素敵なカフェを見つけました。清川町で、車に乗る方以外はバスで行かねばならないのですが、その時間も惜しくない可愛いカフェです。
経営するのは清川町生まれ育ちの荒木弥栄子さん。店名は「弥栄子さんの名もなきカフェ」を略して、「やえなもカフェ」。
トースト450円、コーヒー400円
20代から天然酵母パンの師匠につき、喫茶店勤めも経験してきた弥栄子さん。
「たまたま物件が空いたのを聞いて」約1年半前、ここを開きました。「とにかく、ゆったりまったり過ごしてほしいので」一番大切にしたのは窓。
この物件、スナックだっただけに、まったく窓がなかったので大きな窓を作りました。
「外が見えるここが特等席。食事後、ボーっと座っていらっしゃる方も多いんです」。
道を隔てた斜め前は、有名なボランティア団体「きよぴー」。
その前で初老の男性がギターで歌っている……そんな清川町ならではの、のんびりした空気感がこの店をつつんでいます。
「ここに来ると窓際に座るの」という近所の常連さんたち
パンが秀逸
この店では、金曜日土曜日のみ、弥栄子さんが作ったパンを販売しています。
生地は自家製こむぎ酵母、国産小麦粉、粗糖、卵、バター、オリーブオイル、塩のみ。保存料など無添加のパンです。
まずは食パンを食べてみてください。その噛み応えと旨味、風味にやられてしまいます。ということで皆さん、カフェでほっこり、パンも大人買いしてしまうようです。
パンの日には様々なパンを販売
ところで、弥栄子さん、実は高名な医学博士・斎藤學先生のもとで学んだ、公認心理師でもあり、カフェの奥には、カウンセリングルームもあります。
だからか、弥栄子さんは「他者を受け入れる」のが得意。彼女のその気持ちが、カフェ全体に満ちている。なので、人はここでくつろげ、ゆっくりできるのでしょう。
弥栄子さんの優しさで満ちているカフェ
所在地:東京都八王子市清川町26−5今まで八王子市内で取材した中でも一、二を争うと言っていい『ゆったりカフェ』、少し遠くてもぜひ。(高田)
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