明神町で愛され続けてもうすぐ35年。
都立片倉高校1期生のご夫婦が紡いできた600種類のパンメニューはいかがですか?
食べることが好きで
ここのパンと出会ったきっかけは、ご近所からのいただき物。パンの間にアンコがぎっしりのアンパン。
まるで「アンコに薄皮が乗ったもの」(笑)。
実は、アンコが苦手な筆者なのですが、なぜかペロッと食べてしまったのです。
このアンパンを作っているのが、明神町にある「フレンド」。
な、なんとこのお店、朝6時オープンなんです。
写真:親子3人で仲良く深夜からパンを作り早朝から売ります
「近くに24時間操業の工場があってね、昔は朝5時半ごろそこの社員さんたちが夜勤明けにいらしたんですよ」と語るのは、ご主人の関戸由行さん。 片倉高校の同級生だった妻の和代さん、息子の陽一さんと毎日午前2時過ぎからパンを作っています。 もともと、運送関係で全国を飛び回っていたご主人、食べることが大好きで各地のおいしいものを食べていました。そこで出会ったのが、ある「アップルパイ」。 「本当においしいアップルパイで。こんなパンを作りたいなあと」お店を作ってしまったという、食べるのが大好きな関戸さんです。
600種類が日替わりで
お店を訪れると、朝早くからたくさんの種類が並んでいます。「お客様の要望でどんどん種類が増えてきて」(関戸さん)。アンパンもおいしいと言われ、どんどんアンコの量が増えていったそうですが、「ある日、これ以上いっぺんにアンを食べられないと言われて(笑)」やっと今の大きさに。それでもアンコがズッシリです。
写真:サンドイッチ1枚組のものもあります子どもや高齢者にぴったり
その他、600種類のパンが日替わりで出るそうですが、今の関戸さんのおすすめはホテルブレッド(270円)とナッツレーズン(200円)。ホテルブレッドは、今、八王子市で大流行の1本千円の高級食パンに負けない材料を使っています。そして「ナッツレーズンはスライスして焼く。そこにバターをつけると最高!」嬉しそうに語る関戸さん、創業35年でも、「おいしいものが好き」という精神を貫いています。
「ここ30年以上、明神町の子どもはフレンドのパンで育ってきた」と言われる老舗、子ども用に一袋50円のラスクを売っていたり、サンドイッチを1組ずつ売ってたり細かい気遣いがたくさんです。「こんなパン屋さんが近所にあったらなあ」と思わせる温かい家族経営のパン屋さんです。【取材:高田】
地域情報紙 よみっこ
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フレンド
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市明神町2-5-13
- アクセス
- 京王八王子駅 徒歩5分
- 営業時間
- 6:00~18:30
- 定休日
- 日曜日 / 祝日
- 電話
- 042-645-4311
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八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。