コロナ禍で困窮する家庭や子どもたちを救いたい。dattochi(ダットッチ)みんなの食堂

地域情報紙「よみっこ」

「一日に給食しか食べられない」子どもがいる。
「寒いのにジャケットがない」子どもがいる。

私たちおとなが、人生最後にできることはなんだろう?
「dattochi(ダットッチ)みんなの食堂」代表の高橋加代さんが、語ってくれました。

一日一食の子どもたち

このコロナ禍は、子どもたちの生活にも大きな爪痕を残しています。
親の困窮で毎日の学校の給食が唯一の食事だという子ども。父子三人家族が食べ物に困り、子ども食堂でお弁当を三人分ゲットしたはいいが、それを子どもに食べさせず、自分で3人分のお弁当を食べてしまう現実。
そういうケースには、親に内緒で子どもにお弁当を直接渡し「ここで食べていきなさい」と言ってあげるという。
「本当ですか?」というお話ばかりです。

場所を提供してくださっている禅東院のご住職(中央)と高橋さん(右)主要メンバーの神山裕美さん(左)

この飽食時代に、まるで戦時中のような「飢えている」子どもたちの様子…。
そんな子どもたち、そして仕事を失い苦しんでいるお母さんやお父さんのお腹を少しでも満たせれば…と八王子市内にもいくつかの「こども食堂」が開催されています。
今回はその中で、本町、元横山町で開催されている「ダットッチみんなの食堂」代表の高橋さんを紹介します。

人生最後にできること

高橋さんは今年70歳。「ダットッチみんなの食堂」の前任者が仕事で代表を降りることになり、任務を引き継ぎました。
「その女性が30代で、こういう活動に力を入れていて。その心意気に惚れた、というのかしら」(高橋さん)。

高橋さん自身、子育ても終わり、お孫さんも大きくなり、プライベートも仕事も順調、「このままでいいの?自分の労働力でできること、最後に何かやり遂げること、ないかしら?」と思っていたところに、「一日一食しか食べられない子ども」の話を聞いて、ボランティアとして動き始めたと言います。
「いろんな方がお弁当を取りにいらっしゃいます。一見、困窮しているように見えないご家庭も。しかし、ベンツに乗っていても、実情は苦しい場合もあるんです」(高橋さん)。

ボランティアの皆さんは年齢層も様々です

1回の開催で約150人がお弁当や食材を取りにいらっしゃいますが、その中で本当に苦しい子どもが1人いるだけでもいい。その中の数家庭だけが苦しくてもいい。そういう極限の方たちの居場所になるのが目的だといいます。

コロナ禍の今、お弁当や野菜の配布を希望する家庭は、開催するたびに増えています。それを悲観するのではなく、「今がチャンスなの。コロナ禍の今なら、苦しい人が苦しいと言える。どんどん苦しいと発言してほしい」(高橋さん)。

約150食分、唐揚げも大変です

次回の開催予定は12月16日(木)

近々では、2021年12月16日(木)にみんなの食堂が禅東院(本町)で開かれます。その日はクリスマス会として、チェロの演奏も入る予定。
お弁当や食料が欲しい方は、13日からのネット上での予約制なので、ぜひ。

また、この団体では常にお料理ボランティアや、皆さんに差し上げる清潔な洋服やタオル、毛布などの寄付を受け付けています。
「私も社会のために何かしたい」という方もぜひ、ご協力ください。
(取材:高田)

ご予約はこちら

会場 : 禅東院 (八王子市本町17-19)
料金 : 子供0円 (22歳の学生まで無料) / 大人200円 (大人分は4個まで)
申込 : 12月13日 13:00~ 申し込みフォームで受付
お問い合わせ : dattochi(ダットッチ)みんなの食堂
ご寄付、ボランティア希望の方など → 080-7968-0908 (高橋)

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