
「10年後も続けたい!」コビキウォーカーで地元再発見!順延小比企エリアの自然を楽しみながら、地元の良さを体感してもらうイベント「コビキウォーカー」が6月14日に初開催されました。
当日の様子
磯沼ミルクファーム、高橋造園、中西ファームの3か所を巡りながら体験をするもので、当日は約300人が参加。家族連れも多かったですが、ウォーキングを楽しむ大人の参加者も少なくありませんでした。途中で雨がポツリポツリと降ることもありましたが、曇天のおかげで、むしろ歩きやすいお天気でした。

親子連れも多数いて賑わいました
田園風景を満喫しながらのウォーキング
田園風景を楽しむこのイベントは、地元生産者の跡継ぎである磯沼杏さん(磯沼牧場)、高橋健汰さん(髙橋園芸)、中西雅季さん(中西ファーム)の3人による開催です。

きっと小比企が好きになる『コビキウォーカー』6/14(土)初開催!
公開日: 2025.06.29
小比企は、都内でも有数の集合農地です。北野街道から一本入れば、湯殿川をはさんで両側に畑や水田が広がり、豊かな自然を見ることができます。のどかな風景を、これだけ住宅街に近い場所で見ることができるのは、なんとも贅沢です。 そんな小比企を舞台に、…
磯沼さんは「小比企の魅力の一つはのどかな田園風景です。 私たちが小学生の頃は今よりも田園が広がり、湯殿川沿いの自然やその先に広がるみなみ野の丘などが美しく、写真を撮る人もたくさんいました。今回は、順延になったことで、田植えが済んだばかりの田んぼが湯殿川沿いに広がる景色を見てもらえて良かった」と話します。

田園風景を楽しみながら

バラが見頃でした
大盛況の体験ブース
各エリアは歩いて15分程度の距離にあり、農園を散策するピクニックのように楽しんでもらえたようです。とはいえ、盛り上がったのは何と言っても各場所での「体験」です。

高橋造園でバスボム作りに挑戦
中西ファームの野菜の詰め合わせでは「想像以上にたくさんの量を持ち帰れた」と好評でしたし、高橋造園のバスボム作りにも行列ができました。

中西ファームではキクラゲのお持ち帰りも

羊の毛刈りの実演も行われました
飲食ブースも人気で、ヴェールの丘が50個用意したパンは1時間で完売するなど、大いに盛り上がりました。
若者たちの町孝行
地元の祭りに「10年後も開催したい」と主催者ら。サブテーマは「コビキに生まれ、コビキ育ちの若者たちの町孝行」。イベントを開くことで小比企に人が集まり、それを目的に地元のお店が屋台を広げたり、地域の人が玄関先でガレージセールをしたりするような姿が目標とのことです。すでに来年の5月には2回目を開催する予定ですので、お見逃しなく。

地域を知り、自然にふれ、つながりを感じる「コビキウォーカー」。来年の開催も楽しみですね!
WRITER 投稿者

八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。