【よみっこ】目でも楽しむ”花のケーキ”『Monde de rêve(モン ドゥ レヴ)』

八幡町で話題になっている女性パティシェのケーキ屋さんがあります。
店名はフランス語で『モンドゥレヴ』夢の世界という意味です。

ケーキを見た人は最初に驚きます。
その技巧のあまりの美しさに。そして、そのおいしさに。
まずは写真を見てください。本物の花を超えるような『花のケーキ』、自分のお腹に消してしまうのが悲しく、食べてしまうのがもったいない。

その日によってラインナップは多少異なる。(例:季節のショート¥480、スワンシュー¥250、Chocolat¥420）

こんな美しいケーキを生み出したのが、西田和代さん。
八王子生まれで、製菓学科を卒業。数軒のケーキ屋さんで修業し、今回「自分のやりたいケーキ」を作り出しました。

「保育園の頃からケーキ屋さんになるのが夢で。様々なところで学び、夢をかなえました」(西田さん)。
全体的なモチーフは、花。「ケーキと共に、花が大好きなので」と語ります。

店名モンドゥレヴは「夢の世界」という意味。まさに西田さんの夢が広がっている。

現在は、八幡町のシェアスペース＆シェアキッチン『まちはぐ』で月2回出店している西田さん、同時にケーキ作りのレッスンも行っています。

初心者のコースもあり、丁寧に教えてくれるので、誰にでも『花のケーキ』が作れるようになります。
基本は1対1のレッスンですが、グループレッスンにも対応できるので相談してみてください。

ケーキの販売も、同じ日に行いますが、とても人気なので午前中には売り切れてしまいます。
写真のようなホールケーキは、予約で受けています。(予算とお花の種類は要相談)

母の日で特注されたホールケーキ(お値段は大きさなどにより異なるのでお問い合わせを)

ここのケーキの特徴は、お花の他に、バタークリームを多く使っていること。
バタークリームは作るのに手間がかかるため、最近では使わないパティシェも多いのです。あのコクは、生クリームにはない風味。昭和の人には非常に懐かしいものです。

「生徒さんを教えること、自分のケーキを販売すること、その両方を大事にしていきたいんです」と西田さん。
今は、シェアキッチンの営業ですが、すぐに彼女の店ができそうな予感がします。(高田)