです。
黄金スープ・洗練された逸品
「京うどん」という定義はありませんが、鰹節と昆布の出汁と薄口醤油を使用した「出汁へのこだわり」と、その店のオリジナルメニューが特徴です。
その意味では、ここ「京」は、まさに京うどん専門店です。
山下さんご夫妻(めじろ台「藤」2号店「京」の店前にて)
まずは、出汁から。
大阪出身の私は出汁にはちょっとうるさいつもりですが、これまで飲んだ出汁の中で最も美味しい出汁のひとつだと思います。利尻昆布・本枯れの鰹節・ソウダガツオ、少しアクセントになっているのは鯵の煮干しだそうです。
煮干しは、頭と腹ワタを取り除き、それぞれの材料に適した温度管理をし…濁り、雑味のない究極の黄金スープです。
うどんも抹茶を練り込んだオリジナル麺。
JALの機内食を作っている、キッセイ食品に製造を依頼した理由について、「ちゃんと抹茶の風味がし、もっちりとした細麵を作る高い技術を持っているのはそこしかなかったからです」と山下さん。
京うどん(税込660円)
京うどんの上には、ネギ、ミョウガ、大葉、カイワレという香草(和風ハーブ)と、茹でほうれん草、しゃぶ餅(専用の薄い餅)が乗せられ、器にもこだわり、山下さんの目指した「洗練された一品」となっています。見た目よりも食べ応えがあり、660円。
その他、注文の多いのは、関西定番のきつねうどんやかき揚げうどん。
かき揚げうどん(税込1,000円)
オリジナルメニュー
オリジナルメニューでは、ピリ辛が特徴の「黒胡麻担々麺」(コチジャン使用)と、トマトスープと出汁を合わせた「洋風トマトうどん」が人気です。
セットメニューでは、「京うどんとおばんざい(京都の総菜)セット」は1,500円。ご飯に天かすを混ぜた「天むすとのセット」は1,000円。野菜天丼などとの「ミニ丼セット」は1,200円~など。
天むす(単品194円、券売機)
プロが作ったお惣菜
来店客のもう一つのお目当ては、和食のプロ、山下さんが作ったお惣菜。たくさんのメニューが並び目移りします。
人気は「肉じゃが」(648円)、「筑前煮」(同)、完全自家製の「黒ごま豆腐サラダ仕立」もおすすめです。お惣菜は店内でも食べられます。(肉じゃが660円など)
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うどんとお惣菜 京
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市めじろ台1-100-1
- アクセス
- めじろ台駅すぐ
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 水曜日
- 電話
- 042-673-2232
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。