気持ちが浄化される絶景が魅力！陵南公園横の隠れ家カフェ『優ゆ家』

今年6月、多摩御陵近くにオープンしたカフェ優ゆ家。
素晴らしいロケーションの隠れ家的カフェをご紹介します。

再びの飲食業

店主の鈴木義仁さんは、以前、JR八王子駅南口でカフェの経営をしていました。都合でそこを閉め、今の多摩御陵近くに一人暮らしを始めます。それが６年前のこと。
飲食業を離れ、本業のIT関連の仕事をしていたのですが、「6年ここに住んでいて、あまりにもいい景色なのと、隣の棟が空いたので、店内とテラスを改装し、またお店を始めることにしました」（鈴木さん）。

「スペースはそれほど広くないので、テイクアウトとデリバリー中心の店とうたっていますが、このテラス席からの眺めの良さに「座って食べていかれる方が多いです」（鈴木さん）。そして、「テラスでゆっくりお酒を飲みたい」という方のために、金曜、土曜、日曜だけ夜も営業しています。

ゆるやかな時間

早速テラス席に座ってみました。八王子市で多くの飲食店を取材していますが、こんなにいいロケーションの店は数少ないでしょう。鈴木さん自身が改装工事をしたとのことで、かえってその手づくり感がこの店の魅力になっています。
多摩御陵と高尾山が近く、目の前には陵南公園の森が…。気持ちが浄化されていく、不思議な空間です。

ガパオライスなど

さて、鈴木さんの料理は、ミートタコライス、カレーライス、ジャークチキンライス、ロコモコなど。「テイクアウトに適した料理なんです。今の一番人気はガパオライスかな」。

ーところで、週末以外の営業時間が「10時半から日没まで」となっていますが？

「はい。私、沖縄が好きで、沖縄のお気に入りの店が『夕日が沈むと終わり』だったんですね。そのゆるゆる感がよくて」。

ー今後も、お客様のニーズにより、営業日、時間、店内貸し切りなど、変幻自在に変わっていく店にしていきたいと。

「コロナ禍もあり、お客さん少なくて…。9月で続けるか続けないか判断しなくちゃ（笑）」

ー冗談ともつかない言葉をポロっという鈴木さん。いえいえ、こんな絶景の店、絶対に続けてください。（高田）