FC NossA八王子東京都3部に昇格!杉本代表・土屋監督・荒木主将に聞く
〝本気でJリーグを目指します〟をスローガンに昨年発足した
「FC NossA八王子」が、東京都4部リーグを全勝(Gグループ)で終え3部に昇格。
代表、監督、キャプテンの3人に取材しました。
取材場所は、警察官就職率日本一として有名な日本文化大学。
「チーム発足時、練習場所が無くて困っていた時にグラウンドを提供して頂き、立派な練習環境が整ったことも今回の3部昇格の大きな力になりました。
今年からはトレーニング室も使用させて頂けることになり、心から感謝しています」
と、杉本代表(株式会社エスエストラスト代表取締役)。
インタビューの中でも、始終話題に上がるのが、約150社にのぼる協賛企業への感謝の言葉です。
同チームを取り巻く大きな支援は、選手を「地元での就労支援」という形で支えることにもなり、スムーズな移籍・入団に繋がっています。
杉本代表(左)と土屋監督
――次にお話を伺ったのは土屋征夫監督(元日本代表候補・Jリーグ功労選手賞受賞・J1最年長出場記録3位)。
「私は、先の事は話しません。『目の前の事に全力で取り組む』私自身もずっとそれでやってきたし、選手にもそう要求しています。
短い練習時間で細かい戦術までは落とし込めませんから、攻守の切り替えの早さ、運動量、人のために動くことなど、基本的な事だけを伝えながら進めています」と。
取材後、筋トレを済ませ、選手と共にグラウンドを走る姿を見て、土屋監督に憧れこのチームに集まってきた多くの選手の気持ちが分かるような気がします。
――3人目は、キャプテンの荒木大輝選手(26)。 まずは経歴から。
北海道旭川出身。5歳からサッカーを始め、旭川実業高校時には全国高校サッカー選手権大会でベスト16。びわこ成蹊スポーツ大学を卒業後、入部した東京23FC(関東1部)で土屋選手(現監督)に出会い八王子へ。
「練習時間も短いですし、下位リーグでは相手チームの情報が少ないので、練習やゲームの中で選手への声かけをし、自分が先頭で声を出して引っ張っているつもりです。
『八王子からJリーグへ』の夢をみんなで追っていきたいです」
と、爽やかに語ってくれました。
練習風景(日本文化大学グランド)
『2週間に一度、開催されるホームゲームにはスタジアムに多くのサポーターが集まり、日本全国から対戦相手のチームのサポーターも八王子に駆け付ける。
おじいちゃんおばあちゃんは生活の楽しみに、若者は勝敗に一喜一憂し、子どもたちはプロ選手にあこがれて選手たちに八王子の名前を叫び、声援を送る…(後略)』
これは、八王子市が募集している「2040年の八王子どうなっていると思いますか?」という長期ビジョンに杉本代表が寄せたパブリックコメントです。
『八王子出身の人ってどうしてこんなに八王子が好きなんだろう』と思いつつ、楽しそうに話す杉本さんの夢に付き合ってみたいと思わずにいられません。
今後も「NossA」の快進撃と、夢への挑戦に目が離せません。(編集長・中塚)
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