「読書のためのコーヒー」って何?八王子市高倉町『BaristaCafeHRD(バリスタカフェ ハラダ)』

「読書のためのコーヒー」って何?八王子市高倉町『BaristaCafeHRD(バリスタカフェ ハラダ)』

8月1日にオープンしたばかりの高倉町『バリスタカフェハラダ』をご存じですか?水色を全面的に配したカラーは周辺でも目立つ存在です。お店のコンセプトの1つが「高倉町で一番朝早く開くコーヒー店」です。

朝6時半から

周辺には高倉町珈琲とマクドナルドがありますが、どちらも朝7時からのオープン。それよりも30分早く開店することで、早朝のニーズに応えたいという思いがあるそうです。

豆のテイクアウトと店内カウンター5席の両方が可能です。

選べるカフェイン

同店の特徴の1つがカフェインの比率を選べることです。販売用の豆は「朝1杯目に飲むコーヒー」、「リモートワークが捗るコーヒー」、「3杯目に飲むコーヒー」、「読書のためのコーヒー」、「子どもと一緒に飲むコーヒー」、「寝る前に飲むコーヒー」の6種類。

それぞれカフェイン以外にも豆の産地などを分けることで、シチュエーションに合わせた最適な味を提供しています。例えば「3杯目~」ならばカフェインの量を半分に抑えて、カフェインで元気をもらいながらも1日のリズムを崩さないように配慮されています。ちなみに飲んだ感想は、しっかりとコーヒーの味わいがありながらも優しい味、なおかつ心地よい酸味があってツウも満足しそうな味です。

ライトブルーで統一された店内。高い天井が解放感を演出します。

メニューはエスプレッソ(300円)やアメリカーノ(500円)など11種類。深煎り、中煎り、浅煎りと多種多様。さらにコーヒーが苦手な人向けにココアやコーヒーチェリーティーなども用意されています。オーナーの原田貴行さんは「みんながガツンとした味を求めているわけではありませんよね。すでにコーヒーを飲んできた人もいれば、濃さよりも苦味を求める人もいる。選ぶ楽しさを提供したいですね」と話します。飲み手側に寄り添ってくれる姿勢は好感が持てますね。

心地よいこだわり

原田さんは元々スポーツ用品の会社に務めており、マラソンの選手でもあります。高尾山でトレイルランがしたくて椚田町に引っ越してきたほどです。また、店休日のプレートに「母校(金足農業高校)甲子園出場の為本日臨時休業になります」というのがあり、実際に今年の夏は出番があったそうです。他にもエピソードはまだ色々あるのですが、ぜひ実際にお店に足を運んで確かめてみて下さい。(小川)

オーナーの原田さん。出身は秋田です

BaristaCafeHRD

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市高倉町46-36
アクセス
北八王子駅東口 徒歩10分
営業時間
朝カフェ 6:30~10:30
昼カフェ 11:30~15:30
夜カフェ 16:30~19:30(毎週金曜日)
定休日
土日(不定期で営業)
Instagram
@baristacafehrd
備考
共用駐車場あり
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地域情報紙「よみっこ」

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