2024年1月、京王八王子駅近くに鉄板焼きがウリの『鉄板居酒屋 くろねこ』がオープン。それまでさまざまなジャンルの飲食店で働いてきた私の兄貴分的存在の店主がついに独立!開店祝いを兼ねて皆さんに紹介したく、どんなお店か取材してきました!
お店は京王八王子駅からすぐ!
京王八王子駅から明神町五差路方面に歩くこと4分、五差路突き当りにあたる元『お祭り処 じょっぱり』だった場所の居抜き店舗になります。
所在地:東京都八王子市明神町2-20-10
店内の様子
飲食店の入口扉にしては珍しい、マンション、戸建て、ビルの扉のようなので開けづらいですが、開けると明るい店内にL字型のカウンターがあります。カウンター席の後ろの壁はねぶたがデザインされた壁紙となっていて、前店舗の壁をそのまま使用しています。
L字型カウンターの角の上に黒猫の置物があって、ねぶたがデザインされた壁紙空間でお客さんを出迎えています。
金色の猫型の箸置きも、お客さんを出迎えてくれます。とても可愛いので、猫好きの私としては持って帰りたくなりました(笑)
よく見るとキッチンの壁には、黒猫のフックで数々の調理器具がかけられています。細かいところまでこだわっていて、可愛いですね!ねぶたと黒猫がコラボし異空間が、鉄板焼きなどのお料理を食べながら楽しくお酒が飲める、雰囲気を演出しています。
メニューの紹介
フードメニューは、ざっくりと、左側が鉄板焼きメニュー、右側が一品料理と〆料理になります。鉄板料理だけでも、9種類メニューがあります。(メニューは取材当時の内容・全て税込価格)
ドリンクは生ビール、ハイボール、サワー、焼酎、日本酒、ソフトドリンクなど、豊富に取り揃えています。(メニューは取材当時の内容です。)
また、メニューに載っていないドリンクも取り扱っているので、店主にお声がけください。ワインも提供しています。
カキ焼 3個(ポン酢) 550円
お好み焼きの生地をつけたカキを、鉄板で焼きます。生地をまぶして焼いた方がカキの縮みが少ないのと、味が染み込みやすいそうです。炒めたもやしと一緒に、ポン酢をかけて食べます。カキ焼きは表面に何もつけずに焼いたカキしか食べたことがありませんでしたが、表面カリッと、カキは柔らかく、ポン酢がカキの甘みを引き立てる新感覚のカキ焼きです!
山芋焼 500円
擦った山芋に下味をつけて焼いた、シンプルなお料理です。お好みでポン酢をかけて食べますが、下味でカツオっぽい出汁の味がついているから、そのまま食べてもおいしいです!
広島風お好み(ソバ入) 700円
ソース、青のり、紅生姜がかかってスキレットで出てきます。写真では分かりづらいかもしれませんが、他店より一回りか二回りか小さいサイズです。1人前の量だとお好み焼きだけでお腹いっぱいになってしまうので、1人でも飲みながら食べられる量、数多くのお料理が食べられるような量な配慮となっています。個人的にはいろいろなお料理を食べたいので、このサイズはとてもありがたいです!具はキャベツ、もやし、天かす、豚肉で、焼きそばです。
ヘラで取り皿に移してお箸でつまむのが難しいほど、生地も含めて具材すべてが柔らかく焼かれています。ソースが意外とあっさりしているのと焼きそばが出汁ベースの味付けをしていることもあって、他の広島風お好み焼きよりソースの味が控え目で、特にキャベツの甘みを強く味わうことができます。
マヨネーズは嫌いな人が多いので、あえてかけずに出しているとの事で、お好みでかけて食べます。マヨネーズをかけるとおいしさが増すだけでなく、見た目も映えますね!
くろねこ焼 700円
『鉄板居酒屋 くろねこ』のオリジナルメニューです。広島風お好み焼き同様に、スキレットに乗せて、一味唐辛子がかかって出てきます。一味唐辛子で食べるのは斬新!苦手な人は、注文時に振りかけないようにお願いすれば、対応してくださると思います。下に豚肉を敷いて大量の九条ねぎで土手を作って、真ん中に卵を落とした上に天かすをかけて、塩、削り粉などの調味料で味付けしています。生地がないねぎ焼きのような感じで、大量の九条ねぎの甘さが豚肉の甘さを引き立てるだけでなく、少しピリッとする一味唐辛子がいいアクセントになっています。広島風お好み焼き同様、マヨネーズはお好みでかけて食べます。
九条ねぎの真ん中に落とした玉子はそのまま焼いているので、真ん中部分を食べると玉子も一緒に味わえます。写真は玉子がない部分になりますが、九条ねぎがたっぷり使用されているのが分かりますね。
ガーリック枝豆 400円
ガーリックバターの香ばしい香りが食欲を誘います。口直しでガーリックはこってりしていて矛盾しているような感じがするかもしれませんが、枝豆にほんのりとガーリックの味がついているので、ついつい止まらなくなってしまう味です。
オーナー・島村さんにインタビュー
島村さんは10年ぐらい前まで茨城県で2年間、鉄板焼屋で働いた後、八王子にてさまざまなジャンルの飲食店も経験されたそうです。
――色々な飲食店で働いてきて、このタイミングで鉄板焼屋として独立しようと思ったきっかけは、どういう理由からでしょうか?
飲食で一番最初に働いたのが鉄板焼屋でした。将来的に鉄板焼屋を経営するというのを目標で働いてきましたが、たまたまのタイミングで今回自分のお店を経営することになりました。八王子の鉄板焼屋は高級店が多いので、リーズナブルで気軽に食べられて、居心地が良いお店にしたかったのもあります。
――『くろねこ』という店名は、島村さんが飼っている黒猫が由来なのでしょうか?
島村さん:よく分かったな(笑)うちの黒猫3匹が由来です。名刺の猫のデザインは、うちの黒猫3匹をモチーフにしました。
――今までは雇われて働いてきましたが、1人で経営して1ヶ月ぐらい経った感想はどうですか?
思っていた以上に大変です(笑)何よりも自分1人だと目指したいお店作りができるので、やりやすさ・やりがいは感じています。
島村さんが仰る通り、八王子にはリーズナブルで飲みながら食べられる鉄板焼屋さんが少ないのは感じていました。1品1品が程よい量のお料理なので、1人で行ったとしても何品か食べながら飲めるのが魅力という感想です!何人かで行けば、より多くのお料理が食べられる楽しさもあります。鉄板焼屋さんで働いた経験があるだけあって、食べた鉄板焼はどれも絶品でした!鉄板焼以外も食べてみたいので、友人知人、1人でもまたお邪魔しようと思います!京王八王子駅から近いので、ぜひ皆さんもリーズナブルでおいしい鉄板焼を食べに行ってみてください!
鉄板居酒屋 くろねこ
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市明神町2-20-10 山口ビル1階
- アクセス
- 京王八王子駅 徒歩4分
- 営業時間
- 17:00~2:00
- 定休日
- 水曜日
- @teppanizakaya_kuroneko
- 備考
- カウンター8席、クレジットカード・QRコード決済可、店内喫煙可
WRITER 投稿者