皆さんこんにちは!
イーアス高尾にあるお蕎麦屋さん『高尾の桜』で、なんと夕方からの天ぷら食べ放題が始まりました。「天ぷらなんてそんなに食べられないよ」とおっしゃるあなた、一度のぞいてみてください。
天ぷらの系譜
天ぷらには2種類ある。蕎麦屋の天ぷらと天ぷら屋の天ぷらと。いやはや、料理取材歴30年の筆者も、これを知ったのは30代になって、日本全国の『蕎麦屋の名店』を取材してからなんです。
イーアス高尾の中でも売り上げ上位を誇る人気店です
まず、蕎麦屋の天ぷらは衣に花を咲かすともいい、衣を比較的厚めに仕上げます。衣をあえてカリカリに仕上げる店もあります。そして、ある程度作り置きし、油を抜く店も。
これはすべて、『天ぷらとそばを共に食べる』もしくは、『天丼にする』のに最適だから。
それに対し、天ぷら屋の天ぷらは、主役は素材。衣は、薄く上品に。アツアツのまま食べるのが理想です。ところが現在は、『衣に花を咲かせた』蕎麦屋風と、『衣はあくまでも薄い』天ぷら屋風は、混在しています。どれがいい悪いではなく、あくまで好みなのですが、天ぷら好きは、衣が薄い素材重視の天ぷらを好む傾向があります。
お蕎麦も食べ放題です
で、今回の『高尾の桜』。イーアス高尾のオープンと共に誕生した蕎麦の名店ですが、このたび、『天ぷら食べ放題』しかも、そば、うどん、ご飯食べ放題というメニューをはじめました。この天ぷらが、衣が薄い天ぷら屋さん風の天ぷらで、非常に食べやすいんです。
秘密は米油
食べ放題の天ぷらは、野菜、キノコ、エビ、など常時約8種類が、揚げたてでテーブルに並びます。取材時は、ロマネスコという新種もあり、それがなくなるとズッキーニに……。お客様の食べるスピードに合わせて、どんどん野菜の種類も変わっていく、という趣向です。よくある食べ放題の店のように、たくさん揚げて、並べておくという方法でないのも、気持ちがいいですね。ところで、ここの天ぷら、なんでこんなに食べやすいんでしょう?
このように天ぷらが並びます。好きなだけお食べください。(※ただし食べ残しは厳禁です)
天つゆで頂くもよし、天丼にして頂くもよし
「それは、米油を使っているからなんです」と、担当の岸本さん。『高尾の桜』では、玄米由来の成分豊富な米油を使い、デンバーフライヤーという電子の振動で熱を伝える技術で天ぷらを揚げているので、揚げ物の油の吸収量を40%減らすことができました。どうりでさっぱりしているはずです。「こんなに食べやすいと、たくさん食べちゃいますよね?エビの天ぷらも!」と筆者が言うと、「何本でもどうぞ」と。こんなうれしい食べ放題、行かない手はありませんね。【取材:高田】
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高尾の桜
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市東浅川町550-1 (イーアス高尾1階)
- アクセス
- 高尾駅南口 徒歩7分
- 営業時間
- 11:00~22:00 (LO 21:30)
- 定休日
- 年中無休
- 電話
- 042-663-1139
- @takao_sakura
- 備考
- 無料駐車場あり
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。