初沢町・高尾町にある戦争遺跡の見学会『浅川地下壕 親子見学会』が7/28と8/4に開催
『浅川地下壕』は、太平洋戦争後期、中島飛行機武蔵製作所の疎開工場として使用された、八王子市西南部の初沢町・高尾町にある地下壕(戦争遺跡)です。総延長は10㎞以上とされ、貴重な戦争遺跡として、マスコミにもたびたび取り上げられています。
浅川地下壕の保存をすすめる会
『浅川地下壕の保存をすすめる会』は「浅川地下壕を次世代に残し平和のために活用を」との目的で発足(1997年)。
よみっこにはこれまで多くの情報提供を頂き、実際に地下壕の見学に参加して記事を作成したり、東京高専の3D映像化の試みを紹介してきました。
今回は、7月28日・8月4日の2回開催される『親子見学会』の紹介です。対象年齢の子どもがいましたら教えてあげてください。
親子見学会の様子。気温は真夏でも16℃(浅川地下壕の保存をすすめる会提供)
小学4・5・6年生児童を対象とした地下壕親子見学会
- 開催日
- 7月28日(日)・8月4日(日)
雨天でも実施 - 集合
- 高尾駅南口改札口(京王線側)
9:30 すぐ出発します - 対象
- 小学4~6年生とその保護者
(兄弟姉妹も参加の場合は中学生や小学3年生以下も参加可能) - 参加費
- 親子1組500円(子ども1人追加+100円)
- 定員
- 10組(20名)申込先着順
- 持ち物
- 大型懐中電灯、軍手、飲料、汚れてもいい服と靴(長靴)、上着、帽子(お子さんの場合ヘルメットの下に着用)
- 申込
- 下記へメール。参加日の日付、全員の名前(フルネーム)、性別、年齢(学年)、住所、電話番号を記入の上申込ください。
※保険に加入しますので必ずお知らせください。
※ヘルメットは用意します。 - メール
- [email protected] (担当:中田)
- 主催
- 浅川地下壕の保存をすすめる会
VRによる体験も
一方、東京高専では、ヘッドマウントディスプイ(VR)と呼ばれる装置で、実際に地下壕にいるような臨場感のある映像を見ることができる装置を開発したそうです。7月25日には、同会の主催で、浅川小学校で体験会を実施するとのこと(よみっこ取材予定)。
今後、一般の方にも体験できる機会を計画中とのことなので、実現した際には、よみっこでお知らせします。
市内の戦跡巡り
浅川地下壕以外にも市内にはたくさんの戦跡があり市のHPで紹介しています。夏(原爆祈念日、八王子空襲など)に向け、巡ってみるのもいいですね。(中塚)
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