桑都テラスのお店紹介シリーズ、猫間さんの「ねこやき」。 キュートな猫型の和スイーツです。
耳まであんこが入ってる
「すぐ近くにある『喜久屋さん』に空襲を逃れた招き猫があり、その猫をオマージュして(敬意を表して)『ねこやき』を作りました」と店長の丸田仁未さん。
以前は千葉県に住み、浅草などの飲食店に勤めていましたが、友人が住む八王子に来るうちに、そのフレンドリーな雰囲気と八王子市民の地元愛に影響され、この店の店長になってしまった(?)という。
ねこやきと招き猫を手に、店長の丸田さん
ねこやきとは?
まつ毛が長い何とも言えない猫の表情。顔からかぶりつくのは何となく気が引けたので、まずは耳から。「おッ。耳にまであんこが入ってる」なんか得した気分。生地は、鯛焼より少し洋菓子風で、もちもち感もあるオリジナルな食感。中のあんこは上品で適度な甘さ。それもそのはず、八王子で最も古い和菓子屋の一つ「青木万年堂」さんの粒あんを使っています。
この猫らしい何とも言えない表情が人気(粒あん・カスタード:250円)
食べ終わっても、耳の部分まで入っていたあんこの事が忘れられない筆者。作り方を見学させていただくことに。焼いていたのは、「愛媛からこの仕事のために八王子に来ました」という西山さん、22歳。鯛焼機ならぬ、ねこやき機に素早く生地を入れ、ダンゴ型のあんこを生地の上に置くといつの間にかあんこがハート型になっています。瞬時にハート型にする手さばきは、まさにねこやきのプロ。
耳まであんこが入るようにハート型にします
西山さん
若い人に人気のカスタード味もあります。ボリューミーで、どちらも1個250円。食べ歩きに、ご近所や八王子土産にと重宝しそうです。桜あん(春)、バレンタインチョコなど、季節限定味も楽しみです。
取材後、ねこやきのデザインの元になった招き猫を見に行きました。すぐ近くのユーロードにある仏壇屋「喜久屋」さん。なるほど!八王子空襲をくぐり抜けた強運の招き猫。説明書きもありますので寄ってみてください。あなたの運気もアップするかも。(中塚)
喜久屋の招き猫
地域情報紙 よみっこ
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桑都テラス
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市中町11-8
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩7分
- 定休日
- 月曜日
- Webサイト
- https://sototerrace.com/
- @soto_terrace
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WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。