八王子駅南口で『シニアディスコ』!行政×医療×ジムが共催した異色イベント

八王子駅南口で『シニアディスコ』!行政×医療×ジムが共催した異色イベント

ディスコイベント「70’s八王子Disco Fever」が3月7日、八王子駅南口のスポーツクラブ・メガロス八王子で行われました。

あの曲も流して!

参加者は70代が中心。80歳以上も4人いました。ダンサーのJINさんが1曲ごとに「まずはステップを思い出しましょう!」とレクチャーした後、Y・M・C・AやABBAの名曲など、70〜80年代のヒットソングが大音響で鳴り響きます。
「懐かしい!」と声が挙がり、「あの曲もかけて!」とリクエストもありました。壁面鏡やミラーボール、赤や青といった照明でディスコらしい演出もばっちりです。
市内の健康美容室TKヴィヴィエによる「キラキラのちょこっとメイク」のサービスもありました。

市の高齢者いきいき課と永生会、メガロス八王子による共催です。市内のDJ・Q’HEYさんが音楽を担当し、他地域でシニアディスコ運営経験のあるダンサーのJINさんが企画アドバイザーとして参加しました。

裏テーマは介護予防

チラシには「青春時代の楽しい思い出をもう一度!」とありますが、隠れたテーマは介護予防です。主催者の1人で市就労的活動支援コーディネーターの枌紀男さん(永生会)は「介護予防がテーマだったら来なかった人も多いはず」と話します。
きっかけは、民間企業による介護予防サービスを知ってもらう行政の取り組み「はちおうじ人生100年サポート企業」の会議でした。6グループ中、2グループから介護予防のアイデアとしてディスコが発案されました。

同じく支援コーディネーターの渡邉要一さん(永生会)は「団塊の世代は『体操しましょう』では満足できない。自分なりの理屈を持っている」と話します。「ディスコが『出かける場所』になって、楽しみのある生活を提供できるかもしれない」

密かなブーム

70〜80歳代は第一次ディスコブーム世代でもあり、40人の定員に対して100人を超える応募があるなど、関心の高さが伺えました。実はシニア向けディスコイベントは、各地で密かなブームになっています。都内で行政がかかわったものとして、狛江市や目黒区で先例があるそうです。次回は6月を予定していますが、第1回の抽選に漏れた人が対象になるので、次の一般公募は年内を予定しているそうです。

メガロス八王子

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市子安町1-16-11
アクセス
八王子駅南口 徒歩4分
営業時間
■ 24時間営業

【通常営業時間】
平日 8:30~23:00
土曜 9:30~22:30
日祝 10:00~20:00
※プールの利用は通常営業時間終了の10分前まで

【セルフ利用時間(ジムエリア)】
平日 23:00~翌8:30
土曜 22:30~翌10:00
日祝 20:00~翌8:30
※セキュリティ会員証で入館、インストラクター不在の時間です

【フロント受付時間】
平日 11:00~20:00
土曜 10:00~18:00
日祝 10:00~18:00
※入会手続きや見学体験の受付、電話等フロント対応全般の受付時間です
定休日
毎週金曜日(※)、夏期、年末年始
※木曜23:00(木曜が祝日の場合は20:00)~土曜9:30
電話
042-644-5500
Instagram
@megalos_hachiouji
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地域情報紙「よみっこ」

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