本場香川で修業!すべてにこだわった究極のきつねうどん『いそや』

本場香川で修業!すべてにこだわった究極のきつねうどん『いそや』
地域情報紙「よみっこ」

皆さんこんにちは!
今回ご紹介するのは、八王子駅徒歩5分の讃岐うどん『いそや』
香川定番のおでん・天ぷらも!

こだわりの、出汁・あげ・麺

うどんが大好きな筆者。「どこか美味しいうどん屋さんはないかな?」と見つけたのが、讃岐うどん「いそや」さん。当たりでした!
八王子駅をまっすぐ北へ。甲州街道を過ぎてすぐ右側。風情のある店構いに期待が膨らみます。

入口には何故か一升瓶がずらり。出迎えてくれたのは、店主の磯口さん。

讃岐うどん「いそや」店主の磯口博司さん(神戸出身50歳)

おすすめのきつねうどんが運ばれてきました。

まずは出汁を。「ん?」「関西風の出汁とはなんか違うぞ」。もうひとすすり。目をつぶって味わう。もう少し…。「分かった。いりこが効いてるんですね。それと、みりんが入っていない」

「正解です。香川では瀬戸内海で獲れるカタクチイワシが出汁のメインです。きつね(あげ)を甘く味付けしているので出汁には、塩と薄口醤油のみです。もちろん、化学調味料は一切使っていません」と磯口さん。

確かに大きなあげはしっかり甘い。トッピング(100円)で更に2枚注文する人もいるというのも頷ける。

きつねうどん(小450円、中550円、大650円:税込)

店主自ら打つうどんは、コシがあり、適度な太さで喉越しがいい。小麦粉と塩水を混ぜ、踏んで延ばして折り返すこと3回。
適度な大きさの「だんご」に分け一晩寝かす。気温によって塩水の濃度を変え、工程の間も時間をおいて生地を馴染ませる。
最後の茹で具合も大切。実は茹でる作業が一番大事で、最もキャリアが必要な工程だそう。

本場香川での修業中には150店を食べ歩き

香川の高専への入学時に宇高連絡船で食べた事がきっかけ。本場香川での修業中には150店を食べ歩いたという。

この店を開業して18年。全てにこだわった「究極のきつねうどん」でした。他にも、ぶっかけ、かまあげ、肉、カレーなど。大きさは大中小の3種類。
店の一角には、おでん。「香川では、うどん、おでん、天ぷらが定番ですから」と。おでんの具に、関西では定番のスジ肉があるのも嬉しい。

おでん(西日本では定番のスジ肉も)

ずらりと並ぶ日本酒は、「芳醇な旨味の強いお酒が好きです」という磯口さんの趣味。
開店以来、一度しか値上げしていないというお客さん本位のおすすめ店です。(取材:中塚)


地域情報紙 よみっこ

最後までご覧いただきありがとうございます。
よみっこへのご意見・お問い合わせは、下記のメールアドレスへご送付お願いします。
​広告掲載についてもお気軽にお問合せください。

よみっこ編集局
[email protected]

讃岐うどん いそや

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市元横山町2-1-14 中島ビル 1F
アクセス
JR八王子駅 徒歩5分
営業時間
[火~金]
11:00~14:00(LO13:45)
17:30~21:00(LO20:30)
[土・日・祝]
11:00~15:00
17:30~21:00(LO20:30)
※麺切れあり
定休日
月曜日
店舗情報を開く

WRITER

地域情報紙「よみっこ」

地域情報紙「よみっこ」

記事一覧

八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。