八王子のアウトドアスポットのひとつ、高尾山。登りやすく、一年中楽しめる高尾山は、登山者数世界一とも言われています。登山の後は小腹が空くこともしばしばですが、そんな時にぴったりなおやつ、『山芋たこせん』をご存じでしょうか?今回は、高尾山のふもとで、約8年前から山芋たこせんを販売している『高尾山焼処 たこ住』をご紹介します!
高尾山ふもとのたこ焼き屋さん
お店は高尾山口駅徒歩3分ほど、高尾山ふもとの表参道にあります。テイクアウト専門のお店で、営業は土・日曜日のみ!
お店の前の椅子や、隣の『たま屋』の中の椅子に座って食べることができます。お店のすぐそばにある、市営博物館『599ミュージアム』の芝生などで食べることも可能ですね。
店頭の赤い暖簾と、たこのビーチボールが目印です。
同店はご夫婦で営業されています。店名の『たこ住』は、たこ焼き屋の『たこ』と、ご夫婦のお名前の奥住の『住』を組み合わせて、「奥住さんのたこ焼き屋」という意味を込めて名付けたそうです。
また、高尾山で開運の杉として祀られている『たこ杉』と、店名の『たこ住』の響きが似ていることから、たこ杉にあやかり、「食べて開運」の想いを込めて、たこ焼きのメニュー名が『多幸焼き』となっています。素敵な笑顔のご夫婦が作る多幸焼きを食べたら、本当に開運できそうです!
こだわりのふわとろたこ焼きを楽しむメニュー
主なメニューは多幸焼き(たこ焼き)と山芋たこせんです。元々たこ焼き屋でスタートしましたが、より手軽に食べられるように、ワンハンドで食べられる、たこせんの販売を始めたそうです。今では山芋たこせんが、一番の人気商品となっています。
多幸焼き、山芋たこせん共に、マヨネーズなしも選べるのでマヨネーズが苦手な方も安心です。熱々のたこ焼きに合う、冷えたラムネやビールの他、夏季限定で自家製シャーベットも販売しています。
多幸焼き 600円
こちらが、こだわりのふわとろ食感の『多幸焼き』です。生地に山芋が入っており、串に刺して食べるのが難しいくらい、ふわとろです。中のたこもぷりぷりです。
ふわとろ食感の秘訣は「焼くときに、絶え間なくクルクル転がし続けること」。そうすることで、中のたこが動き、生地がかき混ぜられながら焼かれることによって、ふわとろ食感が実現します。
山芋たこせん(2個入り) 300円
こちらが、名物の山芋たこせんです。こだわりの多幸焼きが、たこせんべいに挟まれています。山芋たこせんの多幸焼きは、1個入と2個入りを選べます。店主おすすめは「食べやすさなら1個入、食べ応えと写真映えなら2個入り」とのこと。今回は2個入りをいただきました!
食べ方のコツは、「躊躇せず、しっかり潰すこと!」と、店主に教えていただいたので、思い切ってぎゅっと潰して、いざ実食!そのままでも、おいしい多幸焼きですが、たこせんべいが合わさることで、たこせんべいのパリパリ食感と、香ばしさがアクセントとなり、これまたおいしいです!
最初はパリパリのたこせんべいですが、徐々に濃厚なソースが染み込み、濡れせんべいのようなしっとりとした味わいになります。この絶妙食感が楽しめるのが、およそ2分!それ以降は、たこせんべいが水分をより吸ってしまい、噛みちぎりにくくなります。これが『賞味期限2分』の理由です。もちろん、2分を過ぎてもおいしく食べられので、食感の変化も楽しみながら、ぜひ味わってみてください!
営業時間は11:30~17:00ですが、生地が無くなり次第、営業終了となります。14:00~15:00のおやつの時間をピークに、16:00以降から売り切れになりやすいとのことなので、早めに行くことをおすすめします!
また、隣の『たま屋』も同じオーナーさんのお土産屋となっています。多摩地域のお土産やオリジナルキャラクター多幸さんグッズも購入できますので、そちらもぜひ覗いてみてください!
高尾山焼き処 たこ住
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市高尾町2479
- アクセス
- 京王線高尾山口駅 徒歩3分
- 営業時間
- 土・日曜日:11:30~17:00(生地が無くなり次第営業終了/雨天時休業)
※大型連休期間等は追加で営業することあり。最新情報はインスタグラムに掲載 - 定休日
- 月~金曜日
- @takaotakozumi
WRITER 投稿者