2018年8月まで炒飯専門店だった『炒家』が、いつの間にか濃厚豚骨ラーメン専門店になっていることに気付きました。豚骨ラーメンを八王子で食べれるお店が少ないなぁ~と思ったので、取材を兼ねて食べてきました!
場所は八王子駅南口から徒歩2分、南口を出て道沿いに歩くとお店があります。
正面から見た店舗外観です。
外でメニューを確認できます。
ラーメンどんぶりの周りにたくさんのチャーシューが乗った煮干し豚骨醤油ラーメンが目を引きます!この時点で、チャーシューが乗った煮干し豚骨醤油ラーメンを注文しよう!と決めました。
所在地 : 東京都八王子市子安町1-2-2
店内の様子
お店に入って右側に、円形カウンターが2つあります。
奥にカウンターがあります。
外のメニューで人気No.1と書いてあった『煮干し豚骨醤油ラーメン 全部乗せ』は、チャーシューと半熟卵が入っています。私は卵が食べれないので『煮干し豚骨醤油ラーメン チャアシュウ盛』930円の食券を購入しました。
煮干し豚骨醬油ラーメン チャアシュウ盛
食券機で購入した食券を店員さんに渡して3~4分後、着丼するまでの間、つい立てに貼ってある「おいしい食べ方」を確認しました。
下段に「おいしい食べ方 麺の硬さは普通」と書いてあります。豚骨ラーメンはバリカタなどの硬めがチョイスできますが、スープの濃度が濃いと麺がスープを吸ってしまい、麺が空気に触れるとぬるくなってしまうそうです。硬め、バリカタの対応も可能です。
着丼
『煮干し豚骨醬油ラーメン チャアシュウ盛』は、こちらです。
メニューの写真通り、ラーメンどんぶりの周りにびっしりとチャーシューが乗っています!チャーシューの上に、ネギ、きくらげ、、高菜、ゴマが乗っています。お好みで、紅生姜かニンニクを混ぜて食べることもできます。
気になる味は?
まず、チャーシューからいただきました。
薄切りチャーシューはとても柔らかいです!ラーメンどんぶりの周りに乗っているチャーシューは、なんと8枚!?薄切りなので、胃にズシンとこないので、女性でもぺろりとイケちゃいます。
次に、スープをいただきました。
レンゲで掬った瞬間に、まろやかなのが分かります!口にすると、煮干しの味がほんのりとする豚骨スープです。
店長の伊藤さんいわく、「八王子で一番こってりした豚骨スープ」ということでしたが、意外とあっさりしていて飲みやすいです!
醤油の味が分からなかったのは煮干し豚骨醤油ではなく、研究を重ねていくうちに醤油を入れず、煮干し豚骨スープになったと仰っていました。醤油の代わりに和風だし入れているそうで、スープがまろやかすぎて、どんなにおいしくても飽きてしまうからという理由とのことです。
チャーシュー、スープを口にしてから、麺をいただきました。
硬さが普通の麺は噛みごたえがありますが、スーッと口の中に入っておいしいです!豚骨はスープ主体で、スープと麺が口の中でスッと消える食べ物であるのを。
『チャアヤ』の麺は、中華麺では世の中で一番細いそうです。また『チャアヤ』のスープでは、噛みごたえがある細い麺が合うので、硬め、バリカタは合わないというのも、麺の硬さは普通をオススメする理由の1つだと教えてくださいました。
ダイブ飯
豚骨ラーメンを食べる時はいつも替え玉を注文しますが、豚骨スープにご飯を投入して食べたことがなかったので、『ダイブ飯』50円を追加注文しました。替え玉もダイブ飯も、現金かPayPayで支払います。
ライスをスープの中に投入しました。
ライスがスープと絡むまで混ぜました。
一言、ライスと豚骨スープは合います!ダイブ飯を提供している理由は、「この店のスープは飲んじゃうのよね」と言ってもらいたい、小さいライスをスープと一緒に絡めることで、スープを飲んだのではなく食べさせられてしまう、女性やお子様にもスープまで完食してもらいたいという思いからだそうです。
ダイブ飯は、関西ではこのカルチャーが根付いているということを、初めて知りました!?大阪のラーメン屋の社長である島やんがダイブ飯とオススメしているそうで、メニュー名として採用したと仰っていました。
店長から
店長の伊藤さんに、お話を伺いました。
エリリン:煮干し豚骨醤油ラーメン屋さんの前は、炒飯専門店だったと思うのですが、ラーメン屋に業態転換した理由はなんでしょうか?
伊藤さん:炒飯を作りすぎて左腕を痛めました。お店を辞めようと思いましたが、店名はそのままで(炒飯専門店の時は『炒家』)、まだ体が動くうちにやりたい事がラーメンでした。若い子に炒飯の作り方を教えましたが、作れるようにならなかったのです。ラーメンはスープは僕が作りますが、茹でるのは出来るようになってくれました。
エリリン:煮干し豚骨醤油ラーメンをやろうと思ったきっかけはなんでしょうか?
伊藤さん:最初は家系でした。出汁がどこまで取れるのか追求し、取れるようになったのが豚骨だったからです。
スープの仕込み
特別に、スープの仕込み作業を見学させてくださいました。
ゲンコツを1本1本ハンマーで割り、大きい鍋に入れます。一般的には10時間炊いて骨まで溶かすそうですが、圧力鍋で加熱時間2時間と、炊く時間が短いのです!
スープを濾して、3日間冷蔵庫で熟成してるので、スープがまろやかで臭みがないとのことです。3日間冷蔵庫で熟成したスープのタネはこちらです。
注文が入ってから、お湯に溶かしてスープを作るとのことです。
伊藤さんが研究に研究を重ねた結果で誕生した煮干し豚骨醤油ラーメンに、感動しました!ダイブ飯が食べれるお店は非常に少ないと思うので、麺とライスの両方の味を楽しんでもらいたいです!
濃厚豚骨らーめん専門店 チャアヤ八王子南口
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市子安町1-2-2 川和ビル
- アクセス
- 八王子駅南口 徒歩2分
- 営業時間
- 【月〜土曜日】11:30〜14:30 / 17:30〜21:00
【日曜】11:30〜14:45 - 定休日
- 無休
- 電話
- 042-689-6957
- 備考
- カウンター4席、円形カウンター10席
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